【赤道ギニアの治安】ひったくりや強盗多く、全土で危険レベル1

画像出典:Embassy of Equatorial Guinea

【赤道ギニアの治安】ひったくりや強盗多く、全土で危険レベル1

赤道ギニアは、アフリカ中部西岸沖のビオコ島と、カメルーンとガボンに挟まれた大陸部とで構成されている国です。意外にも、国土には赤道は通っていません。首都のあるビオコ島には、スペイン統治時代の大聖堂などがあり、観光名所となっています。

この国では窃盗や強盗事件などが多く、治安が良いとはいえません。外務省により、全土が危険レベル1の十分注意と勧告されています。また、インターネットや情報の一部を政府が操作しているといわれています。

それでは、赤道ギニアへ渡航するにあたって、注意すべき治安対策についてご紹介します。

目次

【赤道ギニアの治安】ひったくりや強盗多く、全土で危険レベル1

路上ではひったくりなどに注意

出典: Embassy of Equatorial Guinea

赤道ギニアの全土に、外務省から危険レベル1の十分注意の勧告が出ているので、どのエリアでも治安に問題があると考えて下さい。

とくに、日中でも人通りの少ない治安の悪そうな裏道は避け、単独行動も控えましょう。夜間は必ず車で移動し、酒場などの人が集まる場所にはできるだけ行かないようにしてください。また、狙われないためにも派手な服装や高級な時計、アクセサリーなどを持つのはやめましょう。貴重品は分散して携帯し、強盗にあっても金品すべてを取られないような工夫も必要です。

赤道ギニアの経済都市バタや大陸部の地方都市への陸路での移動もおすすめできません。通信や電力事情が劣悪なため、事件・事故に巻き込まれた際に連絡が困難になる可能性があります。

車の運転時には必ずロックをかける

出典: Embassy of Equatorial Guinea

赤道ギニアでは、停車中の車を狙った強盗事件も起きています。治安を考慮に入れ、車に乗車中はドアを必ずロックし、窓は開けないようにしてください。また、車外からカバンや財布、スマートフォンなどの金目のものが見えないように保管してください。車から離れる際には、荷物は持っていくか、トランクに入れるようにしましょう。

タクシーは相乗りが一般的ですが、同乗者から金品を要求されたり、所持品を窃取されるおそれがあります。ホテルで信頼できるタクシーを呼んでもらうかレンタカーの利用がいいでしょう。

また、赤道ギニアの夜間はさらに治安が悪化します。車やタクシーの利用が好ましいとはいうものの、車内であっても注意を怠らないようにしましょう。

テロを警戒しよう

出典: casimiro ondo

赤道ギニアでは、2017年2月時点ではテロの報告はありませんが、危険性がないわけではありません。テロへの警戒はとても難しいですが、渡航前に赤道ギニアの治安情報について外務省のホームページやニュース等で調べるなど、自分でできる対策を行いましょう。

また、この国では首都マラボでもインターネットの一部が統制されていて、SNSは使用できません。国内有事の際には、国内のインターネット通信全てが遮断される可能性があります。報道も政府により大きく統制されているため、とくに国内有事の際には情報がなかなか得られない可能性が高いといえます。

◎まとめ

赤道ギニアの治安とその対策についてご紹介しました。治安は、危険レベル1の十分注意の勧告が出ています。また、インターネットや情報の一部を政府がコントロールしている他、地方都市では連絡が困難になる可能性があります。

日本とはかなりかけ離れた環境の国なので、注意して行動することが必要です。強盗は、ナイフや拳銃を挙示している場合もありますので、抵抗せず金品を渡しましょう。

赤道ギニアで安全に滞在できるように、十分に治安に警戒し、対策をとりましょう!

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