マトリョーシュカから伝統工芸まで、ロシアの可愛いお土産大集合！

広大なロシアの面積は何と日本約45倍で、国内でも時差が10時間も生じるんです。気候もツンドラ、ステップ、タイガなど様々で、ひとくちにロシアは～なんて言えないくらいの地域差を持った国。

2018年のサッカーワールドカップを控えて目まぐるしく変化をしつつあるロシア。その魅力は大自然はもちろんの事、モスクワの歴史的建造物やサンクトペテルブルクの美しい街並みにエルミタージュ博物館、など尽きることはありません。

そんなロシアで、どんなお土産を買えばいいのでしょう？定番を中心に可愛いお土産5点をご案内します！

1.マトリョーシュカ

ロシアのお土産というと、誰もが思いつくのがマトリョーシュカですよね。それじゃあまりにも定番すぎる？でも可愛い物は可愛いから仕方ない。ロシアを旅するとどこの観光地でも見かけすぎて、避けようと思っていても最後には買ってしまう不思議な魅力がマトリョーシュカにはあるんです。

明治時代に来日したロシア人が、お土産に買って帰った七福神の入れ子人形からアイディアを得て、ロシアでマトリョーシュカが作られるようになったとか。柄は女の子版が定番ですが、政治家や世界のスターをかたどった物などもあります。見ているだけでも楽しいですよ。

2.チェブラーシカ

次も可愛らしいお土産をご紹介。ロシアが生んだ可愛いチェブラーシカは1966年に絵本として登場し、1969年から人形アニメで映画化されました。オレンジの入った箱に詰められてやってきたチェブラーシカは、コグマのようなサルのような？実は正体不明という設定。

日本では2009年にテレビアニメ化され、2010年には完全新作の人形アニメ映画が作られています。何とも言えない愛嬌のある顔に、大きすぎる耳。日本でご当地グッズが作られたほど人気があるのもわかりますよね。ぜひ本場のロシアでのご当地グッズを探してみましょう。

3.琥珀のアクセサリー

バルト海沿岸のカリーニングラードを中心としたあたり一帯は、琥珀の産地として有名で、ロシアの琥珀は世界の産出量の8割を占めると言われています。

琥珀とは？樹液が長い年月をかけて固まった物で黄色や茶褐色をしています。古代から燃やしてお香にしたり、お守りにしたり、のどの薬として粉末にして飲んだり、塗り薬として使われてもきました。

ヨーロッパでは幸せをもたらす石と言われ、その癒し効果も注目されてきました。一昔前はデザインが年配の人向きだった琥珀アクセサリーも近年どんどんお洒落に変貌。琥珀の女王と言われる乳白色の物や、虫が入った物などが珍しくておススメです。

4.ホフロマ塗り

ボルガ川左岸にあるホフロマで300年ほど前に生まれたホフロマ塗りは、ロシアを代表する工芸品として人気があります。一つ一つが手描きなので全てが一点物！という貴重なホフロマ塗りは、ロシアの一般家庭で普段使いされています。

黒地に赤や金で描かれるモチーフは、花や木の実や果物や鳥などで、見れば見るほど愛着が湧いてくる可愛さです。ロシアにはホフロマ風な塗り物が出回っていますが、本場ホフロマの物にはちゃんとステッカーが貼ってあるので確認して下さいね。

5.GUM百貨店オリジナルグッズ

モスクワの赤の広場にあるGUMU百貨店は、1893年創業以来ロシア人に愛され続けてきた老舗百貨店。その歴史的な美しい建物は立派な観光地の一つです。
3階建ての建物で、ヨーロッパの高級ブランドやカジュアルブランドが並びます。3階にはフードコートもあるので、ちょっとした休憩をしたい時にもピッタリ。

中でもおススメなのは1階にある高級食材店、ガストロノム・ノーメル・アジンです。ここではGUM百貨店のオリジナル紅茶やコーヒー、お菓子類が買えるんです。ちょっとレトロなデザインの缶に入った紅茶や、GUM百貨店のイラストがついた缶クッキーも可愛い！ぜひ覗いて見て下さいね。

◎まとめ

ソ連時代の物やちょっと変わったアンティークが欲しい方は、メトロのパルチザンスカヤ駅からすぐですにあるイズマイロフ市場、通称ヴェルニサージュに行くのもいいですね。大規模な蚤の市なので、一見ガラクタのような中から掘り出し物を探しあてる事が出来るかも？珍しい物好きな方へのお土産にはピッタリですよ。

マトリョーシュカから伝統工芸まで、ロシアの可愛いお土産大集合！