食肉加工工場として世界遺産に登録されたウルグアイのフライ・ベントスの産業景観

画像出典:Matyas Rehak/Shutterstock

食肉加工工場として世界遺産に登録されたウルグアイのフライ・ベントスの産業景観

目次

食肉加工工場として世界遺産に登録されたウルグアイのフライ・ベントスの産業景観

フライ・ベントスの産業景観とは?

出典: commons.wikimedia.org

南米ウルグアイの西部にあるリオ・ネグロ県に位置する「フライ・ベントスの産業景観」は、1859年に創設された食肉加工工場を中心に発展した産業建築物群で構成された地域で、2015年にウルグアイで2つ目の世界遺産にも登録された観光スポットとなっています。世界遺産に登録された要因として、ウルグアイ川に面したロケーションが産業と密接に結びついていることや、食肉の輸出や合計55ヵ国からの移民労働者を受け入れていたといった国際的な結びつきが高く評価されたことが挙げられます。

元々1858年にリカルド・ヒューズがラウレーレス川とフライ・ベントス川の間にある土地で肉の塩漬け工場の建設に着手したことが始まりとなっています。しかし当時はヨーロッパへ肉の輸送を可能にする長期保存技術が確立していなかったため、肉の塩漬け産業は20世紀の終わりに廃れてしまったという歴史を持っているのです。その後有機化学の父といわれるドイツ人科学者のユストゥス・ボン・リービッヒが肉エキスを開発したことにより、それらを生産してヨーロッパへ輸出するようになりました。主にコンビーフのようなそれらの商品は「フライ・ベントス」という商標で世界中に販売されたことで一躍有名となったのです。この工場は1979年に閉鎖し1989年に国の歴史的建造物に定められ、2015年に世界遺産に登録されました。なおこの工場は現在も小規模企業が稼働させています。

フライ・ベントスの産業景観へのアクセス

「フライ・ベントスの産業景観」はウルグアイの西部にあるリオ・ネグロ県に位置し、アルゼンチンとの国境であるウルグアイ川沿いにある観光スポットです。ウルグアイの首都であり、さらには国内最大級の空港であるカラスコ空港があるモンテビデオからは約300㎞離れていますので、バスや車で移動することをおすすめしますよ!移動時間は約4時間弱となっています。また「フライ・ベントスの産業景観」の近郊の都市としてメルセデスが車で約30分ほどの場所に位置していますので、宿泊を伴う観光で訪れる場合はメルセデスでホテルを予約してみてはいかがでしょうか?

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

ウルグアイでおすすめの記事

ウルグアイのアクセスランキング