動物王国・ケニアには、ゲームサファリを楽しみに世界中から観光客がやってきます。日本から遠いアフリカの地に来たのなら、家族や友人に喜ばれるお土産を買って帰りたいですよね。自分用には木彫りの動物で決まり!ゲームサファリで一番気に入った動物を連れて帰ってあげのも良いですね。
今回は「これを選べば安心!」というケニアの定番お土産を5つご紹介しましょう。
1.木彫り製品
ケニアの観光地やお土産屋さんで必ず見るのが、この木彫り製品です。主な産地はナイロビから車で二時間ほど離れた町・ワムニュで、周辺に暮らすカンバ族の職人さんの手によって作られています。一本の木から作り出す芸術品で、そのモチーフは主に動物やマサイの戦士たち。サファリで実際に見て気に入った動物の木彫りを連れて帰るのも面白いですよ。
手作りゆえに同じものが二つとなく、それぞれの表情を持った動物の木彫りはまさにケニアのお土産の王道と言えるでしょう。黒色の光沢あるマホガニーは数が減ってきており、最近ではムウークという木に変わりつつあるのだとか。マホガニーに比べると耐久性が落ちるそうなので、購入する際は要注意です。
2.ケニアコーヒー
軽くてリーズナブル、その上万人受けするお土産と言えばやはりチョコレートですよね。しかし、残念ながらケニアのチョコレートは、パッケージは可愛くても味があまり美味しくないので人気がありません。でもご安心を!ケニアには世界的にも有名なコーヒーがありますよ。
標高1400mから2000mのハイランド地区の火山性土壌で栽培されたアラビカ種のケニアコーヒーは、その味と品質に定評があるのはもちろん、世界中にもファンが多いのをご存知でしょうか?中でも、JAVA HOUSE(ジャワ・ハウス)」や「DORMANS(ドルマンズ)」は、スーパーでも簡単に購入できるのでお土産に最適。パッケージが動物柄の「Gibsons(ギブソンズ)」は見た目もとてもかわいいですよ。
3.紅茶
ケニアと言えばコーヒーのイメージが強いですが、実際にケニアの人たちが良く飲むのはコーヒーよりも紅茶なんです。長く続く晴天と恵まれた土壌を持つハイランド地方では、コーヒーだけではなく紅茶も栽培されていて、ブラックティの輸出量では世界ナンバーワンに輝いたこともあるのだとか。
スーパーでずらりと並ぶ紅茶を前に、どれを選んだら良いかつい迷ってしまいそうですね。そんな時は、ケニアの有名紅茶メーカー「Kericho Gold(ケリテョ・ゴールド)」や「Ketepa Pride(ケテパ・プライド)」、「Out of Africa(アウト・オブ・アフリカ)」などを選べば安心です。
帰国後、楽しかったケニアを思い出しながらのティータイムを楽しむのも良いですね!
4.ビーズアクセサリー
マサイ族やサンブル族が身に着けていることで知られるカラフルな色合いのビーズアクセサリーは、ケニアのママ(女性)たちが一つずつ丁寧に手作りした物です。色使いには全て意味があるのだそうですよ。色々見ていると目移りしてしまいますよね。
大きなネックレスはあまり出番がなさそうですが、小さなバングルはちょっとしたアクセントにもなるので気軽に身に着けてみてはいかがでしょうか?贈る相手の顔を思い浮かべながら、あれこれ選ぶのも楽しいですよ。交渉制のお店ではたくさん買うと安くなる事が多いので、一軒でまとめて買って値切りしちゃいましょう。
5.マカデミアナッツ
マカダミアナッツと言うとハワイ土産のイメージが強いですが、ケニアにも美味しいマカデミアナッツがありますよ。シンプルな塩味だけではなくシュガーコーティングやキャラメルコーティング、スパイス入りなどバリエーションが多いのが特徴。おすすめの紅茶メーカーでご紹介した「Out of Africa」というブランドのナッツは、ゴディバやネスレとも取引をしているので安心です。
スーパーでもすぐに見つかるので「お土産を買い忘れた!なんていう時にはとても便利。せっかくなのでおしゃれなパッケージのものを選んでみましょう。まずは一つ買ってみて味見をしてみてくださいね。
◎まとめ
他にもケニアには石鹸のような石を彫ったソープストーンの置物や、アカシアの蜂蜜、「カンガ」という東アフリカ全域の女性たちが身にまとうカラフルな布も良いですね。手作りの民芸品は、似たような物はあっても全く同じ物には二度と出会う事はありません。特に旅行中は同じ場所に戻らない事も多いので、気に入った物があれば即買いすることをおすすめします。