名称:国立ハリケーンセンター
公式・関連サイトURL: http://www.nhc.noaa.gov/
グアドループ島は、バステール島とグランド・テール島から成るカリブ海に浮かぶ島。フランスの海外県で、砂糖とバナナの栽培が経済の中心になっています。ポワンタピートル・ルレゼ国際空港がグアドループ島の空の玄関口で、フランス本土はもちろん、アメリカの主要都市からグアドループ島への直行便がでているので観光客が多い所。
グアドループ島の住民のほとんどはクレオール人で、そのほかにはフランス人、インド系、中華系の人々も住んでいます。公用語はフランス語とクレオール語で、フランス語圏からの観光客が多くグアドループ島へ訪れています。そんなグアドループ島の治安についてご紹介していきます。
目次
【グアドループ島の治安】カリブ海に浮かぶ島、フランス海外県の治安情報
1. テロやデモの危険性
グアドループ島はテロの危険性については低いですが、いつ、どこでテロが起こるかわかりません。2013年にグアドループ島の治安が悪化したとのニュースがありました。これは失業、貧困化と大きく関係していたので、引き続きの注意が必要です。
またデモについても、いつ発生するかはわかりません。デモが発生すると突然、人々が暴力的になる可能性があるので、デモや大規模な集会が行われている場所には近づかないようにしてください。どこにいても、テロやデモの発生はゼロではないので、気を付けましょう。
2. 身の回りのものに注意
出典: PaddenPhotography/shutterstock
グアドループ島でも、スリ、置き引きなどの盗難、小規模な犯罪が発生します。常に 身の回り品、パスポート、現金、宝石類 などの貴重品、重要書類などの保管や取扱に十分注意、確認してください。夜のビーチや人気のないエリアへは立ち入らないようにしてください。
3. ハリケーンにも注意
グアドループ島でのハリケーンシーズンは、通常6月から11月にかけてとなります。ハリケーンにより大きな被害を受ける可能性もありますので、ハリケーンの時期に渡航される場合には、気象情報をまめに確認するようにしてください。ハリケーンが発生した場合の進路予想などは、国立ハリケーンセンターのホームページで最新情報を得ることができます。
4. 感染症や予防接種について
グアドループ島では、2015年5月以降、WHO等によりジカウイルス感染症の感染例が報告されています。
また、グアドループ島を含む中央アメリカ地域へ渡航する場合、すべての渡航者の方は、A型肝炎と破傷風の予防接種を受けた方が良いです。長期滞在や必要に応じてB型肝炎や狂犬病などの予防接種を受けることをおすすめします。
◎まとめ
グアドループ島は比較的治安は良いようですが、やはり、どこにいても盗難や犯罪、また、テロやデモ活動に巻き込まれる可能性がないわけではありません。また貴重品などの管理は、必要最低限の注意はしましょう。グアドループ島のルールを守り、楽しい旅行をしてくださいね。
※記載の情報は情報が古い、あるいは内容に変更がある場合があります。現時点の正しい情報は必ずMOFA等でご確認ください。
公式・関連サイトURL:http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2017C153.html