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クック諸島は、南太平洋に浮かぶ24の珊瑚環礁と火山島からなる島国。美しい海が魅力で、ゆっくり過ごすリゾート地として、またダイビングやシュノーケリングなどのマリンスポーツを目的として訪れる人が多い場所です。日本人観光客は少なく、アジア人観光客も少なめ。治安は比較的良いですが、ホテルなどへの侵入や強盗などの犯罪は発生しています。美しいリゾートアイランド、クック諸島の治安やその対策についてご紹介します。
目次
南太平洋に浮かぶ美しいクック諸島!治安は良好だけど戸締りには注意しよう
1. ホテル荒らしに要注意
クック諸島の治安については、特別心配する必要はありませんが、ホテル荒らしについては十分に警戒しましょう。島では、開放的な気分になることから、ドアや窓を開けっ放しにしている人も多いです。外出時や就寝時はもちろんのこと、ホテルに滞在している場合でも、戸締りを意識しましょう。
財布、パスポート、パソコン、スマートフォンなどは、部屋に置きっぱなしにせず、フロントのセキュリティーボックス等へ預けるといった管理も必要。また、ホテルや空港などでも、置き引きの被害が発生しています。クック諸島の治安の良さに油断せず、周囲を気にする意識を持ちましょう。島内のひと気のない浜辺などは強姦などの犯罪発生場所となっています。地元警察が島内のパトロールを実施していますが特に夜間は注意してください。
2. 防犯対策
クック諸島は、多くの人が美しい海を求めて訪れます。着飾る機会も少ないとは思いますが、治安の良い国とはいえ、最低限以下のことには注意しましょう。まず、周囲から目立つのは狙われる危険が高まるので、派手な服装や高級な時計、ブランド物のカバンなどを持つのはやめましょう。歩きスマホや通話をしていると、スマートフォンを奪われる恐れがあります。
ビーチやレストランでは、財布やカバンを置きっぱなしにしないなど最低限の注意が必要です。また、クック諸島でも夜間の治安は昼とは異なるため、一人歩きを避け、人気のない場所には行かないようにしましょう。ホテルのフロントや空港で、大きな荷物を持っている際には注意が散漫になりがちです。カバンから目を離さないようにしましょう。
3. テロへ警戒
2017年2月時点では、クック諸島でのテロの報告はありませんが、フランスやベルギー、バングラディシュなどの国で、いわゆるローンウルフによるテロが発生しています。
テロへの警戒はとても難しいものですが、渡航前にクック諸島の治安情報について外務省のホームページやニュース等で調べたり、治安の悪い地域には立ち入らないようにするなど自分でできる対策を行いましょう。危険を感じる時期には渡航中止にするもの大切です。クック諸島のようなテロとは無関係に思える場所でも、人の思想はわかりません。注意するのに越したことはありませんよ。
◎まとめ
クック諸島の治安について注意すべきこととその対策についてご紹介しました。治安が良いと言われるこの国ですが、窃盗などの犯罪は発生しています。過度に神経質になる必要はありませんが、戸締りをする、財布は置きっ放しにしないなど、当たり前のことには注意しないといけません。また、空港などでの置き引きにも注意しましょう。
クック諸島は、美しい海が魅力のリゾートアイランドです。楽しく海のアクテビティを楽しめるように、最低限、遅延への注意は怠らないようにしましょう。