鹿児島県のおすすめ観光スポット40選!幕末の史跡から離島の大自然まで!

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鹿児島県のおすすめ観光スポット40選!幕末の史跡から離島の大自然まで!

鹿児島県といえば、明治維新の立役者を数多く輩出した地として有名です。幕末ロマンに彩られた鹿児島には、坂本龍馬夫妻も訪れた霧島温泉や、「せごどん」こと西郷隆盛が一時身を潜めた奄美大島などの歴史観光スポットが満載!鹿児島市街からも望める桜島や、世界遺産の屋久島、砂蒸しで知られる指宿温泉など、豊かな自然を活かした観光も魅力です。また鹿児島といえば、焼酎や黒豚などのグルメも楽しみの1つですね。この記事では、鹿児島県でおすすめの観光地を40選にまとめてご紹介します!

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目次

鹿児島県のおすすめ観光スポット40選!幕末の史跡から離島の大自然まで!

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1. 天文館(鹿児島市)

出典: ja.wikipedia.org

鹿児島の繁華街といえば「天文館」!おしゃれなレストランやカフェ、そして鹿児島ラーメンに黒豚しゃぶしゃぶ、もちろん白熊のかき氷まで、鹿児島の美味しいものが勢揃いしています。

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ブティックや複合商業施設、シネコンなども集まっていて、昼も夜も多くの地元民や観光客で賑わいます。九州新幹線の開通により鹿児島中央駅周辺も開発が進んでいますが、鹿児島の夜を楽しむならやっぱり天文館がおすすめです。

2. 桜島(鹿児島市)

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鹿児島市街の正面に悠然と構える桜島は、県のシンボルといえる存在。100年ほど前までは本当に「島」でしたが、大正3年(1914)の噴火により大隅半島と陸続きとなりました。

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鹿児島港からフェリーに乗れば、わずか15分ほどで桜島に渡ることができます。世界有数の活火山ながら約5千人が暮らすこの島には、桜島大根やブリ、カンパチなど美味しいものがたくさん!温泉や海釣りなども楽しめますよ。

3. 仙厳園・尚古集成館(鹿児島市)

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鹿児島市街北東の海岸にある仙厳園は、薩摩藩主島津家の別邸です。別名「磯庭園」とも呼ばれ、雄大な借景の庭園が大きな見どころ。和風庭園では通常、自然の景色に見立てて人工の池と築山を設けるところ、錦江湾と桜島でそれに代えているというダイナミックな大名庭園です。

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また隣接する敷地内には、世界遺産に登録されている「旧集成館」もあります。幕末の藩主島津斉彬が建設した洋式の工場群で、反射炉跡や紡績所技師館などの観光スポットが建ち並んでいます。なかでも、博物館「尚古集成館」として公開されている旧機械工場は必見!島津家や薩摩の伝統および近代化に関する史料や作品が数多く展示されています。

4. 城山公園(鹿児島市)

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鹿児島藩島津家の居城だった鶴丸城跡と、その背後の城山公園には、鹿児島観光に欠かせないスポットがいっぱい!山頂の城山展望台からは、鹿児島市街と錦江湾、そして桜島の景色が一望できます。

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また城山は、西南戦争で西郷隆盛らが最期に立て籠もったところ。周辺には隆盛が起居した西郷洞窟や、薩軍の本営跡、南洲翁終焉之地碑といった観光の見どころが点在しています。

麓の鶴丸城跡にも石垣が残るほか、黎明館や私学校跡などの観光スポットがありますよ。じっくり見て回れば、城山公園一帯だけで観光に半日はかかるでしょう。

5. 知覧(南九州市)

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薩摩半島南部内陸の観光エリア知覧。観光客がこの町を訪れる目的は大きく2つあります。

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1つは、町はずれの高台にある旧知覧飛行場跡。ここは太平洋戦争末期に多くの特攻隊機が飛び立ったところ。跡地には知覧特攻平和会館が建ち、特攻隊員の遺影や遺品などが収蔵されています。

