チェンライのおすすめ観光スポット21選!タイ最北の街を訪ねる

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チェンライのおすすめ観光スポット21選!タイ最北の街を訪ねる

タイ国内で最北の県チェンライ。街の周囲は山に囲まれていて、現在でもアカ族やリス族、カレン族などの少数民族が住んでいます。タイの中で一番涼しい地域でもあり、常夏の国のイメージとは違い、最低気温が10℃を下回ることもあるんですよ。またかつてはミャンマー・ラオスと国境を接する「ゴールデントライアングル」を形成していた場所として知られ、アヘンの原料であるケシ栽培が盛んな地域でした。麻薬の取締まりが厳しくなった現在、すっかり観光都市に姿を変えたチェンライ。アートの街としても知られ多数の芸術家がチェンライで活動しています。今回は、そんな多岐に渡る魅力を持つチェンライの観光スポットを21ヶ所紹介していきます!ぜひ観光に役立ててくださいね。

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チェンライのおすすめ観光スポット21選!タイ最北の街を訪ねる

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1.シンハーパーク

「シンハー」はタイ最大のビール製造会社で、日本の東南アジア料理店などでも取り扱っているほどメジャーなブランドです。シンハーパークは、そのシンハーがタイ北部チェンライで運営しているテーマパーク。今やチェンライで一番の観光名所と言っても過言ではありません。

その敷地は、1,392ヘクタールと想像もつかないほど広大。トロリーバスによる園内一周ツアーが約30分間隔で運行していて、お茶畑やパッションフルーツ・イチゴ・メロン畑の見学や、園内にいるキリンやシマウマにエサをあげることもできます。他にもジップラインやサイクリングなどのアクティビティもあり、1日中遊べる観光スポットになっています。乾季の間はタイの有名アーティストのライブも開催されているんですよ。

また小高い丘の上に建つ「プビロムレストラン」からは遠くの山々まで見晴らすことができます。タイ料理に舌鼓を打ちながら、シンハー生ビールで喉を潤す瞬間は、旅のハイライトとして思い出に残ることでしょう!

2.ワットロンクン

真っ白な建物に、美しいオブジェとグロテスクなオブジェが入り混じって配置されている奇妙な寺院がチェンライのワットロンクン。チェンライ観光の定番スポットとして多くの観光客が訪れています。この寺院はタイの仏教画家、チャルムチャイ氏がライフワークとして90年代から制作を始めたものです。見学可能ですが、実は現在も建築中。これから塔や庵など合計9つの建物を造設する予定なんですよ。

快晴であれば建物と空との対比が非常に色鮮やかで、思わずいろいろな角度から写真を撮りたくなってしまいます。夕日の時間帯もまた違った顔を見せてくれますよ。本殿手前は地獄をモチーフにしたような世界観となっていたり、本殿内は壁一面にびっしりアニメや映画のキャラクターが描かれていたりと、その世界観には圧倒されます。

チェンライ市内からのアクセスは、トゥクトゥクやバスなどの交通機関で数十分と良好。クンコン滝やシンハーパークと距離が近いので、セットで観光プランを立ててみてはどうでしょうか?

3.クンコン滝

チェンライにはいくつもの滝が存在しますが、その中でも一番の人気を誇る滝がクンコン滝です。チェンライ市内から南西へ30kmほど右へ左へ曲がりつつ、両脇に民家が並ぶ山道を登って行くとたどり着きます。

駐車場から滝までは、およそ1,400mのトレッキングコースを歩いてのぼります。滝は落差70mと豪快で、乾季でも水量は十分にありますが、水量が多い雨季はより迫力満点!ただし、道中は足元が滑りやすくなっているので、歩きやすい靴を履いていくことを忘れないようにしましょう。

チェンライでの滝観光は眺めて終わりではなく、滝つぼに入って遊ぶことができるので、水着を着て行くことをおすすめします。また、滝から流れ落ちた水はゆるやかな川となっているので、暑い時期は大勢のチェンライ在住タイ人に混ざりながら、足だけ水につかって涼を取るのも良いですね。

