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数々の感動と興奮を生み出している甲子園球場。試合観戦で熱くなるのは当然ですが、甲子園周辺には、みんなで楽しめるスポットがいっぱいあります。甲子園・野球関連施設とグルメ情報、西宮神社、キッザニア、大学、夙川河川敷緑地などをご紹介。甲子園周辺へレッツゴー！

１．えびす神社の総本山「西宮神社」

「福男選び」で有名な西宮神社は、日本全国に数多くある「えびす神社」の総本山。「福男選び」は毎年１月の十日戎（とおかえびす）で開催され、1番福をかけて大勢の男性が神社内を競争します。ニュースや情報番組で目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

十日戎とは１月9日～11日頃に行われる大規模なお祭りで、「えべっさん」の愛称で呼ばれます。えびす様に商売繁盛を祈願するこのお祭りは、毎年たいへんな人出で、地元の人も観光客も入り混じって熱気であふれかえります。

出典： Kentaro Ohno (CC BY 2.0)

大マグロにお賽銭を貼り付け、商売繁盛や大漁をお願いする珍しい祭礼など、一度は体験してみたい関西特有の雰囲気は圧巻！お祭りの時期には露店が多く出てにぎわいますが、普段は穏やかな空気に包まれた静かな神社です。ゆったりお参りしたい方は、平日に参拝するのがおすすめです。

２．野球好きなら一度は行きたい「甲子園歴史館」

出典： Hirojin taja (CC BY-SA 4.0)

甲子園球場、高校野球、阪神タイガースなどの歴史を紹介する博物館。甲子園球場の外野スタンド内にあります。館内には、甲子園で活躍した選手達のユニフォーム、歴代出場校のボールや初代優勝旗など高校野球に関する貴重な展示物が並び、過去の名勝負の映像なども見られます。阪神タイガースの歴史も網羅されており、名選手たちの写真や映像、貴重な使用道具など、ファンなら必見の充実ぶり！

館内の「バックスクリーンビュー」では、バックスクリーンの下から球場全体を見渡すことができるなど、思い出に残る貴重な体験ができます。野球ファン、阪神ファンならずとも楽しめるので、甲子園に行かれた際はぜひ注目してくださいね。入場料は大人600円、子供300円です。
※2017年3月現在の情報です。

３．子どもたちが大興奮！「キッザニア甲子園」

キッザニア甲子園は、子どもたちが様々な職業体験をして遊んで学べるテーマパーク。体験できる仕事は100種類以上！様々な職種の制服も揃っています。仕事が完了すれば、園内の買い物で使える専用通貨でお給料がもらえて、楽しみながらも本格的に「仕事の流れ」を学べます。

消防士になってホースを握ってみたり、食べ物屋さんになって実際に食品を作ってみたり…。子供達が生き生きと興味のある仕事にチャレンジする姿を見ることができて、親たちも同時に楽しめます。ハマってしまって何度も行きたがる子どもも多いんですよ。週末などはかなり混雑するため、どんな仕事をやってみたいかなど事前にリサーチしておきましょう。

４．オシャレな校舎、憧れの大学「関西学園大学」

出典： Miya (CC BY-SA 3.0)

関西（かんせい）学院大学は、関関同立（関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学）と呼ばれる関西の難関私立大学のひとつ。かつて小池百合子都知事も在籍していたことがあるなど、様々な有名人を輩出している大学です。

大学周辺は閑静な住宅街。豊かな緑に囲まれた白いキャンパスが印象的で、静かな時間が流れています。「スパニッシュ・ミッションスタイル」と呼ばれる様式で造られた西宮上ヶ原キャンパスは、古風な雰囲気が美しく観光地にもなっています。時計台は国の登録有形文化財、校舎は建築好きの人にも見ごたえある建物です。クリスマスの時期に開催されるツリーの点灯式など、一般参加もできるイベントが多いのも特徴。学食も一般に開放されています。オシャレな関西学院大学で、キャンパスライフを疑似体験してみるのもいいかもしれません。

５．西宮の桜と言えばココ！「夙川河川敷緑地」

夙川（しゅくがわ）の河川敷を敷地内に含む大きな公園です。川の両岸に3kmほど続く桜並木が有名で、毎年春にはお花見客でにぎわいます。川に向かって両側から垂れ下がるように桜が咲き誇る姿は、「さくら名所100選」にも選ばれている華やかな景観。川のせせらぎを聴きながら桜の美しい景色を見ていると、心が癒されるようです。夜桜も人気で、露店がずらっと並んだ独特のにぎわいも楽しめます。

綺麗に整備された公園は、年間を通し、四季折々の自然に触れてゆっくり過ごせる憩いの場。近くにはオシャレなカフェなどが多く、散策にもピッタリの場所ですよ。阪急夙川駅からほど近く、アクセスも便利なので、ぜひ桜の季節に立ち寄ってみてください。

６．観戦がさらに楽しくなること間違いなし！「甲子園3大名物グルメ」

最後に、甲子園3大名物グルメと呼ばれる「甲子園カレー」「ジャンボ焼鳥」「甲子園焼きそば」をご紹介します。

「甲子園カレー」は大正13年の球場開設当時からある不動の人気メニュー。販売当初は球場職員の手作りカレーだったという、歴史ある一品です。ホルモンや牛すじ入りもあり、ガッツリ食べられます。秘伝のタレと相性が抜群な「ジャンボ焼き鳥」は、ビールのお供にピッタリ！手に取ればずっしり重くて大きい焼き鳥は、焼きたてを買って食べましょう。「甲子園焼きそば」は尼崎で生まれた「ワンダフルソース」をたっぷり使った定番メニュー。子供から大人まで、みんなが楽しめる味ですよ。値段は、甲子園カレー 550円、ジャンボ焼き鳥 350円、甲子園焼きそば 550円です。球場に行った際には、ぜひ野球観戦のお供に球場内で食べてみてはいかがでしょう。

「甲子園カレー」「ジャンボ焼き鳥」はお土産用に買って帰ったり、通販でも購入できます。

◎まとめ

甲子園球場のある西宮市は、伝統と新しいものを同時に体験できるとってもエネルギッシュな街。スポーツ観戦だけではもったいない！お腹を満たし、好奇心を満たし…。春には桜で癒されましょう。いろんな魅力のある西宮を、グループや家族みんなで思いっきり楽しんでくださいね。

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