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インド洋に浮かぶセーシェル共和国は、115の島々からなる国です。日本ではまだあまり馴染みがありませんが、ヨーロッパではリゾート地としてセレブの間で人気を博しています。ちなみに、イギリスのウィリアム王子とキャサリン妃がハネムーンに訪れたのがセーシェル共和国ですよ!では、「インド洋の真珠」と呼ばれるセーシェルではどのような点に注意して観光すれば良いのか。治安情報と併せてご紹介していきます。
目次
【セーシェルの治安】インド洋の真珠・美しい楽園は治安良好!
1.薬物の誘いに乗らないように!
出典: Syda Productions/Shutterstock
外務省が発信する治安情報を見てみても、セーシェル全土で危険地域に指定されているエリアはありません。美しい海と豊かな自然に囲まれており、マリンアクティビティが盛ん。そんなセーシェルは観光を主産業としているだけあって、首都ヴィクトリアを含めた治安はとても良好です。
しかし、近年セーシェルでは、人が集まるディスコなどでの薬物関連犯罪が増加しています。リゾート地で気持ちが大きくなり、羽目を外して後々後悔することのないよう注意が必要です。楽しいお酒の席で万が一薬物に誘われてもきちんと断りましょう。売買に関与するのもダメですよ!
2.夜の一人歩きと野犬に要注意
治安が良いからと言って油断は禁物。どこの国でも同じですが、夜の一人歩き二は注意しましょう。セーシェルは街灯が少ないため、暗い場所がたくさんあります。そんな場所を一人で歩くなんて、危険な場所に身を置くのも同じです。特に女性は注意してください。
また、セーシェルは野犬が多いのも特徴。日本では根絶できたと言われている狂犬病ですが、海外ではまだ珍しい病気ではないのです。狂犬病は犬だけに限らず、コウモリや他の動物からも感染する恐れがあります。死に至る病気ですので、夜間の外出を控えるなど自分の身を守ることを徹底しましょう。
3.スリや置き引きの被害報告も
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大きな犯罪はほとんど無いセーシェルですが、スリや置き引きなどの軽犯罪は少なからず発生しています。リゾート地で開放的な気持ちになり無防備になりすぎないよう、基本的な注意は必要です。
外出する際は必ず施錠すること。また、ビーチに行く際は、貴重品をセーフティーボックスに預けておきましょう。日本にいる感覚でビーチサイドに置きっ放しにしてはいけませんよ!ホテルやレストランなどの安心できる場所であっても、貴重品管理は徹底してくださいね。
4.テロや誘拐などについて知っておくべきこと
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外務省が発信している地域別の治安情報によると、現時点でセーシェルにおいて反政府武装組織の活動や国際的なテロ組織の活動は確認されていません。しかし、2010年には、ヨーロッパからの観光客がセーシェル沖を遊覧中に海賊に誘拐されるという事件が発生しています。
国際社会の取組により、現在ソマリアの海賊による事件は大きく減少したと言われていますが、いつどこで何が起こるかは予測不能です。セーシェル沖でこのような事件があったということも心に留めておきましょう。観光ツアーで行く場合は、ガイドさんの指示に従ってくださいね。
◎まとめ
セーシェルはとても治安が良いので、カップルだけでなく女性同士での旅行先としても魅力的です。美しいビーチと豊かな自然に囲まれついつい気が緩んでしまいそうですが、必要最低限の注意を怠ることのないように!犯罪の手口や危険な情報を予め頭に入れておけば、自ら防ぐこともできますよ。ぜひセーシェルで素敵な思い出を作ってくださいね。