もう1つは、薩摩藩知覧麓の武家屋敷通り。石垣と植え込みの塀が続き、「二ツ家」という伝統的な家屋が多く残っています。現在もほとんどは個人宅ですが、そのうちのいくつかは観光用に庭園を公開しています。

季節を問わず多くの人が訪れる知覧。江戸時代の街並みと、悲惨な戦争の記憶に触れることのできる観光地です。

6. 釜蓋神社(南九州市)

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薩摩半島南岸の岬に建つ釜蓋神社。正式には「射楯兵主神社(いたてひょうずじんじゃ)」というこの決して大きくはない神社は、ユニークな参拝方法で知られる観光スポットです。

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というのも、参拝者は頭にお釜のフタを乗せ、鳥居から社殿までの約10mを歩いて願掛けをします。かつては武の神様、今では主にスポーツの神様として、有名なアスリートも訪れている人気のパワースポットなんですよ!

ほかにも、かわらけならぬ釜蓋投げや開運グッズなど、観光の見どころがいろいろあります。勝負事以外のお願いもOKなので、薩摩半島を観光する際はぜひ立ち寄ってみてください。

7. 霧島神宮(霧島市)

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日本の天孫降臨神話で天照大神の命を受けた瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が降り立った高千穂峰。その地は宮崎県高千穂町とするものと、霧島連峰高千穂峰とする説の2つがあります。

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その霧島山をご神体とする霧島神宮は、鹿児島県を代表する寺社観光スポットの1つ。本殿以下江戸時代に薩摩藩主の寄進によって建てられた社殿は、多くが重要文化財に指定されています。「西の日光」と呼ばれるほど豪華で繊細な装飾は必見ですよ!

8. 霧島温泉郷(霧島市)

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今も火山活動の活発な霧島連峰の中腹には、高温良質の温泉がいくつもあります。とくに、霧島山西方の湧水町から霧島市にかけての源泉群を総称して、霧島温泉郷と呼んでいます。

江戸時代中期~後期にかけて発見された古いお湯が多く、なかでも文政2年(1819)開湯の丸尾温泉は、規模も大きく温泉郷の中心的存在です。坂本龍馬夫妻や西郷隆盛が訪れた温泉もあるなど、宿泊だけでなく歴史観光も楽しめますよ。

9. 新川渓谷温泉郷(霧島市)

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霧島温泉郷の南西、天降川(新川)の中流から下流にかけてのエリアにも温泉が多く湧き、新川渓谷温泉郷と呼ばれています。

とくに有名なのが、坂本龍馬・お龍夫妻が日本初の新婚旅行で宿泊したとされる塩浸温泉。旅館はなくなってしまいましたが、日帰り入浴施設と公園が整備され、観光名所となっています。

また霧島市街に近い日当山温泉は、昔から鹿児島の奥座敷として栄えたところ。西郷隆盛もしばしば訪れたといわれ、今も多くの旅館や共同浴場が建っています。

10. 指宿温泉(指宿市)

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鹿児島で温泉といえば、砂蒸しで有名な指宿(いぶすき)を思い浮かべる人も多いでしょう。薩摩半島先端近くの指宿周辺には、およそ500もの源泉があるといわれています。

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砂むしは、地下の温泉に加熱された砂浜に体を埋め、天然のサウナのように温めるというもの。温泉熱に砂の重みも加わり、血行促進やデトックス効果が期待できるといわれています。

もちろん温泉自体も素晴らしく、指宿駅の隣の二月田には、薩摩藩主が入浴したという湯殿が残っていますよ。鹿児島県を訪れたら、指宿の砂むし温泉もぜひ体験してみてください。

11. 古里温泉(鹿児島市)

桜島の南麓にも、宝暦5年(1755)年開湯と伝わる古里温泉があります。溶岩の隙間からお湯が湧いていたとされ、すぐ隣の有村温泉は、大正時代の桜島の噴火で埋まってしまいました。

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現在は2軒のホテルが建つのみですが、桜島と海を眺めながらの温泉は、他では味わえない贅沢です。ただし、ひとたび桜島が煙を吹くと、降灰で露天風呂には入れなくなることもあるので注意してください。

