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外務省海外安全HP:http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=024
インドとスリランカの南西に位置する人口40万人弱の島国、モルディブ。モルディブは美しい海に浮かぶ1200ほどの島々からなり、その中の85以上はリゾート島です。漁業と観光業が盛んで、モルディブの経済を支えています。
モルディブは日本人にも人気のリゾートで、カップルの旅行やハネムーンに大人気。リゾート地なので治安は良好なイメージですが、実際はどうでしょう?それでは、モルディブの治安をチェックしましょう。
目次
【モルディブの治安】治安の良い美しいリゾート。都市部では注意して!
1.基本的に治安は良好
モルディブで観光客の滞在するエリアには、基本的にひとつの島にひとつのホテルがあるだけです。観光客は宿泊したいホテルを決め、そのホテルのある島に向かうことになります。
そのため、そのリゾートに宿泊する人と働く人以外が外部から入ってくることはなく、盗難などの事件はほとんどありません。船着き場などではセキュリティも敷いてあるので、リゾート地では治安についてあまり心配する必要はありません。外務省が発信する海外安全ホームページにおいてもモルディブには危険レベルの設定はなく、基本的に治安は良いといえるでしょう。
2.首都マレでは注意が必要
外部の人間の出入りや住民のいないリゾート地は基本的に安全ですが、モルディブの人々の居住エリアの治安には注意が必要です。危険レベルは設定されていませんが、スリや置き引きといった犯罪が起こる可能性があります。観光客やモルディブの住人の集まる場所や空港などでは貴重品の取り扱いなどに注意しましょう。
特に、大型スーパーや土産店などの多い首都マレには、多くの観光客が滞在中の必需品やお土産を購入するために向かいます。治安が悪い場所ではないので過度な心配は不要ですが、モルディブの人も住む場所なので、基本的な防犯意識を忘れないようにしましょう。近年は失業者の増加により治安の悪化が懸念されています。
3.イスラム教への配慮を忘れずに
モルディブはイスラム教の国です。そのため、治安面では大きな問題はありませんが、モルディブの人々が住むエリアを訪れる際には、イスラム教への配慮をする必要があります。例えば、女性は露出の多い服装や断食月の飲食などは控えましょう。リゾート地では問題ありませんが、現地の人の住むエリアでは徹底してください。治安には直接関係しませんが、周囲の人たちに不快感を与えないことは、リスクを回避することにつながります。
観光客も現地の住民も快適に過ごせるように、現地の習慣に理解を示し、気を配ることは重要です。
◎まとめ
モルディブの治安について確認することはできましたか?
透明度の高い美しい海と白い砂浜が続き、ロマンチックな雰囲気の水上コテージが並ぶモルディブ。島丸ごとリゾートというユニークなスタイルは、特別感を味わえるだけでなく、部外者の出入りがないため安全面でもメリットがあります。治安も良好ですが、最低限の危機感は大切。楽園と呼ばれるリゾートを100%楽しむため、基本的な防犯意識は常に頭の片隅に置いておきましょう!