名称:Ecosystem and Relict Cultural Landscape of Lopé-Okanda
住所:Lopé-Okanda Gabon
公式・関連サイトURL:http://whc.unesco.org/en/list/1147
中央アフリカに位置するガボンは、赤道直下の国としても知られ、国土の8割以上が森林です。北側にカメルーン、西側に大西洋と面しており、国内には全長約1200kmのオゴウェ川が流れ、自然豊かな国。
ガボンの中心部には、世界遺産ロペ=オカンダの生態系と残存する文化的景観があり、2007年に複合遺産として登録されました。敷地内の大部分が熱帯雨林ですが、サバンナもあることから他では見られない生態系が見られます。そんなガボンの世界遺産、ロペ=オカンダの生態系と残存する文化的景観の魅力をご紹介します。
目次
ガボンの世界遺産!ロペ=オカンダの生態系と残存する文化的景観
ロペ=オカンダの生態系と残存する文化的景観とは?
ロペ=オカンダの生態系と残存する文化的景観には、ロペ国立公園をメインとした自然に加えて、1946年に野生動物保護区の地域も含みます。1500種類以上の植物や絶滅が危惧されている大型の動物などが生息し、多様な生態系が魅力的。
また、このエリアには様々な民族が暮らしており、昔ながらの生活をするピグミー族は有名です。先史時代からの住まいや生活の跡も見られ、当時の人々の生活を知る重要なもの。さらに1800枚以上の岩絵も発見されています。
ロペ=オカンダの生態系と残存する文化的景観へのアクセス
日本からガボンまでは、アジアやアフリカの国を経由し、ガボンの首都にあるリーブルヴィル国際空港まで行きます。空港からは鉄道やバスもありますが、かなり本数が少なく、アクセスも悪いので、事前にツアーを申し込んで参加されることをおすすめします。
ロペ=オカンダの生態系と残存する文化的景観のおすすめポイント2
ロペ国立公園
ロペ=オカンダの生態系と残存する文化的景観で、一番の見どころは何と言ってもロペ国立公園です。ゲート周辺は、歩いても回れますが日差しが厳しいため、車で周るのがおすすめ。歩きでも車でもガイドなしでは、回れないため、予めツアーを申し込んでくださいね。
ロペ国立公園の北端には、この地域で唯一のホテル「ロペホテル」があり、宿泊するとツアーにも参加しやすいですよ。バンガロータイプのホテルなので、大自然を満喫しながらゆっくりと過ごぜます。
動物
ロペ国立公園の見どころは、自然だけではなく、動物も見どころの一つ。園内には、60種類以上の哺乳類も生息しており、中には絶滅危惧種の動物もいます。ゴリラやゾウ、マンドリルなど、多種多様な動物たちがいるので、広大なサファリパークのよう。
アフリカならではのフォレストバッファローや、ウシ科の偶蹄類(ぐうているい)シタツンガも見られるので見どころ満載です。園内は、ジープやボートでも回れるので、ぜひツアーに参加して行ってみてくださいね。
◎まとめ
世界遺産ロペ=オカンダの生態系と残存する文化的景観についてご紹介しました。最大の見どころであるロペ国立公園をはじめとして、ガボンならではの景色が楽しめます。ぜひ大自然の中の動物たちとの出会いを楽しんでください。