【サモアの治安】基本的な注意事項さえ守れば問題なし!

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【サモアの治安】基本的な注意事項さえ守れば問題なし!

南太平洋に浮かぶ7つの小島からなるサモア独立国。一般的に「安全な国」と言われているだけあって、サモアの治安状況は安定しています。しかし近年は、不就労の若年層が首都アピアに集まるようになり、犯罪発生率の増加が問題になりつつあるのだとか。サモア滞在時はくれぐれも犯罪に巻き込まれないよう注意が必要です。それでは、サモアの治安情報についてご紹介していきましょう。

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【サモアの治安】基本的な注意事項さえ守れば問題なし!

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1.サモアの伝統的な部族社会「マタイ制度」

出典: Claire Charters/Flickr

部族社会であるサモアには、伝統的な「マタイ制度」が根強く残っています。地方では何をするにもまず、村のマタイの承認を得ることが必要なのです。旅行者や訪問者に対してはさほど厳しくありませんが、民家(ファレ)を無断で撮影したり内部を覗き見ないようにしてください。

また、宗教的儀式や伝統的な長老会議のほか、街中にある各国大使館建物等を撮影する際も許可が必要となります。無断撮影など言語道断!トラブルに発展しかねませんよ。治安が良いと言えどもマナーはとても大事です。サモアの人々の感情を害する行動は慎みましょう。

2.バスやタクシー利用に注意

出典: PROMichael Coghlan/Flickr

サモアのバスは整備が不充分で乗り心地も悪いため、外国人観光客はほとんど利用しません。治安が悪い訳ではありませんが、移動はタクシーが一般的。基本的にタクシーにはメーターがなく行き先と距離による定額料金となっているので、予めしっかり確認をしてから乗車しましょう。

元々は右側通行だったサモアですが、2009年より自動車は左側通行へと変更されました。そのため、左側通行に慣れていない運転手による事故が発生しているほか、右ハンドルの中古車が大量に輸入されたことによる交通渋滞も発生しています。万が一レンタカーを利用する際は、注意が必要です。

3.盗難や置き引きが増えています

出典: UN WOMEN Pacific/Flickr

比較的治安が良いサモアでも、観光客を狙ったスリや置き引きには常に注意が必要です。リゾートホテルでは、鍵を壊されて部屋の中にあった貴重品が盗まれる被害も発生しているのだとか。外出の際は貴重品を部屋に放置せず、セーフティボックスやホテルのフロントに預けるようにしましょう。

また、首都アピアのバーやレストランでは、座席の脇に置いていたカバンを置き引きされるという被害が報告されています。被害を最小限に食い止めるためにも、貴重品や多額の現金は持ち歩かないのが得策。パスポートやクレジットカードは服の中にしまうなどして、しっかり管理してください。モールやマーケット、空港、レストランなど大勢の人が集まる場所では特に注意が必要です。

4.夜間の外出は控えよう

出典: Dylan Coleman

どの地域においても夜間の一人行動は危険ですよね。アピア市内でも女性の帰宅時を狙った強姦事件や、ナイトクラブでの若者同士による傷害事件が発生しています。サモア人は一見温厚ですが、アピア市内のディスコやバーでは酔っ払い客の喧嘩が多いので、これらに巻き込まれないようにしましょう。見かけた時はすぐにその場を離れるように!女性だけでなく男性も要注意です。

5.自然災害や病気について

出典: ND700/Shutterstock

サモアでは、雨季(11月~4月)になるとサイクロン等による風水害が多発します。そのため、雨季にサモアを訪れる予定の方は、気象情報をこまめにチェックするなどの対策が必要です。事前に安全な退避場所を確認し、万が一に備えておきましょう。地元の方の指示に従うことも忘れずに!

また、サモアでは雨季に蚊が媒介し高熱を伴うデング熱が発生しています。生水や魚介類による下痢疾患もよく見られますので、飲料水はミネラルウォーターを飲用し、魚介類はよく熱の通った料理を食べるようにしてください。予期せぬ自然災害があるということを充分熟知して、トラブルに巻き込まれないように情報収集をしておくとこも大切です。

◎まとめ

美しいビーチと豊かな自然、そして穏やかな人々。比較的治安も良いサモアは、まさに「地上の楽園」といっても過言ではないでしょう。慌ただしい日々を抜け出して、ゆっくり過ごしたい方におすすめのリゾート地です。ポリネシアの伝統にも触れられるサモアで、安心安全な観光をお楽しみください!

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