英国王室と関連の深いマン島のビザのしくみと種類について

画像出典:DEREKMcDOUGALL

英国のブリテン島とアイルランド島の間にある小さな島が「マン島」です。バイクが好きな方はマン島のレースが有名なのでご存知の方もいるでしょう。では、マン島へ入国する場合、ビザは必要なのでしょうか?
申請する場合は、どのような手順で申請すれば許可が下りるのでしょうか?
英国王室とマン島との関係も併せてビザのしくみと種類について紹介していきます。

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英国王室と関連の深いマン島のビザのしくみと種類について:目次

1.マン島のビザのしくみ

マン島は英国王室に依存しつつも、マン島内での自治権を有しています。国家元首はエリザベス女王陛下(2017年2月現在)です。英国王室に依存しているマン島ですが、英国大使館および世界の他の外交事務所との交渉権を有しています。英国大使館によって提供されるサービスの一つに、マン島のビザの取り扱いの代理があります。
マン島とイギリス、チャネル諸島(ガーンジー島、ジャージー島)、そしてアイルランド共和国は「コモン・トラベル・エリア(CTA)」と呼ばれています。これは、コモン・トラベル・エリアに入国し、入国(英国など)の審査を受けた訪問者は、コモン・トラベル・エリアの他の場所へ入国する際に改めて審査を受ける必要がないことを意味します(簡略化)。単にマン島とイギリスとの間の旅行は国内旅行という扱いになり、その他の法律や規則に縛られることはありません。しかし、アイルランド共和国経由でマン島に入国する移民(アイルランド共和国入国管理法1972年改正)は、入国を控えなければなりません。

2.マン島のビザの種類

EU・EEA以外の国籍の方のビザ要件(日本国籍を含む)

内務省、英国、移民局(UKVI)、ジャージー島またはガーンジー島から発給された有効なビザがある場合、追加のビザを必要とせずにマン島を訪問できます。要求された場合にのみ、有効なビザのあるパスポート(旅券)を提示すれば足ります。
マン島のビザ要件は、英国のビザ要件とほぼ同じです。ビザが必要かどうかは、英国のビザのウェブサイトが参考になります。また、シェンゲンビザはマン島では無効です。
マン島に入るためにビザが必要な場合は、旅行前に申請しなければなりません。これはオンラインで申請します。
オンライン申請は、居住国の英国外交郵便に送付されます。当該申請書が審査のため、マン島移民局へ転送されるようマン島に来る意思を明記してください。もし明記しない場合、英国政府自らが判断することになります。

スタンダードビジタービザで入国する

マン島を訪れたい場合は、最大6ヶ月間有効なスタンダードビジタービザを申請できます。 申請プロセスに関するガイダンスと情報については、英国のビザと移民ウェブサイトが参考になります。

標準的な訪問者ビザは、以下のような特定ビジネス関連活動が許可されます
1.会議または訓練
2.特定のスポーツ関連イベント
3.アーティスト、エンターテイナー、またはミュージシャンとして訪問
4.医者または歯科医として医療関係の添付書類またはオブザーバーの口上書によって訪問
※入国管理規則の付録「V」を参照の上、スタンダードビジタービザで許可されているビジネス関連活動の全てのリストを確認してください。

婚姻目的または民間のパートナーシップでの入国

婚姻訪問者ビザを申請する必要があるのは次の場合です。
1.マン島で婚姻または市民パートナーシップに参加する
2.マン島で婚姻または市民パートナーシップの通知をする
3.婚姻や市民パートナーシップ参加後、マ​​ン島に滞在する予定がないこと

条件
1.18歳以上であること
2.到着から6ヶ月以内に婚姻の通知、婚姻またはマン島の市民パートナーシップへの参加を行うこと
3.関係に偽りがないこと
4.マン島の訪問が6ヶ月未満であること
5.訪問後にマン島および英国を離れること
6.働くことなく自分自身または公的資金の援助もしくは親戚や友人によって滞在が可能であること
7.帰りの旅費や滞在費用が保証されていること
8.英国以外の国(アイルランドおよびチャネル諸島)へ行かないこと
※詳細は、入国管理規則の付録「V」および英国のビザと移民ウェブサイトを参照してください。

注意:
上記の注意事項は一般的な目安であり、マン島移民法または移民条項のすべての抜粋ではありません。申請前に入国要件を満たしていることを自分自身で確認して下さい。

◎まとめ

英国でありながら、英国でないマン島はビザの手続を英国に委任しつつも自治権を有しているという微妙な関係に立っています。ビザはスタンダードビジタービザ、婚姻または市民パートナーシップビザの2つがあります。他に移民に関する規定もありますが、観光で訪れる場合はスタンダードビジタービザを取得することになります。

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