12. 屋久島(屋久島町)

屋久島といえば、世界遺産に登録されている観光の島として有名ですね。本土4島と除けば日本で7番目と大きな島で、その面積の約21%が世界自然遺産の指定地域となっています。

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縄文杉やウィルソン株などのいわゆる屋久杉が観光の目玉ですが、実際にその姿を目にするには本格的なトレッキングが必要です。高い山に深い森、渓谷に湿原と、ほぼ全域が山地という屋久島は豊かな植生が魅力!屋久杉以外にも、自然の見どころは数えきれないほどあります。

港や空港の周辺には、新鮮な海の幸が味わえる民宿や料理店もいっぱい!屋久島観光を充実したものにするには、1泊や2泊ではとても足りませんよ。

13. 種子島(西之表市)

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種子島は、鉄砲伝来ないし宇宙センターの島というイメージが一般的でしょう。丸くて険しいお隣の屋久島に対して、種子島は起伏があまりなく細長いのが特徴です。

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島内には、火縄銃関連の歴史スポットや宇宙センター関連の近代科学スポットなどの観光名所が点在!また、七色観望所や千座の岩屋、犬城海岸など絶景の観光名所もたくさんあります。南北に長い島なので、朝日や夕日の美しさは言うに及ばずですよ。

14. 奄美大島(奄美市)

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九州本島よりも沖縄に近い奄美大島。青い海と深い森に囲まれたこの島には、独特の文化と自然が息づいています。

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マングローブやラグーンを探検したり、ダイビングやサーフィンを楽しんだり、奄美大島には観光のアクティビティが豊富!また黒糖焼酎や大島紬など、島の特産品も魅力です。

最近では、西郷隆盛が一時流された島としても注目を集めています。周辺の島々へ渡る際の拠点にもなるので、奄美大島の観光情報はぜひ押さえておきたいところです。

15. 与論島(与論町)

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鹿児島県最南端の与論島は、沖縄本島から22kmしか離れていません。晴れた日には、南岸から遠く沖縄の辺戸岬を望むことができます。

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サンゴ礁に囲まれたこの島は、とにかく青く美しく浅い海が魅力!白い砂浜を、くるぶしくらいまで澄んだ水に浸かりながら歩くのはとても気持ちがいいですよ!

小さな与論島では、人と人とのふれあいも観光の楽しみの1つです。宿で、食事で、あるいは道すがら。なにげない言葉や挨拶を交わすだけでも、与論島の人たちの温かさを感じることができるでしょう。

16. 喜界島(喜界町)

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喜界島は奄美大島のすぐ東にある、サンゴ礁が隆起してできた石灰岩質の島です。奄美空港から定期便が出ていますが、わずか5分ほどのフライトです。

▶ ビーチとサトウキビ畑だけじゃない!喜界島には歴史と文化もあふれていた

なだらかな丘陵地帯が広がる喜界島は、サトウキビの栽培がさかん。シュガーロードと名付けられたサトウキビ畑の中を一直線に抜ける道路は、サイクリングに最適と観光客に人気です。

美しいビーチや景観スポットも多く、自転車をレンタルしてじっくり巡ってみたい観光の島です。

17. 沖永良部島(和泊町)

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与論島の北の沖永良部島(おきのえらぶじま)は、サトウキビやテッポウユリ栽培など農業がさかん。島民の3分の1が農業に携わっています。

▶ ダイビングやケイビングの名所!沖永良部島の観光スポット23選

どちらかというと観光業はゆるやかに行われていて、予定を詰め込むよりはのどかな雰囲気の中で日々の疲れを癒したい方におすすめです。砂浜は少ない代わりに変化に富んだ地形が多く、観光客にはダイビングの名所としても知られています。

空は広く珊瑚礁の海は透明度抜群!夕焼けは燃えるように美しく、夜には満天の星が降り注ぎます。島内を歩いてまわれば、赤土の畑で農作業をする人やヤギの散歩をする人、海辺で寝ている人、釣りに夢中になる人などいろんな人に出会うでしょう。島全体に流れる温かな雰囲気が、訪れる観光客をやさしく包み込んでくれますよ。

