ナミビアの治安は比較的良好!それでもスリや強盗には注意。

ナミビアの治安は比較的良好!それでもスリや強盗には注意。

ナミビアはアフリカ大陸南部にある雄大なナミブ砂漠で有名な国。大西洋に面したケープ・クロスではアザラシやフラミンゴが見られ、エトシャ国立公園のサバンナではキリンやゾウなどの野生動物に出会えます。

ナミビアは政治的にも安定していて、治安もアフリカの中では良好です。しかし貧困層の増大などとともに、窃盗などの犯罪は増加傾向にあります。野生動物たちや雄大な自然を楽しめるナミビアで気になる、治安情報を確認していきましょう。

目次

ナミビアの治安は比較的良好!それでもスリや強盗には注意。

首都や観光地では強盗、スリに注意

ナミビアの治安は比較的良いとはいうものの、首都ウィントフック及びその周辺地域などの都市部では窃盗やスリ、路上強盗やATMでの強奪などが発生しています。特にクリスマスシーズンや5月の連休、夏休みのシーズンなどの観光客が増える時期は、金銭目当ての犯罪が増える傾向にあるので注意してください。

また、ナミビアの都市部ではレストランやお土産店などでクレジットカードのスキミング被害も発生しています。精算時には安易にクレジットカードを店員に渡さず、レジ前で精算しスキミングされないよう気を付けましょう。必ずレシートは保管して、クレジットカードの請求時に使用履歴を確認し不正使用がないかチェックしてください。

車上荒らしに注意

都市部など治安に警戒が必要な地域は車上荒らしが多発しているため、車を運転する人は警戒が必要です。駐車時には窓や鍵をしっかり閉め、カバンや携帯電話を車内に残さないようにしましょう。貴重品ではないからと、車内にカバンなどを置いておくと車上荒らしに合い、車を損傷させられてしまいます。

また、信号などでの停車時にも、貴重品が外から見えるように置いておくと、横から窓を割って取られる可能性があります。治安の心配される都市部以外でも、車の運転で注意しなければなりません。ナミビアの道路は未舗装の場所が多く、とてもすべりやすくなっています。雨の日の後などにスリップして横転する事故も相次いでいるので運転には注意しましょう。

最低限の防犯対策は必要

ナミビアではスリやひったくり、強盗などの犯罪が報告されています。特に都市部や観光地では、自分でできる防犯対策をきちんと準備した方が良いでしょう。まず、目立つ格好をしていると狙われる危険が高まるので、派手な服装や高級な時計、アクセサリーやブランド物のカバンなどを持つのはやめましょう。

貴重品は分散して携帯し、強盗にあっても金品すべてを取られないような工夫をしておくこともおすすめします。カバンは斜めがけでチャック付きのものを選び、自分の前で抱えるように持ちましょう。パスポートは可能な限り携帯し、大金は持ち歩かない方が無難ですよ。これはナミビアに限らず治安が心配される海外においては基本的なことです。流しのタクシーは利用せず、ホテルや観光局でタクシーを手配しましょう。

都市部以外の危険地域を知っておく

出典: commons.wikimedia.org

ナミビアは都市部以外にも治安が心配される地域があるため、そのエリアを知っておきましょう。まず南アフリカやボツワナ、アンゴラやジンバブエ、ザンビアとの国境地帯では窃盗や麻薬使用、違法銃器所持等の犯罪が発生しています。ナミビア政府当局は犯罪抑止のため隣国と協力しつつ合同での取り締まりを強化していますが、極力近づかない方が良いでしょう。

また、アンゴラとの国境付近の内陸側には地雷が埋まっている可能性があり、外務省より危険レベル1「十分注意」の勧告が出ています。他にもナミビアのリゾート地として有名な大西洋岸沿いのスワコップムンドやウォルビスベイでは、外国人旅行者を狙ったナイフを使用した強盗被害などが報告されています。

◎まとめ

ナミビアの治安はアフリカの中では比較的良い方です。しかしそれはアフリカの中ではという話。日本から見ると比較にならないくらい頻繁に犯罪が起きています。ツアーで観光していると気を抜きがちですが、カバンや財布、スマートフォンやパスポートについては自分の責任でしっかりと守らなければなりません。治安への知識をもち、雄大な自然とたくさんの野生動物を見ることができるナミビアを楽しみましょう!

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