「アフリカの真珠」と謳われた美しい国!東アフリカ・ウガンダの治安

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「アフリカの真珠」と謳われた美しい国!東アフリカ・ウガンダの治安

ウガンダは、かつて「アフリカの真珠」と謳われたほどの美しい国です。マチソン・フォールズや大自然の神秘を感じるルウェンゾリ山地、野生動物たちが住む森や大平原など現在もその美しさは続いています。ウガンダの首都カンパラの治安は、懸念されていたゲリラ活動もなく、現在は安定しています。一方、郊外ではインフラ整備が遅れており、現在でも餓死者が出るなど治安が良くない地区があるのも現状。2018年9月現在渡航中止勧告が出ている地域もあります。そんなウガンダの治安についてご紹介します。

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「アフリカの真珠」と謳われた美しい国!東アフリカ・ウガンダの治安

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1. 一般的な治安情報

出典: mtcurado

ウガンダの現在の治安は、外務省のホームページで危険情報が出ています。南スーダン国境からの難民流入で治安の悪化が危惧されましたが悪化は見られていません。この難民流入も一応落ち着きました。北部ウガンダにおいてもゲリラの活動が活発になっていましたが、現在は問題ないようです。

2016年2月に大統領選が行われオボテ大統領が再選しましたが、2011年4月に首都カンパラで起こった10人が死亡するというような反政府抗議集会・デモは起こっていません。しかし、西部では2015年4月に暴動が起きたと伝えられましたが、伝統的な牛の争奪に関するものと判明し、周囲には影響はなかったようです。安定しているとはいえ、治安上旅行には十分注意してください。

2. 注意するべき地域

出典: FrankvandenBergh

外務省では、4段階のレベルに分けて、治安情報を公表しています。ウガンダでは現在危険情報レベル1~レベル3までが出されています。ウガンダで治安上の危険な地域は以下の状況です。

レベル3は、北東部カボング県と西部のブンディブジョ県,ントロコ県は渡航中止勧告です。
レベル2は、北東部のコティド県,アビム県,モロト県,ナパク県,ナカピリピリティ県,アムダティ県と南スーダンとの国境付近は不要不急の渡航はやめてくださいとの警告が出ています。
レベル1は、首都のカンパラ及び上記以外の地域はレベル1の十分注意してくださいです。
しかし、北部のアジュマニ県,アムル県,ヌォヤ県,グル県,キトゥグム県,パデル県,アパッチ県,オヤム県,コレ県,リラ県,アガゴ県,ラムォ県や、北東部のカタクイ県,アムリア県,アレブトング県,オトゥケ県及び北西部のコボコ県,ユンベ県,モヨ県,マラチャ県,アルア県,ネビ県,ゾンボ県は前回までは、レベル2だったので注意してください。

3. 旅行者に対する注意

出典: D.P.G. Wilton

ここまでかなり治安が悪いイメージを持たれた方もいらっしゃるかもしれませんが、実は東アフリカの中ではウガンダは治安のいい国です。でも、スリやひったくりが頻発しており、特にバックパッカーの宿泊施設がある安宿周辺は物盗りが多いと報告されています。

夜行バスは、銃を持った集団にバスごと強盗に遭ったというケースが1ヶ月に1度程度報告されているので控えてください。首都のカンパラは、近年急成長し物価が上昇したため軽犯罪が増えています。バス及びタクシー・ターミナル、市場、酒場、レストラン、ナイトクラブ等で犯罪が多く発生しているので特にご注意を
。また、交通渋滞も多く交通事故も多発しているので、日本と同じ感覚で絶対に歩かず、多額の現金所持や高級装飾品、腕時計などを身に付けることは控えてください。

4. 病気に関する注意

出典: ChiccoDodiFC

ウガンダの治安上の注意として忘れがちなのが、病気に関する注意です。一番怖いのが悪性のマラリアが発生すること。観光地で有名な国立公園をはじめ全土で発生し、劇症タイプが発症しており数日で亡くなった例もあるとか。虫よけ対策を万全にしてくださいね。ウガンダの病気に関する治安では、過去4回もエボラ出血熱が発生し、マーブル熱やクリミア出血熱なども発生しています。

もし、伝染病にかかったと思ったら、カンパラの「ナカセロ病院」か「ケーズホスピタル」に行くのがおすすめ。ここは外国人の治療経験があります。できれば、ケニアかヨーロッパで治療するのが最善策です。アフリカでよくみられる感染症(黄熱、コレラ、赤痢等)に関する知識も十分に身に付けてから渡航してください。野生動物からもうつることがあることもお忘れなく。ウガンダの治安上、水は絶対に飲まないこと。氷も避ける方がベストです。

5. イエローカード

出典: Kaszojad

ウガンダに入国する際に、黄熱病の汚染地域に滞在してからの入国では、治安上イエローカードという予防接種証明書の提示が求められることがあります。アフリカという場所的な治安上、できれば黄熱病の予防接種やマラリア予防の薬の服用をおすすめします。

ウガンダも黄熱病汚染国に指定されています。ウガンダから他国に行く際もイエローカードの提示を求められます。ウガンダ国内でも、予防接種は可能ですが品質において保証はできません。治安のいい先進国などでの接種が望ましいでしょう。

◎まとめ

ウガンダの治安情報はいかがでしたでしょうか?東アフリカの中では治安がいいといわれるウガンダですが、安心はできません。現地で焦らずに済むように、できることは日本を離れる前に準備をして出かけることをおすすめします。

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