世界遺産や手付かずの大自然が残っている日本の約21倍という広大な国土を有するオーストラリア。誰もが一度は行きたいと憧れる地ではないでしょうか。日本とは反対の気候で、オーストラリアの地元の人々もそれに似合うように暖かい人ばかりです。可愛い動物たちも生態系を営んでおり、訪れる人々の癒しになっています。今回はそのオーストラリアの治安に焦点を当ててご紹介していきます。
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【オーストラリアの治安】治安がいい国でも気を付けたいこと
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1.バーでは人にお酒を預けない
旅行へ行ったらお酒を飲むのも楽しみの一つですよね。オーストラリアでも日本と違ったお酒を飲むことができます。しかし、オーストラリアでバーへ行く際に気を付けたいのがお酒を人へ預けてお手洗いなどへ立つ場合です。そこで出会った外国人などを信頼しお酒を預けると危険が潜んでいることもあります。睡眠薬や危険ドラッグが席を立った瞬間に投入されている場合があるのです。そのタイミングを利用して、女性を危険な目に遭わせるという事件がオーストラリアでは多発しています。席を離れる場合には知り合いにお願いする、飲み干してから動くなど自分の身を守る行動を心がけましょう。
2.貴重品は見える場所に置いておかない
旅行などに慣れてくるとついつい日本のようにレストランなどでテーブルに財布を出したままで食事を楽しんだりしてしまいますよね。その際、気を付けたいのがスリや引ったくりです。治安のいいと言われるオーストラリアでもスリなどの軽犯罪は頻繁に発生しています。ついつい、日本のような感覚でテーブルなどに置きっぱなしにしていると簡単に引ったくられてしまうのです。また、オーストラリアでも観光客の多いスポットや治安の悪いスポットでは注意が必要。隙があれば、観光客の財布などを引ったくっていきます。温厚な人柄に気を許してしまいますが、オーストラリアは日本とは違う環境だということをしっかりと頭に置いて、貴重品の扱いにも気を付けましょう。
3.街中で出会うドラッガーには注意
オーストラリアで軽犯罪に次いで問題になっているのがドラッグです。コカインや違法薬物などが若者や国民全体へ蔓延しつつあることが大きな問題になっています。治安がいくらいいと言われるオーストラリアでも、この問題は世界共通です。また、街中でもそのような人たちを目にすることが多々あります。視点が定まっていない、独り言が多い、興奮状態であるなど薬物中毒によく見られる行動を街中でも見ることがあります。
そのようなことから完全にオーストラリアの治安が守られているという訳ではありません。街中でそのような人々に会っても目を合わさないようにし、その場からすぐに立ち去るように心がけましょう。
4.犯罪集団には近寄らないように
オーストラリアでは誰もが知っているこのBikie Gang(バイキー・ギャング)。一目見ただけでは単に暴走族に見えるこのBikie Gangですが、実は違法薬物や拳銃などの悪の取引にも関わっているグループであり、オーストラリアの治安を脅かす一因でもあるのです。
一般的にはオーストラリア市民や観光客などを危険な目に遭わせるようなグループではありません。しかし、オーストラリアの観光地で一度、グループ同士の争いで大乱闘を起こしたことがありました。オーストラリアの治安にも関わるほどのグループなので、グループのロゴやバイク集団を見かけたりしたら、なるべくその場から立ち去るようにしましょう。
5.夜の一人歩きには注意
治安がいいと言われるオーストラリア。しかし、治安がいいと言われているところでも夜の一人歩きには十分に気をつけるようにしましょう。どのようなスポットでも夜の一人歩きには危険が付き物です。オーストラリアでも性犯罪と言われるものが多いのも事実です。やはり、暗い場所ではどこに危険が潜んでいるかは分かりません。オーストラリアの女性でも人が通らないような静かな場所では一人で歩くことを避けるほどです。
女性の方は自分自身の身を守るため、ちょっとした外出でも友人やタクシーなどを使うように心がけるようにしましょう。
◎まとめ
穏やかで治安がいいと言われているオーストラリアでも、軽犯罪やドラッグなどは現在大きな問題となっています。そこで狙われやすいのは観光客などの外国人となっているのも事実です。ちょっとした隙が大きな犯罪へと繋がってしまいます。旅行の際の甘い誘いなどには乗らないように気を付けましょう。せっかくの旅行を楽しむたに事前に訪れるエリアの治安を調べてから向かうようにしましょう。