ユーラシア大陸の中央に位置するキルギス共和国は、山岳国で昔は遊牧の民が行き交う、カラハン朝の都が栄えた国です。玄奘三蔵も訪れたと言われ、現在も80もの民族が共存しているため、多様な文化が交錯しています。キルギス共和国で山岳国ならではの神秘の湖や初夏に咲くチューリップ、エーデルワイス、ポピーがあなたを迎えてくれます。日本から飛行機で約10時間ほどかかりますが、時差はマイナス3時間と案外短いです。使用言語はキルギス語とロシア語です。滞在に対してのビザ取得は日本国籍者には比較的配慮されていて、1週間や15日間の旅行ならビザなしで滞在が許されています。
目次
ユーラシア大陸の中心。山岳国、キルギス共和国のビザの取り方
キルギス共和国のビザの仕組み
日本国籍者の入国に関しては、滞在期間が60日間を超えない場合はビザが不要で、60日間を超える場合は、ビザの手続きが必要となります。また、滞在登録も60日間を越えなければ必要がなく、60日間を超える場合は、キルギス共和国外務省とその管轄地区の代表部、またはキルギス共和国政府国家登録庁付属人口・戸籍登録局、または宿泊先のホテル等で滞在登録をする必要があります。また、滞在期間が60日間を越えない予定でビザなし入国して、入国後滞在期間を延長する場合は、いったんキルギス共和国を出国して、改めてキルギスの在外公館にてビザを取得して入国する必要があります。
キルギス共和国のビザの種類
《政府関係機関及び国務関係用ビザ》
キルギス共和国政府関係機関からの招待、国務などの目的で滞在期間が60日を越えた場合は、キルギス共和国外務省領事局でビザサポートの手続を行うため、招待する機関からの招待状(インビテーション・レター)が必要になります。また、キルギス共和国外務省領事局でのビザ・サポートの手続きは、一定の期間を要する場合があるため、必要な書類や手続きの方法等について必ず事前に在日キルギス共和国領事部に連絡をします。他には、パスポート、ビザを取得する本人のカラー写真(横3×縦4)、申請書2部(キリギス共和国政府観光局ホームページからダウンロードできます。)
《観光・ビジネス用ビザ》
プライベートや観光、ビジネスで訪れる場合や友人や親戚への訪問等の目的で、滞在期間が60日間を超える場合は、観光・ビジネス用ビザが必要となります。ビザ取得には、キルギス共和国外務省領事局で手続を行います。その際、訪問目的、滞在期間(60日間以上)、キルギス共和国での滞在場所やコンタクト・パーソンの連絡先などが書かれた私文書が必要になります。そちらを記入の上提出します。他には、パスポート、ビザを取得する本人のカラー写真(横3×縦4)、申請書2部(キリギス共和国政府観光局ホームページからダウンロードできます。)
まとめ
キルギス共和国へ渡航しようとする人は、一度キルギス共和国の政府観光局のホームページを訪れると、ビザ取得のサポートを入力フォームより必要事項を記入すると、助けてくれます。また、東京都目黒区にある在日キルギス共和国大使館へ直接行って相談するのも良いと思います。