【ウルグアイの治安】南米では比較的安全!でも軽犯罪に要注意

【ウルグアイの治安】南米では比較的安全!でも軽犯罪に要注意

南米ウルグアイの治安は安定していて、治安の悪い国の多い中南米でも安全に旅行できる国です。しかし他国同様、路上強盗やひったくりなどの軽犯罪が多発しています。基本的な注意は必要です。以前は共産系武装革命組織トゥパマロスによるテロが多く報告されていましたが、軍に一掃されて以来、幸いにもテロ事件の発生はありません。依然として小規模の反政府運動は見られますが、大規模テロの活動はないようです。

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【ウルグアイの治安】南米では比較的安全!でも軽犯罪に要注意

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1. 「短時間誘拐」に要注意

一年に数回程度ですが、短時間誘拐が発生しています。被害者を短時間誘拐し、ATMで現金を引き出させたり、自宅で現金を脅し取った後解放するもので、ウルグアイに限らず時折日本でも似たような事件が起こっています。主に地元の人が被害にあい、外国人の被害報告はないようですが、今後全く被害がないとも言い切れません。

日本人は現地で「富裕層」とみなされているため、標的になる可能性もあります。標的にならないためにも、尾行や周囲の変化などに気づけるよう常に周りを意識しましょう。人気がない場所、親しげに話しかけてくる人には要注意!高級ブランドのバッグを持ち歩いたり、公共の場で財布を広げるのは厳禁です。

2. 治安の悪い場所を避け、人混みは持ち物や周囲に気を配る

首都モンテビデオでの日本人の被害は強盗やひったくりが主です。特に被害報告が多いのは旧市街地区(シウダ・ビエハ)や、新市街地区(ポシートス、プンタ・カレータス、ブセオなど。危険な地域は避ける、訪問する場合は華美な服装を避けたり、ブランドものや宝飾類は身につけない、自分のバッグには常に気を配るなどの基本的な用心を心がけましょう。

スーパーやショッピングセンターのような人混みが多いところも被害の多い場所です。特に代金を払うときに財布を出す瞬間は、周りを十分確認してください。二人乗りのバイクでのひったくり被害も多発しています。車道の近くは歩かないように気を付けましょう。

3. 現金・貴重品は分散して身につける

万が一、スリやひったくりにあって財布を盗られたとしても、一銭もない状態にならないような対策が必要です。例えば、財布に現金とクレジットカードを一緒に入れるのではなく2つに分けたり、衣服に隠しポケットを作り、貴重品・現金を分散して持つなどするといいでしょう。

強盗被害にあった場合、現金を渡して犯人が油断している隙に逃げれるよう、ある程度の現金を別に持っておくといいかもしれません。この場合は小銭程度の少額ではなく、犯人が納得できる金額が必要です。多すぎる必要はありませんが、ローカルの感覚でこれぐらいもらったら嬉しいというような金額です。治安が良い地域でも軽犯罪は昼夜問わず起こります。油断禁物ですよ。

4. カバンは肩掛けにしてから、しっかりと抱える

スリやひったくりに遭わないために、肩からかけられるカバンは肩にかけてからしっかりと片手で抱えてください。たすき掛けをガイドブックや情報サイトでは推奨していますが、実は危険です。特にウルグアイのようにバイクでのひったくりが多い場合、そのまま引きずられて大怪我をする可能性があります。

無理にカバンにしがみつかず、被害にあったら諦めるぐらいの気持ちでいましょう。現金より自分の体の方が大事なことを忘れずに!カバンをひったくられた場合を想定し、カバンには最低限の現金・カードなどを入れるに留め、貴重品やパスポートなどの身分証明書は内ポケットなど極力別の場所に保管するようにしましょう。

5. 危険人物かも?挑発行為や近づいてくる人に注意する

特に旅行中親切な人を見ると気を許しがちですが、全員が悪者でないにしても別の目的で近づいてくる人も多いです。バスや電車・道端で親しげに話しかけてくる人は簡単に信用しないようにしましょう。話に気を取られている隙に、相手の仲間にスられてしまう危険があります。また、服にわざと液体をこぼし、服真似をしてポケットから財布を抜き取ったりすることも考えられます。

物乞いの少年やヒッチハイカー、窓拭きの少年などが強盗犯に豹変することもあります。ウルグアイでは未成年の犯罪が多いので、少年だと思って油断しないよう気を付けてください。車の停車中の窓拭きやヒッチハイカーにも十分注意して、不用意に窓を開けたり停車しないのが賢明です。

◎まとめ

殺人やテロが多く世界一危険とも言われる中南米。その中でも治安が良く安心して観光できるウルグアイですが、それでも日本の治安とは比べ物にならないので、ぜひここで案内したことを心に留めて、最後まで楽しく安全な旅行にしましょう。被害金額は大したことがなくても、せっかくの楽しい気分が台無しですよね。一ヶ所に数日滞在する場合などは早く情報を入手し、危険地域などを見極めることも重要です。

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