18. 徳之島(徳之島町)

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奄美群島のほぼ中央にある徳之島。周囲の島と同様に、美しいサンゴ礁の海や亜熱帯のジャングルといった自然が美しい島です。そんな徳之島の最大の特徴はなんといっても闘牛!牛同士が額をすり合わせながら戦う競技で、試合の迫力に凄さに初めて見る人でも思わず固唾を呑んで見入ってしまいますよ。

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闘牛のシーズン中は島全体が熱気に包まれるほどに盛り上がります。徳之島は奄美群島のなかでも特にアツい島民が多いといわれ、その熱血ぶりは選挙戦が激しいことでも有名です。

また、ソテツやガジュマルなど南国ならでわの樹木が多く自生していて、なかには樹齢数百年という貴重な銘木も少なくありません。自然と伝統が息づく徳之島も、南西諸島でオススメの離島の1つです。

19. 佐多岬(南大隅町)

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大隅半島の佐多岬は九州本島最南端の地。自転車やバイクなどで日本縦断を目指す人にとっては、北海道の宗谷岬とともにスタートないしゴールとなるポイントです。現地では「本土最南端到達証明書」がゲットできるほか、本土最南端の電話ボックスから大切な人へ電話をかけることもできますよ。

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岬の先端近くまでは遊歩道が整備されているほか、近年展望台もリニューアルされました。九州最南端の岬と灯台と海の景色は、鹿児島観光のなかでもとくに感慨深いものとなるでしょう。

20. 出水麓武家屋敷群(出水市)

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江戸時代、薩摩藩は藩内に「麓(ふもと)」と呼ばれる拠点をたくさん設けていました。肥後藩との境に位置する出水は、そのなかでもとくに重要視されていた麓です。

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今でも市内には出水麓の武家屋敷群が残り、九州新幹線が開通したことにより訪れる観光客も増えています。すでにご紹介した知覧と同じく、低い石垣と高い垣根に囲まれた屋敷街は、鹿児島ならではの風景。こちらは石垣に丸石を使っているのが特徴です。

武家屋敷のいくつかは観光客に公開されているほか、屋敷街を巡る牛車も人気です。熊本県観光からちょっと足を延ばしたい時などにもおすすめですよ。

21. 開聞岳(指宿市)

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薩摩半島の先端近く、海に臨んでそびえる開聞岳(かいもんだけ)は、円錐形の立ち姿から薩摩富士とも呼ばれます。その美しさから、標高1,500m以上が基準とされる「日本百名山」に、海抜924mながら例外的に選ばれました。

らせん状に進む登山道は、時間をかければ初心者でも問題なく登ることができます。頂上や道の途中からは、眼下に海が広がる絶景が味わえますよ。

もちろん登らなくても、周囲からその山容を眺めるだけでも観光になりますよ。また開聞岳の東麓にあるJR西大山駅は、日本最南端の鉄道駅として観光スポットの1つとなっています。

22. 番所鼻自然公園(南九州市)

出典: 東奔西走 / PIXTA(ピクスタ)

開聞岳を望む絶景スポットの1つが、番所鼻自然公園です。ここは、江戸時代後期に日本全国を測量した伊能忠敬が、「天下の絶景」と絶賛した観光名所。岩と海の向こうに凛としてそびえる薩摩富士の景色が印象的です。

また、園内には自然の作用でできた岩のプール「海の池」もあり、干潮時には周囲をぐるっと1周できますよ。竜宮城の入口とも言い伝えられる観光スポットなので、時間が合えばぜひ歩いてみてください。

さらに、隣接する「タツノオトシゴハウス」もおすすめの!ここは、公園周辺の海い生息しているタツノオトシゴを人工的に繁殖させている観光施設。メスの産んだ卵をオスがお腹の袋で孵化させるというタツノオトシゴは、とくにカップルに人気です。

23. 長崎鼻(指宿市)

