太平洋ミクロネシアの島国マーシャル諸島の治安は、比較的良好だといわれています。ただ、件数は少ないですがスリや強盗、盗難などが発生しています。マーシャル諸島には、29の環状に形成されたサンゴ礁と5つの島があり、その美しさから「真珠の首飾り」とも呼ばれています。
美しい島国マーシャル諸島の治安は心配するほどではありませんが、安全に旅行できるように、マーシャル諸島の治安をご案内します。参考にして楽しく快適な旅行にしてください。
目次
【マーシャル諸島の治安】ダウンタウンでは麻薬の売買もあり危険!
1. ダウンタウンでは麻薬売買や売春があり危険
マーシャル諸島全体の治安は良いのですが、ダウンタウンに限っては麻薬の売買や売春などが行われているといわれ、治安が悪い地域とみられています。これらに関連した傷害事件も発生しているので、マーシャル諸島のダウン・タウンには近づかないようにしましょう。
とくに夜間の外出は危険です。そもそもマーシャル諸島では、ホテル周辺以外には基本的に街灯がありません。日没後はむやみに外出しないことが、事件・事故に巻き込まれない一番の対策です。
2. 盗難、自動車事故、空き巣に注意
マーシャル諸島の治安は良いのですが、飲酒運転による事故は頻発しているといわれています。万が一、治安の悪い場所で事件に巻き込まれたら、すみやかに警察に通報しましょう。ただし、マーシャル諸島の警察は対応がとても遅いと言われているので、警察への通報と同時に、念のため大使館へも連絡することをおすすめします。
治安の悪い場所以外でも、車を運転する場合は、周りの車が異常な運転していないか注意する必要があります。飲酒による蛇行運転に十分気を付けて、もらい事故のないようしましょう。
3. 乗り合いタクシーはレイプの危険あり
治安の良いマーシャル諸島でも、このところレイプ事件が多発しているといわれています。マーシャル諸島の首都マジュロ環礁で、早朝や深夜の乗り合いタクシーに女性が乗り、暴行事件に巻き込まれる事例が報告されていて、大変危険です。女性が単独で乗り合いタクシーを利用するのは、絶対にやめましょう。
治安は良いといわれても、犯罪がないということはあり得ないので、充分に注意して行動して下さい。安易な気持ちで乗り合いタクシーを利用するのはおすすめできません。
◎まとめ
治安の良いマーシャル諸島の海は透明度が非常に高く美しい島です。観光客も多いので、安心してしまい、開放感を持ってしまいます。万が一、治安の悪い場所へ行ってしまい、事件や事故に巻き込まれ被害に遭わないよう、マーシャル諸島の治安を把握して、楽しく旅行できるよう、ご案内した治安情報を参考にして下さい。前もって治安の情報を知っておき、治安が良くても危機意識を持たなければならないと思うことが大事です。