カリブ海に浮かぶ西インド諸島の1つ「マルティニーク」はフランスの海外県で、フランス人に避暑地として人気の高いリゾート。公用語はフランス語で、通貨はユーロが使われています。
日本人にはまだ馴染みの薄い島ですが、マルティニークはフランスの街並とトロピカルな雰囲気が融合した美しい島です。ただ残念なことにマルティニークの治安は、決して良いとはいえません。国外へ出たら犯罪に巻き込まれないためにも、安全意識をいつも以上に高める!それが海外旅行の鉄則です。
目次
カリブ海に浮かぶフランスの海外県マルティニークの治安情勢
目次を閉じる
1.観光スポットや街中でのスリや置き引きに注意しよう

マルティニークは失業率が高く、多くの島の人々がフランス本土に出稼ぎにでています。特に若年層の失業率は、世界第2位という残念な数字が出ています。そのため街中でのスリやひったくり、置き引きに十分注意が必要です。防犯対策として、バッグを車道側に持たないようにし、ブランド品や高級時計、アクセサリーなど狙われるようなものをあまり持ち歩かないよう心がけましょう。また街や海辺などの観光スポットで話しかけられても、簡単に信用しないようにしましょう。特に片言の日本語で近寄ってくる人は要注意です。相手が観光客だと分かって近寄ってきていますので、他のことに気を取られているうちにスリや置き引きに遭う可能性もあります。声をかけられても相手にせず、その場から素早く離れるのが無難です。
2.危険な場所には近づかないよう注意しよう

観光スポットではない場所や人気のない場所、貧困層の住んでいるエリアなどにはなるべく近づかないようにしましょう。また観光スポットでも朝早い時間帯や夜遅い時間帯などは観光客が少なくトラブルに巻き込まれるケースもありますので、十分注意してください。また夜の一人歩きは男女を問わず注意が必要です。強盗や強姦などの犯罪に巻き込まれないよう決して一人歩きはせず、人気のない場所には行かないよう注意してください。