インド洋マダガスカル島の東方に位置する島国モーリシャスでは、観光政策の一環として治安対策にも力を入れています。そのため、周りの国々に比べて治安状況は比較的良好といわれていますが、油断は禁物です。
観光やリゾートの島として知られるモーリシャスでは、スリや引ったくりなど外国人を狙った犯罪が報告されています。モーリシャスの治安
状況と対策について説明しましょう。
目次
モーリシャスの治安は良好！それでもスリ・引ったくり・置き引きに注意！
目次を閉じる
1.商店街や雑踏の中でのスリ・引ったくり・置き引きに注意！
比較的治安が良いといわれているモーリシャスですが、首都ポートルイスを中心にスリやひったくり、置き引きの犯罪が発生しています。とくに旅行者は格好のターゲットになるので、最低限の注意は必要です。
モーリシャスでは、リュックを背中に背負って歩くのもおすすめできません。知らないうちにナイフでリュックを切られ、財布を抜き取られるといった事例もあります。バックやリュックは前方に抱えるようにもつと良いでしょう。モーリシャスでショッピングに夢中になっていると、バックのことは忘れがちになってしまうので、買い物や雑踏を歩く際などにはとくに注意してください。
2.夜の一人歩きは強盗の危険があるので注意！
モーリシャスの首都ポートルイスでは、夜間に強盗事件も発生しているので、治安が良いといっても夜の外出には危険が伴います。モーリシャスでは、移動にはなるべく車を使うようにしましょう。加えて、できるだけ複数人で行動するようおすすめします。
モーリシャスの首都ポートルイスは、日が沈むと急激に人の数が少なくなるので、単独行動は危険です。ポートルイスの商店街は犯罪被害危険地域といわれ、とくに夜間は治安が良くないので、被害に遭わないよう十分に対策しましょう。
3.宿泊施設での窃盗の発生に注意
モーリシャスの宿泊施設（ホテル・バンガロー・別荘など）では、部屋を離れる際にはその都度カギをかけるようにしましょう。ちょっと部屋を空けた隙に、テーブルに置いてた物がなくなるといった事件も発生しています。
少しの時間でも部屋を離れる場合、必ず施錠を忘れないこと。治安が良いと思ってパソコンやスマホ、財布などをテーブルの上に出しっぱなしでカギを掛けずに出かけると、取り返しのつかない事態を招きかねません。面倒と思わずに、こまめに実行することが自分の貴重品の安全確保に繋がります。
4.人の少ないビーチでの女性の一人歩きは危険
モーリシャスは比較的治安が良いからといって、人の少ないビーチを一人で歩くのは危険！とくに女性は襲われてしまう危険性に配慮しなければなりません。モーリシャスの美しいビーチでは開放的になりがちですが、安心した隙にターゲットにされてしまうことも。
治安の良いモーリシャスでより楽しく過ごすには、常に防犯意識、危険意識をもって行動すること。できるだけ一人歩きはしないで、複数で行動するのが安全だといわれています。
5.中心都市ポートルイスの裏路地が危険
モーリシャスは治安が良いといわれていますが、首都ポートルイスに限っては額面通りに受け取ることはできません。ポートルイスの裏路地に行くと、場所によっては廃墟のような建物が連なっています。モーリシャスの住民はインド人と黒人が大勢を占めていて、そうした路地裏の生活の雰囲気にはなじめないかもしれません。決して興味本位でダウンタウンの奥まで踏み込まないようにしましょう。
◎まとめ
モーリシャスの治安は良好といわれていますが、犯罪が全くないわけではありません。日本でも日々、犯罪は起きてるように、モーリシャスでも一般的に犯罪はあるので、旅行する際には安全意識や防犯意識をもつことが必要です。
治安の良いモーリシャスですが、いつどこで被害に遭うのかわかりません。とくに日本人観光客は海外ではターゲットにされやすいので注意しましょう。デジカメやスマホは盗んだ後に高く売れるので、歩きスマホなど大っぴらに見せて出歩くのは控えましょう。