4.ドイトゥン

出典: Thanate Tan/flickr

「メーファールアン」の名で親しまれた故皇太后の離宮が、チェンライ市内から約60km北上したドイトゥン山内に建てられ、観光地として注目を浴びています。

スイスの山小屋とタイ北部ランナー様式を見事に融合させた、豪華ながらも暖かみのある木造建築は、とても落ち着きますよ。大広間の開放的な空間は、つい腰を落ち着けて長居してしまいそう。日本語の音声観光ガイドも用意されているので、日本人観光客でも深く理解できる点はありがたいです。

離宮下には皇太后の愛した、よく手入れされた庭園が広がり季節によって多種多様な花が咲きます。庭園内には、森の中の大吊り橋を渡るアトラクションも別料金で楽しめるようになっていて、高さ30mの吊り橋はスリル満点!足場が細くよく揺れますが、ワイヤーの命綱を装着しながら進むので安全。清々しい高原の空気を目一杯吸い込んで、森林浴を楽しみましょう!

5.プーチーファー

チェンライ中心部から、東のラオス方面へ約100kmのところに位置するプーチーファー。11月から2月の乾季の間は、チェンライで人気の観光地として知られます。

プーチーファーはタイ語で「空を指す山」という意味。その由来にもなった、とがった頂から見える景色はとっても幻想的なんです。辺りをぐるっと取り囲む雲海とそこから顔を出す朝日。日の出鑑賞スポットしてタイ在住の人にはすでに人気ですが、外国人観光客にはまだまだ知名度が低いので、チェンライの穴場観光スポットして覚えておくといいですね。

アウトドア好きな方は山頂付近でテントを張って一夜を明かして山頂へ、というプランもおすすめ。チェンライから遠出していく甲斐のあるスポットでしょう。チェンライやチェンマイの旅行会社からツアーが催行しています。年末年始など繁忙期は付近のホテルが満室になる可能性があるので、予約はお早めに。

6.バーンダム

出典: Thanate Tan/flickr

同じ寺院でもワットロンクンは白で、こちらのバーンダムは黒。それぞれ建物の基調としている色が対称的でわかりやすいことから、チェンライの二大観光スポット寺院として比較されることが多いです。

こちらは2014年に亡くなったチェンライ出身の芸術家、タワン・ダッチャニーが私財を投じて設立したミュージアム。扱う色は正反対でありながら、死生観をイメージさせる装飾が成されている点や現在も制作は進行中であるという点は、ワットロンクンとの共通点を感じさせますね。

そんなバーンダム敷地内には、ランナー様式の黒い色の家が約40棟建っていて細かな装飾が壁やドアに施されています。内部は机の上にワニや動物の皮や骨が置かれていたり、巨大なバッファローの角が展示されていたり、思わずぎょっとするかも。外部にも展示物が多数あり、ぐるっと見て回るだけでも1時はかかりますよ。チェンライ市街地からは車で約20分ほどの観光スポットです。

7.ドイ・メーサロン

一面に茶畑が広がる山、ドイ・メーサロン。チェンライの街から北西へおよそ70kmのところにあり、標高は1,600m。中国雲南省からやってきた元国民党の子孫がこの山に村を作りました。移住してきた人々とともに先住民である山岳民族のアカ族・ラフ族・リス族もこの地で生計を立てています。

メインの通りにはお茶屋さんが軒を連ねていて、気になったお茶の試飲で小休憩なんてどうでしょう。丁寧に工程を踏んで注がれたお茶は香ばしく、味も格別。価格もお手ごろでついついまとめ買いしたくなりそう。ドイ・メーサロンを訪れたら本場の味が食べられる雲南料理も外せませんよ!