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薩摩半島最南端の長崎鼻も、開聞岳の絶景が楽しめる観光スポット。海と弓なりの砂浜越しに見える薩摩富士の景色は、まるで浮世絵の世界のよう!目を南に向けると、天気が良ければ屋久島を望むこともできます。

またここは、浦島太郎が竜宮へ発ったとする伝説が残る場所。ご祭神はなんと乙姫様(豊玉姫)という龍宮神社もあり、観光客に人気です。

さらに岬に建つ薩摩長崎鼻灯台は、日本ロマンチスト協会認定の「恋する灯台」!白亜のスラっとした灯台を背に、記念撮影をするカップルの姿も多く見られます。

24. 曽木の滝(伊佐市)

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近づくにつれ、ゴーゴーという凄まじい音がまるで地鳴りのように響いてきます。それもそのはず、ここ曽木の滝は「東洋のナイアガラ」とも評される、鹿児島県屈指の名瀑!滝幅210m、落差12mという大迫力の光景が広がり、島津氏を攻め降した豊臣秀吉も、その眺めを楽しんだと伝わります。

春にはツツジや桜、秋には紅葉が美しい観光名所としても人気。周辺には大型駐車場が完備されているほか、売店やお土産店も充実しています。ぜひその雄大さを、目の前で実感してみてください。

25. 雄川の滝(南大隅町)

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大隅半島の南部にある「雄川(おがわ)の滝」は、鮮やかなエメラルドグリーンの滝壺が見られると近年ひそかに人気の観光名所です。駐車場も整備されていますが、休日ともなると朝から満車になってしまいます。

駐車場から1kmほどの遊歩道を下ると、断崖に囲まれた落差46m・幅60mの滝が現れます。遊歩道脇の川も水が澄んでいて、気持ちのよい森林浴が楽しめますよ。

ちなみに、エメラルドグリーンの滝壺かどうかは、その日の水量にもよります。確実に見たい人は、川の水の少ない時期をねらいましょう。

26. 石橋記念公園(鹿児島市)

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鹿児島市街の中心を流れる甲突川には、かつて江戸時代後期に建設された5つの石橋がありました。平成5年(1993)、集中豪雨による洪水で5本のうち2本が流れ、残る3本も保存の観点から移築されることになりました。

こうしてJR鹿児島駅の北東に造られたのが、観光スポットの石橋記念公園です。3本のうち、西田橋と高麗橋は人工の短いせせらぎの上に架かっていて、突然平地に橋が現れる様子はちょっと不思議。残る玉江橋は、既存の水路の上に渡されています。

いずれも藩主の命で建造されただけあって立派な石橋。もちろん歩いて渡ることもできるので、ぜひ古き佳き鹿児島の面影にふれてみてください。

27. 甑島(薩摩川内市)

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薩摩半島の西の沖には上・中・下の大きく3つの島から成る甑島(こしきじま)列島があります。知る人ぞ知る静かな離島で、漫画『Dr.コトー診療所』の舞台「古志木島」は、下甑島がモデルとされているんですよ。

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島内には独自の文化や自然が残っていて、たとえばユリ根が食用にもなるカノコユリは、日本国内でこの甑島でしか自生していないといわれています。また甑四湖と呼ばれるラグーンや、里地区の陸繋砂州などは、甑島を代表する景色です。

28. 藺牟田池(薩摩川内市)

出典: グッチー / PIXTA(ピクスタ)

薩摩川内市の藺牟田池(いむたいけ)は、国の天然記念物およびラムサール条約指定湿地に登録されている自然観光スポットです。池の西側約3分の1が湿原になっていて、温かい地域では珍しい泥炭(ピート)の浮島が点在しています。

稀少なベッコウトンボの生息地であるほか、桜や紅葉のシーズンにもにぎわいます。またレンタルサイクルや貸しボートもあり、外周は4km弱と広くはないので、サイクリングなどにもおすすめの観光地です。

29. かごっまふるさと屋台村(鹿児島市)

鳥刺しに黒豚にキビナゴに焼酎!薩摩グルメは魅力的なものがいっぱいですね。どれを食べようか迷ったとき、あるいは大勢でなかなか決まらないとき、頼りになるのがグルメ観光スポット「かごっまふるさと屋台村」です。

