外務省の海外安全情報によるとグアテマラの治安、危険度レベルはグアテマラ全土が4段階で1になっています。法律で銃器を持つことが許されてる国だということを、念頭に入れておいてください。全体的に治安は悪く、特に国境付近は要注意。不法で国境を越えようとする者や、麻薬の運び屋などが集まり犯罪率が高くなっています。他の国に行くためにどうしても通過しなければならない人は、これらの町には泊まらず、明るいうちにグアテマラを出国するのがおすすめ。ここでは、特に注意したい治安情報をご紹介します。
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【グアテマラの治安】国民が合法的に銃器を持つことが出来る国
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1.スリ、置き引き。

グアテマラでの移動手段の一つ長距離バスターミナルなどは、 治安がよくありません。犯人は複数でターゲットを物色しています。荷物は足元に置き、常に手から離したりしないようにしてください。一人が話しかけて注意を引き、その隙に別の者がスリを行うという手口もあります。
グアテマラ国内の長距離バス移動の時には、治安管理が行き届いている一等バスに乗って下さい。グアテマラの一等バスは荷物にタグを付け、引き取る時には引換券を提示しないと受け取れません。二等バスは、各駅停車のように治安が悪い地区のバス停をいくつも止まります。荷物もセルフサービスなので簡単に盗まれてしまうため、利用しないようにしてください。
2.都市中心部や繁華街のひったくり

グアテマラの都市中心部や繁華街では非常に治安が悪く、衣服にケチャッ プ等をかけ、拭き取るふりをしながら所持品をひったくる、いわゆるケチャップ強盗がいます。知らないグアテマラ人に「服が汚れているよ」と指摘されても無視し、治安の良い安全な場所に着いてから拭い取りまし ょう。最近では「盗難被害に遭った。少しお金を融通してくれないか。」という寸借詐欺やその際、取り出した財布を狙うなどの 犯罪がおこっています。
バスの停留所や交差点で立ち止まっている時に、走行中の車から手が伸びてきて貴重品をひったくられることがあります。特に暗くなってからは目の前を通る車やバイクにもご注意を。グアテマラでは周りに人通りがあっても襲われることがあるため常に警戒してください。