中国の特別行政区「マカオ」はポルトガルの旧植民地で、今も町のあちこちにポルトガル統治時代の建物が残っています。そんな中国とポルトガルの雰囲気が混じり合った美しい町は世界遺産にも指定され、世界中から多くの観光客が訪れます。また東洋のラスベガスとも呼ばれ、一攫千金を目指してカジノを備えた大手ホテルを訪れる人も少なくありません。そんな中国とポルトガルの文化を持つお土産にはどんな物があるのでしょうか?マカオでオススメのお土産を紹介します。
目次
どっちを選ぶ?中国とポルトガル両方のお土産が揃う、マカオのお土産
1. エッグタルト
「パステル・デ・ナタ」と呼ばれるエッグタルトはマカオの代表的なお菓子の一つです。サクサクのタルト生地と濃厚なカスタードクリームの組み合わせに、聞いているだけでついつい涎が出てしまいそうですね。元々はポルトガルの伝統的なお菓子エッグタルトをイギリス人が改良して、マカオで販売し始めたのがきっかけだとか。
そんな美味しいエッグタルトは一つおよそ150円前後と美味しいのにお値段もリーズナブルで、甘い物好きの人にお土産としてあげたら喜ばれること間違いなし!お土産用として真空パックの物もありますので、日本でマカオの味を再現することもできますね。エッグタルトを最初に販売しはじめた「ロードストーズベカリー」や「マーガレットカフェ・イ・ナタ」などのエッグタルトは特に人気ですよ。
3. ガロ(雄鶏の置物)
ポルトガル語で雄鶏という意味の「ガロ」はポルトガルでは幸運を呼ぶ鳥とされています。なんでも丸焼きにされた鶏が聖母マリアの力で立ち上がり鳴いた為、処刑されそうになっていた無実の青年の命を助けたという逸話があるとか。そんな幸運を呼ぶガロはマカオの町の至るところで見ることができます。
一つ一つ手作りされているガロに同じものはなく、色鮮やかで大きさもいろいろ。小さい物だと200円くらいから購入できるのでお土産としてとても人気です。ガロを使った雑貨も売られていますよ。幸運のガロを沢山買ってお土産として配るのもいいですね。ユーモラスなガロの表情に癒される、お土産に最適なラッキーアイテムです。
3. 中国茶
私達日本人も大好きなお茶、ここマカオでも日常的にプーアール茶が飲まれています。マカオは17世紀よりポルトガルなどの西欧にお茶を輸出する拠点となっていた場所。そんなマカオには「お茶文化会館」などもあり、無料で一般客に公開されているんです。
そんなマカオのお茶もぜひお土産として日本に持って帰りたい品ですね。観光スポットにある綺麗にパックされた中国茶もいいですが、どうせならお茶屋さんで買いたいもの。特にお薦めは80年以上の歴史を持つ老舗のお茶屋「英記茶柱」で、鉄観音茶からプーアール茶まで様々な種類のお茶が揃います。量り売りが基本なので、いろいろな種類を少しずつお好みで買うこともできますよ!
4. ポートワイン
日本ではなかなか手に入りにくいポルトガルのポートワイン、ここマカオではお手軽に手に入れることができるんです。元々ポートワインとは発酵の途中でブランデーを加える製法で、濃い独特の味と甘みが癖になるワインです。
現在もポルトガルとの結びつきの強いマカオでは日本ではなかなか手に入らない珍しいポートワインも購入できますので、お土産としても人気です。どんなワインをお土産にしたらいいかわからない、という人も大丈夫!「マカオワインミュージアム」では様々なワインを試飲でき、その場でお気に入りのワインを購入することができます。またはスーパーマーケットなどでリーズナブルなものを気軽に買うのもいいですね。しかしワインなどのアルコールは日本への持ち込み制限がありますので注意してくださいね。
まとめ
マカオは中国でありながら今もポルトガルの面影を残しており、町全体が世界遺産に指定されているほど美しい町です。食文化も中国の物、ポルトガルの物が混じり合い、アジアにいながらヨーロッパの雰囲気も味わえるというお得な場所ですね!もうひとつのお土産アイデアとしては、マカオらしくカジノで使用されている物と同じようなトランプやマグカップなどのカジノグッズなども面白いですね。