【リベリアの治安】内戦終結も治安は不安定。事前の情報収集は必須

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【リベリアの治安】内戦終結も治安は不安定。事前の情報収集は必須

西アフリカの赤道近くにあるリベリアは、大西洋に面した海岸線が美しいアフリカ屈指の自然豊かな国。長い間続いていた内戦が終結し、リベリアの治安は少し持ち直しましたが、経済的要因で再び治安の悪化が懸念されています。特に外国人は目立つ存在なので注意が必要です。

近隣諸国にも治安が不安定な国もあるので、最新情報の事前確認は必須。不要なトラブルに巻き込まれないように、安全対策を万全に整えてから出掛かけましょう!

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【リベリアの治安】内戦終結も治安は不安定。事前の情報収集は必須

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1.所持品の管理はしっかりと!

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リベリアの治安状況はそれほど深刻なものではありませんが内戦終結後の経済状態が良好ではないため、特に都市部では治安の悪化が懸念されています。マーケットや観光地など人が多く集まり注意が散漫しがちな場所では、スリや強盗被害に遭いやすいので注意が必要です。

また外国人観光客は目立つ存在で、狙われやすいということを忘れずに。気が緩みすぎないよう、所持品の管理をしっかりして常に周囲に目を向けることも大切です。近年リベリアの治安権限が国連からリベリア政府へ移譲されました。今後国内の治安をどの程度維持できるのかは未知数の為、十分な安全対策は必須。トラブルに巻き込まれないように気を付けてください。

2. 夜間の外出は控える

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昼間の街中でも最低限の注意は必要なリベリアでは、できれば夜間の外出は避けるようにしましょう。日が暮れると治安も悪くなり、犯罪に巻き込まれる可能性も高くなります。やむを得ない場合は、単独行動は避け車両での移動を心掛けてください。できれば地元に精通した人が同乗していればより安心です。また薄暗い通りや人気が無い場所は近づかないほうがベター。車両での移動でも、必ずしも安全ではないことを忘れないようにしましょう。

経済状況が良くないリベリアでは金品を狙った犯罪が多く、特に夜間の都心部では十分な警戒が必要です。不要なトラブルを回避するためにも、慎重に行動してください。

3. 人が集まる場所はなるべく避ける

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リベリアではこれまでに日本人が標的になったテロ事件は発生していませんが、治安が不安定なリベリアでは今後テロが発生する可能性はゼロではありません。 

リベリア国内には各地にモスクが点在していますが、人が多く集まる礼拝の時などを狙ってデモなどが行われる場合があります。混乱する状況の中で人びとが暴徒化する可能性や、テロの標的になる恐れもあるので、不用意に近づかないようにしましょう。少しでもおかしいと思うことがあった場合は、直ちにその場から離れるようにしてください。リベリアの治安情勢は不安定なので、こまめに最新の治安情報をチェックしましょう。

4. 食べ物や飲み物は慎重に選ぶ

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治安が不安定なリベリアは経済状況も思わしくなく、衛生状態も決して良いとは言えません。高温多湿な気候で頻繁に停電が起こる環境なので、食品の管理がきちんとされておらず、水や食べ物を介して下痢などを起こす場合があります。

火を通していない食べ物や長時間放置されていた食べ物は避けるようにしましょう。十分加熱処理したものであれば安心です。外食時に出される水や氷が入った飲み物も注意が必要。ボトルのミネラルウォーターは、しっかり封がしてあるかどうか確認してください。万一の場合に備えて、日本から医薬品を持参すると良いでしょう。リベリアの治安情勢に加えて、医療情報を調べておくとより安心です。

5. 動物や河川の水に触れないように!

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治安が不安定で衛生環境も整っていないリベリアでは、沼や河川の水や動物にも注意が必要です。道端で寝転んでいる犬や猫がかわいいからと言って、決して触れないようにしましょう。噛まれたり爪で引っ掛かれたりしてしまうと、傷口から狂犬病などに感染する恐れがあります。渡航前に予防接種を受けることもできるので、検討してみても良いかもしれません。

また、河川や沼には淡水性の寄生虫がいます。直接水に触れてしまうと、皮膚や口から感染する危険性があるので、できればあまり近寄らないようにしましょう。まだまだ治安の不安要素も多いリベリアでは、衛生面でも対策が必要です。正しい知識を収集して、事前の予防や対策をしておきましょう。

6. 感染症対策は万全に

治安維持が懸念されているリベリアでは、様々な感染症に掛かる危険性があります。リベリアで特に注意が必要な感染症は、黄熱やマラリア。黄熱は渡航前に予防接種を受けることが必要です。

また、リベリアで発生するマラリアは症状が重く、場合によっては命に関わる危険性があるので、蚊に刺されない対策が必要です。蚊の活動が活発になる夕方から明け方の外出は避けるようにしましょう。外出時は、長袖の上着や長ズボンを着用し、虫よけスプレーを利用するとより安心です。治安情報に加え感染症の情報も収集して、予め対策をしておくようにしましょう。

◎まとめ

様々な時代を乗り越えてきたリベリアは、内戦も集結して以前に比べて治安も落ち着きを取り戻しました。その反面、戦後の傷跡は現在も残り、経済的な問題を抱えて治安も再度悪化する傾向にあります。

衛生状況も決して良好ではないので、事前に対策できることは準備しておきましょう。またリベリアだけでなく近隣諸国の治安情勢にも注意することが大切です。安全を第一に考えて慎重に行動すれば、快適な旅が楽しめますよ!

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