沈みゆく国といわれるツバルは、実は治安が最高に良い国だった?

画像出典:INABA Tomoaki (CC BY-SA 2.0)

沈みゆく国といわれるツバルは、実は治安が最高に良い国だった?

ツバルはポリネシアに浮かぶ小さな島国で、人口は国全体でも1万人弱しかいません。フィジーの近くで温暖な気候に恵まれていて、政治的にはイギリス連邦に加盟しています。海抜が最も高いところでも5メートルほどしかないため、このまま温暖化が進み海面が上昇し続けると、海に沈んでしまう国として有名になりました。

南の島、沈みゆく国、両面のイメージを持つツバルの治安はどのような状態なのでしょうか。説明します。

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沈みゆく国といわれるツバルは、実は治安が最高に良い国だった?

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1. 世界で二番目に人口が少ないから治安が良い?

出典: Gabriella Jacobi (CC BY-SA 3.0)

ツバルは多くの島からなる国ですが、最も大きな島でも、南北約25キロ、東西約18キロほどしかありません。そこに1万人弱の人たちが住んでいます。独立国としてはバチカン市国の次に人口が少なく、世界で二番目に人口が少ない国といわれています。

ツバルは独立国ではありますが、人口がこれだけ少ないと、島の人たちがみんな顔見知りとまではいかなくとも、それに近いものがあります。島全体がのどかな村といった雰囲気です。ですから、悪事をはたらけばすぐに島内に知れ渡ってしまうため、意図的な犯罪は起きにくい環境といえます。人口が少ないから治安が良い、と言い換えることもできるでしょう。

2. 産業がほとんどないから治安が良い?

出典: Stefan Lins (CC BY-SA 2.0)

ツバルには天然資源がほとんどありません。海面からわずかしか出ていないので標高差もなく、水を蓄えるさえ難しい地形です。気候も治安も安定しているので観光で発展できそうですが、インフラの整備が追い付かず、観光地化もあまり進んでいません。

ツバルは国内経済の2/3ほどを外国からのODAに頼っていて、国民1人あたりのGDPは20万円にも達しません。他方で大きな産業や職業による格差がないため、経済的な問題から治安が悪化するという傾向もみられないようです。経済や格差の問題は治安悪化の引き金となる場合が多いのですが、ツバルはそれがないため、治安の乱れが少ないのでしょう。

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