山桜が満開を迎える1月前後は、周辺のホテルが満室になるくらい観光客がどっと押し寄せます。乾季の寒い時期は早朝に立ち込める雲海が絶景!チェンライ観光のハイライトとして検討したい観光地ですね。

8.アヘン博物館

かつてチェンライ・ラオス・ミャンマーによるゴールデントライアングルといえば、アヘンの原料となるケシの実栽培のメッカとして世界的に有名でした。その負の歴史を風化させまいと設立されたのがこのアヘン博物館です。

ラオス、ミャンマーが同時に見下ろせる、いわゆるゴールデントライアングルのビュースポットから近い距離にあり、観光ツアーの際に観光客が立ち寄る場所としても知られています。アヘンの製造過程から吸引方法など模型や実際のパイプを展示しながら詳しく説明があり、当時はひとつの嗜好品として文化的に発展していた様子がよくわかりますよ。

ちなみにアヘンの重さを正確に量るために用いられていた「オピウムウェイト」と呼ばれる分銅は必見。どれも凝ったデザインで可愛らしいものから洗練されたものまで、バラエティーに富んでいます。その芸術性と希少性の高さから、今ではコレクターがいるほどの逸品として珍重されているんですよ。チェンライ観光でぜひ訪れてほしいスポットです。

9.ナイトバザール

チェンライの夜を代表する観光スポットはナイトバザールで決まりでしょう!街の中心部に位置し、連日連夜地元の人々や観光客でにぎわっています。とはいえ、大混雑というほどではなく、チェンマイなどのナイトバザールと比較しても規模はそれほど大きくないので、山岳民族の雑貨や洋服、アクセサリーなどゆっくりぶらぶらとお土産探しをするには最適の場所ですよ。

食事はオシャレな観光客向けのレストランから、ローカルな雰囲気のフードコートまで、価格帯やムードがバリエーション豊富なのもうれしいところ。フードコートには、チムチュム鍋や揚げ物屋、オーソドックスなタイ料理までお店の数も種類も多く、どこにしようか迷ってしまいます。ステージ上ではライブのショーが開催されているので毎日行っても楽しめますよ。チェンライ市内に宿泊しているなら一度は訪れたいですね!

10.メーファールアン芸術文化公園

1977年故皇太后により、山岳民族の若者支援を目的として設立されたメーファールアン芸術文化公園。チェンライ市内から西へ約5kmのところに位置しています。敷地は22ヘクタールと広大で、入り口を抜けると目の前に巨大な池があり、周辺には手入れの行き届いた庭園が広がっています。

博物館ではランナー王朝時代のチーク材を使用した工芸品や芸術品が数多く展示されていますよ。歩道も整備されていて、柱や壁に施された装飾やランナースタイルの建物をじっくり見ながら、散歩しても良いでしょう。故皇太后の84歳の誕生日を記念して建てられた「ホーカム」と呼ばれる黄金の塔は見事です。

観光地としての知名度はまだあまり高くありませんが、ランナー王朝の歴史を詳しく知ることができる見所満載の観光スポット!チェンライ観光のプランとして考えてみましょう。

11.ワットプラケオ

ワットプラケオは、チェンライで最も格式高い仏教寺院です。バンコクに存在する同名のワットプラケオに安置されているエメラルドでできた仏像は、もともとはこのお寺で1436年に発見されたもの。その後、ランパーンやチェンマイ、ラオスへと渡っていき、ラマ1世の時代に現在のバンコクのワットプラケオへと移動したと言われています。

現在チェンライのワットプラケオに安置されているエメラルド仏は複製されたもので、1990年に故皇太后の90歳の誕生記念として造られました。観光客はバンコクのワットプラケオに比べれば圧倒的に少なく、じっくり落ち着いて鑑賞することができます。しかもバンコクでは禁止されているエメラルド仏の写真撮影も可能なんですよ!

入り口左にある本堂はランナー様式の建築となっていますが、どこか中国の雰囲気が漂う赤と金の彩色が施された柱が見事。チェンライ市内にあり街の散策中にふらっと立ち寄れる観光スポットです。

12.チェンライビーチ

出典: IrfaanPhotography/flickr

チェンライ市内から西へ10分ほどの場所にある「チェンライビーチ」。海から遠く離れたチェンライになぜビーチが、と不思議に思いますよね。実際はコック川の川辺をビーチに見立てた、庶民的な疑似ビーチリゾートといった雰囲気の観光スポットで、地元の人と観光客で賑わっています。

