オーストラリアの東に浮かぶフランス領の小さな島、ニューカレドニア。美しいビーチに囲まれたニューカレドニアには豊かな自然が残り、フランスやオーストラリアをはじめ、世界中から観光客が訪れます。
海外旅行で気になるのが治安ですね。旅行を100%楽しむためにも、旅先で残念な思い出を作らないためにも、最新の情報を集めることはマストです。世界有数のリゾート地として知られるニューカレドニアの治安をチェックしましょう!
一般的に治安は良好
基本的に、ニューカレドニアは全土において治安が良いといえます。外務省の海外安全ホームページにおいても、危険情報は設定されていません。女性同士の旅行先としても人気が高く、街中を歩いていても、またはビーチを散歩していても、それほど危険を感じることはないでしょう。
ですが、ニューカレドニアで危険な思いをしたり、盗難などの犯罪に遭った人がいない訳ではありません。治安が良いからといって安心しすぎず、最低限の備えをして行動しましょう。
ホテル選びは慎重に
ニューカレドニアを訪れる際には、ホテルは慎重に選びましょう。リゾート地なのでホテルは多く、5つ星の高級ホテルからリーズナブルな宿までチョイスはいろいろ。高級ホテルだからといって絶対に安心という訳ではありませんが、やはり安価な宿に比べると被害にあったという体験談は少なく、セーフティーボックスなどの設備面からも安心できるでしょう。
ニューカレドニアは物価が高く、その分ホテル代を安く済ませたい旅行者は少なくないようです。しかし、安いホテルほど危険度が高いのも事実。治安の良い国だからと安心せず、宿泊先の情報もしっかりチェックしましょう。
貴重品の扱いに注意
安心できるホテルに宿泊していても、荷物の管理をおろそかにしてよいということはありません。外出時には財布や現金、携帯電話、カメラなどは持って歩くか、セーフティーボックスを利用しましょう。また、パソコンなどセーフティーボックスに入らないものは、スーツケースに入れて鍵をかけておきましょう。ホテルの窓やドアのロックも必ず確認してください。とくに1階の部屋の場合は、窓が侵入経路となることもあるので要注意です。
街中を歩く際には、安易に貴重品を取り出さないように気をつけましょう。ニューカレドニアは治安が良い国ですが、窃盗などの軽犯罪はしばしば発生しています。最新のスマートフォンなどは現地の若者にとっては魅力的。なるべく周囲に見せない方が無難ですよ。
夜間の外出に注意
ニューカレドニアは治安の良い国ですが、やはり不必要な夜の外出はなるべく控えましょう。ディナーを楽しんだり、夜のロマンチックなビーチを散歩したりと思い思いに過ごすことは自由ですが、暗くなると街には酔っ払った人が増えます。お金を無心されることもあるので、移動にはタクシーなどを利用するようにしましょう。歩いて外出する際には、周囲に十分意識を配ってください。
◎まとめ
ニューカレドニアの治安について説明しました。「天国にいちばん近い島」として知られるニューカレドニア。緑豊かな自然や美しいビーチは世界中の観光客を魅了します。旅を最高の思い出とするためにも、無用なトラブルは避けなければなりません。
治安の良い国ですが決して開放的になりすぎず、意識するところは意識して、南国バカンスを楽しんでくださいね。