郷土料理から創作バルまで、気鋭の屋台がズラリ25軒集まった横丁施設で、観光客だけでなく地元の人でも毎晩にぎわいます。新幹線の終点鹿児島中央駅からすぐ近くランチ営業もしているので、鹿児島についてとりあえずの腹ごしらえにもオススメですよ。

30. 寺山炭窯跡(鹿児島市)

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集成館での洋式産業殖産には、強い火力が不可欠。石油や石炭の普及していない幕末には、大きくて良質の木炭が用いられました。

仙巌園北東の山中には当時の炭焼き窯の跡が残っていて、旧集成館などと並び世界遺産の構成資産となっています。藩の事業用の施設ということから炭焼き窯としては異例の大きさで、今も堅牢な石積みの壁やアーチ型の窯口門などが見られます。

近くの寺山公園には展望台があり、鹿児島湾越しに桜島や霧島連峰の雄大な景色を望むことができますよ。駐車場も整備されているので、車で鹿児島を訪れる際にはぜひ立ち寄ってみてほしい観光スポットです。

31. 枕崎(枕崎市)

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鹿児島中央駅から伸びるJR指宿枕崎線の終点枕崎は、日本有数のカツオの漁港として有名!とくに鰹節の生産量は、鹿児島県がダントツの日本一なんですよ。

▶ 枕崎のおすすめ観光スポット10選!薩摩半島南部のカツオの町!

枕崎市では、もちろん獲れたてのカツオを使った海鮮料理や、鰹ダシのきいた絶品料理がいただけます。港近くにある「枕崎市かつお公社」では、冷凍カツオの加工のようすを見学することもできます。

また、市街地には「さつま白波」で知られる薩摩酒造の酒蔵もあります。こちらも仕込み作業の見学や無料の試飲ができることから、観光客に人気のスポットとなっています。

32. 坊津(南さつま市)

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枕崎市の西に位置する小さな港町坊津(ぼうのつ)。古くは博多津・安濃津(現在の三重県津市)と並んで、日本三津と呼ばれる天然の良港として栄えました。

とくに外国に対する日本の窓口として重視され、フランシスコ・ザビエルが最初に上陸したのもこの坊津なんですよ。明治以降は枕崎の方が発展したため、今では風情ある静かな港となっています。

穏やかな入り江の周辺には、双剣石をはじめとする坊津八景が点在し、遊覧船で巡る観光がおすすめ!日本の海外交易の歴史資料を展示する輝津館や、鑑真和上が来日を果たした秋目浦などの史跡観光スポットもあります。

33. 吹上浜(日置市)

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日本の砂丘といえば、まず鳥取砂丘が思い浮かびますよね。ですが鹿児島県にも、鳥取と並ぶ日本三大砂丘の1つがあるんですよ。薩摩半島の西に弓なりに伸びる吹上浜は、なんと長さでは日本一の約47kmを誇ります。

歩いているだけで心が洗われるような、どこまでも続く白い砂浜。西を向いているので、とくに夕日の美しさは格別です。総延長約21kmのサイクリングロードもあるので、自転車での観光サイクリングもおすすめです。

34. 蒲生の大クス(姶良市)

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鹿児島市のお隣、姶良市の蒲生八幡神社境内にある、高さ約30mもの大きなクスノキ。昭和63年に環境庁が行った全国調査で、日本一の巨木と認定された観光名所です。

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神社が創建された1123年にはすでに巨木だったいうから驚き!鹿児島県内でも有数のパワースポットとして多くの観光客が訪れます。根回りも33.5mもあり、その大きさと雄々しさに神性を感じずにはいられないでしょう。

35. 丸池湧水(湧水町)

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霧島連峰の周辺には、温泉だけでなく美味しい清水もたくさん湧き出ています。なかでも、その名も湧水町にある丸池湧水は、名水百選にもなっている折り紙付きの銘水です。

59,000t/日という湧水を堰き止めて作られた池で、観光スポットとしてだけでなく、町民の重要な水源となっています。30年以上をかけて深い山の地中をくぐり抜けてきた清水は、どこまでも澄んでいて五体にしみわたります。

