【バーレーンの治安情報】大規模なデモや集会などに注意が必要!

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【バーレーンの治安情報】大規模なデモや集会などに注意が必要!

バーレーン王国は、中東・西アジアの国家で首都はマナーマ。アラビア湾のほぼ中央のアラビア半島沿いに位置し、40もの島々から成る島国です。国土は奄美大島と同じくらいの大きさです。アラビア語で「2つの海」を意味するバーレーンですが、島に湧く水と、島を囲む海水を表しています。また、バーレーンはビーチリゾートもあり観光にも力を入れている国なんですよ。そこで気になるのがバーレーンの治安ではないでしょうか。渡航前に治安情報を得て楽しい旅にしたいものですよね。ここではバーレーンの治安情報や注意事項をご紹介していきます。

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【バーレーンの治安情報】大規模なデモや集会などに注意が必要!

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1. 大規模デモや集会に気を付けよう

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現在、外務省が発信しているバーレーンの治安の状況は「危険度レベル1・十分注意してください」となっています。バーレーンでは、2011 年の「アラブの春」に触発された全国的な反政府デモにより大規模な騒乱が発生し、これに伴い多くの日本人が緊急帰国する事態となりました。CCG連合軍が出動し沈静化はしましたが、現在でも非合法のデモが行われたり、タイヤを燃やして道路を封鎖したりと一部過激グループと治安部隊で衝突が発生しています。

こういった状況はいつどこで発生するかが予測できません。もし万が一遭遇した場合は、直ちにその場から離れるようにしましょう。日本とバーレーンは治安状況が異なるということを意識した上で行動するよう心がけましょう。

2. バーレーンのルールを知り、自らも治安を守ろう

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バーレーンは人口のおよそ85%がイスラム教と言われていますが、信仰の自由が認められている国です。しかしながら、旅行者であってもバーレーンを訪れる際にはイスラム教を尊重することが大切。自らもバーレーンのルールを知り、治安を守るようにしましょう。

バーレーンでは男女の付き合い方に厳しく、公衆の面前でキスをすることは罪になります。また、一部のレストランやホテルでは飲酒が許可されていますが、公然の場での飲酒は罰則も。こういった内容は治安を乱すだけでなく、罰金や逮捕されるなどもあるようなので注意が必要です。日本とルールが異なりますが、イスラム教を理解した上で行動するようにしましょう。

3. 強盗や窃盗に注意しよう

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現在、バーレーンは危険度レベル1になっていますが、首都のマナーマを歩いていると治安の悪さを感じるどころか、むしろ治安がいいと感じる人もいるかもしれません。しかしながら、バーレーンでは外国人を狙った強盗、窃盗事件は発生しているので外出時は十分注意が必要です。

貴重品はバッグに入れずに肌に身につけるマネーベルトに入れるなど工夫しましょう。貴重品とバッグを分散させることにより被害を最小限に抑えることもできます。観光中はもちろんですが、ホテルやレストランなど治安がいい場所であっても、油断せず注意が必要。また、外国人というだけで目立つ存在ということを心に留めておきましょう。

4. 女性の一人歩き

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バーレーンは世界中から観光客やビジネスで訪れる人も多いせいか、治安を悪いと感じることはあまりないかもしれません。バーレーンはイスラム教の戒律を守っている国ではありますが、女性も顔や姿を隠す必要もなければアルコールを販売する店もあったりと、他の湾岸諸国と比較すると宗教的な規制はゆるいと感じることでしょう。

しかしながら女性の一人歩きは避け、肌を露出する服装も避けてください。バーレーンでは外国人を狙った強姦も発生しています。夜間の外出、特に女性の場合は一人での行動を避けることによって、自らを守ることにも繋がります。日本と治安が異なるということを意識し、治安がいいと思う場所であっても注意が必要ですよ。

5. テロに注意しよう

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バーレーンは、国民の約7割がシーア派の住民、約3割がスンニ派で国を統治する構造です。7割を占めるシーア派が政治、経済的に差別されているという意識があり、平穏なデモから過激なテロなどの反政府活動を行っています。シーア派による爆弾テロは2016年も数回発生しており、警察官に死傷者が出たり、民間人も巻き添えになっています。

また、近年では世界各地でイスラム過激派組織によるテロ事件が発生しています。外国人というだけでも目立つ存在なので治安に敏感になる必要があります。バーレーンを訪れる際には、必ず最新の治安情報、テロ情勢の情報を入手しましょう。日本とバーレーンは治安事情が異なるという危機管理意識を持ち、行動することが重要です。

◎まとめ

バーレーンは中東の国家ではありますがイスラム教だけでなく、他の信仰の自由も認められていることから、周辺諸国の中では訪れやすい国と言えるのではないでしょうか。また、バーレーンは多くのビーチがあるためリゾートを楽しめる国としても知られ、観光客も多く訪れる国なんですよ。バーレーンのルールを知り、訪れる際には自らもバーレーンの治安を守りながら、楽しい観光をしてくださいね。

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