これだけ素晴らしい水が大量に湧いている観光名所は、なんとJR栗野駅のすぐ目の前にあります。観光される際は、ポリタンクや空のペットボトルなどの容器を忘れずに持参しましょう。

36. 唐船峡そうめん流し(指宿市)

流しそうめんならぬ「そうめん流し」は鹿児島県の名物の1つ。水を張ったドーナツ状の器がクルクルと回転し、いわば流しそうめんのエンドレスバージョンといったところです。

薩摩半島南部、池田湖のほとりの唐船峡(とうせんきょう)は、このそうめん流し発祥の地。もともとは個人の発明でしたが、今では市営のそうめん流し場が整備されていて観光客に人気です。

唐船峡自体も水量豊富で涼やかな水辺。渓流の音に耳を澄ませながら、逃げるそうめんを追いかけるランチは、とくに夏場がおすすめです。

37. バレルバレープラハ&GEN(霧島市)

鹿児島空港のすぐ近くにある「バレルバレープラハ&GEN」は、100年続く老舗の種麹屋が営む麹とお酒のテーマパークです。一升瓶の形をしたゲートをくぐると、焼酎や地ビールの工房が出迎えてくれます。

アルコールの他にも、自慢の麹を使った甘酒や漬物、麹をエサに育った黒麹豚の加工品などが販売されていますよ。併設のレストラン「リトル・プラハ」では、ビールの本場チェコの料理が味わえます。

焼酎や黒酢の試飲コーナーもあり、鹿児島空港での待ち時間に立ち寄るのもおすすめです。

38. かのやばら園(鹿屋市)

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世界中から3万5千株ものバラが集まり、日本最大級の規模を誇る「かのやばら園」。大隅半島の中心都市鹿屋市にある人気スポットで、鹿児島湾の向こうに開聞岳が見える展望スポットでもあります。

園内は「香りのガーデン」や「ロイヤルガーデン」などテーマごとに分けられ、なかにはオリジナル品種「プリンセスかのや」などもありますよ。ひと回りだいたい30分~1時間が目安です。

春から初夏にかけては「ばら祭り」が開催され、とくに多くの観光客で賑わいます。オリジナルメニューの「薔薇カレー」や「バラソフト」など、ここでしか味わえないバラグルメもイチオシです。

39. 今和泉(指宿市)

2008年の大河ドラマの主人公となった、13代将軍徳川家定の正室天璋院篤姫。現在の指宿市岩本は、彼女の実家である今和泉島津家の領地でした。

JR薩摩今和泉駅周辺には、当時の面影を残す石垣や松並木があり、幕末の時代に思いを馳せることができます。屋敷跡や幼少期の篤姫の像など、観光スポットも点在。

駅では地元の方によるガイドを申し込むこともできますよ。

40. 関吉の疎水溝(鹿児島市)

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「関吉(せきよし)の疎水溝」も、世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産となった新しい観光スポットです。もともとは山から仙厳園へ水を引く用水路だったものを、集成館事業用に作り直したものです。

稲荷川上流の取水口から仙厳園まで8kmに渡って水を通していたこの水路は、高低差ではたったの8mしかありません。当時の薩摩藩がすでに高度な技術力をもっていたことが分かります。

現存しているのは3kmほどで、一部は農業用水として今も現役です。とくに取水口付近は、川と水路の間に歩道が整備されていて、気持ちの良い散策コースとなっています。世界遺産としては穴場の観光スポットですが、鹿児島の史跡を巡る際はぜひ立ち寄ってみてください。

歴史に温泉にグルメとしっかり楽しめる鹿児島観光

激動の歴史に触れられるスポットから非日常の時間が過ごせる温泉、そして美しい自然に彩られた島々など、鹿児島県には魅力的な観光地がたくさんありましたね。九州新幹線の開通やLCCの鹿児島空港就航などにより、アクセスもグッと容易になりました。独自の文化や気風にあふれた鹿児島へ、ぜひ観光に訪れてみてください。

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