残念ながら水平線は見えませんが、緑豊かな景色は目の保養になります。川の対岸に見える剥き出した岩肌も迫力がありいい雰囲気。駐車スペースすぐの川岸には座って飲食ができる小屋が並び、目の前の食堂で料理を注文することができます。一年のうちでもっとも暑い3月、4月の時期は子どもから大人まで、涼を求めて多くの人が訪れます。また、年末には近くの公園でフラワーフェスティバルが開催され、たいへん多くの観光客が集まります。チェンライ観光にきたらぜひ立ち寄ってみてくださいね。

13.ルアムミットエレファントキャンプ

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タイに来たからには象との触れ合いを体験したい!という観光客は大勢いると思います。チェンライでもタイの他の地域と同じように、ルアムミットエレファントキャンプで象乗りトレッキングツアーに参加できるんです。

市内から象乗り場まで川をボートクルーズするという、風情が感じられるプランもあり、最初から観光気分を高めてくれます。現地に付くと、やぐらのようなところからカゴが取り付けられた象の背中へ乗り、いざ出発!

象乗りトレッキングのプランはいくつかありますが、田園風景を眺めながら進んだり、少数民族の村を訪れたりとタイ北部チェンライならではの体験ができるものがおすすめです。現地の旅行会社で申し込むことができるので、ぜひチェンライ観光のプランに取り入れてみてくださいね。

14.ポンプラバット温泉

実は、チェンライは温泉が湧き出ることでも有名です。市内から一番近い温泉がこのポンプラバット温泉。中心部から北へ約10kmほど進んだバンドゥーという地域にあるので、通称バンドゥー温泉とも呼ばれています。

屋外には無料の足湯エリアがあり、地元の人々によく利用されています。屋内の個室は数部屋あって、どれも貸し切りで周りを気にせず入れるので安心。浴槽のサイズは数種類あり、大人数で一度に入ることも可能です。毎回お湯を入れ替えるので清潔感もばっちり。

お湯は少しとろっとしていて、ほんのり硫黄の香りがします。お湯から上がると肌がすべすべになったのを実感できますよ。乾季のチェンライを観光する際は朝晩涼しくなるので、冷えた体を温めに行くのもおすすめです!

15.メーサイ市場

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チェンライ市街地から北へ走ること約60km、ミャンマーとの国境の街メーサイに到着です。その国境周辺に展開しているメーサイ市場には多数のお店が並び、地元の人と観光客で毎日にぎわいを見せています。ミャンマーを経由して中国から運ばれてきたものが多く、日用雑貨や食品、おもちゃ、電化製品などチェンライ市内で見られるものとは違う商品が売られています。

外国人の観光客は通行料がかかりますが、ミャンマー側のタチレクへ入国も可能です。手続きを終え、橋を渡った先に同じように市場がありますが、売られているものはメーサイ側とまたひと味違います。タチレクには、国境の街ならではの免税店もあるのでここで免税品をお得にゲットするのもアリですね。日本では決して味わえない、陸路で国境を越えて観光するというシチュエーションを楽しんでみてくださいね。

16.クロックタワー

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チェンライの街のシンボルであるクロックタワーは、ワットロンクンを建てたチャルムチャイ氏によってデザインされ、2008年に完成しました。このチャルムチャイ氏が他にもチェンライ市街地の中央分離帯や橋、街灯のデザインも担当したおかげで、街並みに統一感がもたらされているんですよ。

街歩きをするだけでも芸術に触れることができますよ。このクロックタワーも近くでじっくり見たくなるほど、細部にまでこだわった装飾が施されています。周辺は車が通るロータリーとなっているので、塔に見とれて危ない目に合わないよう気をつけてくださいね!

日中は太陽に当たって金色に光り輝く姿が豪華ですが、ライトアップされた夜の姿も観光の価値アリ。18時になると音と光によるショーが始まるので、クロックタワー周辺にいてタイミングが合う際は、ぜひ外に出て鑑賞してみてくださいね。

17.Wat Huai Pla Kung

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バンコクから飛行機に乗り、チェンライのメーファールアン空港へ降り立つ直前、もし左側の席に座っていれば窓の外に見える大きな白い観音様。とびきりの存在感を放つこの観音様が鎮座しているのが、中国様式のお寺Wat Huai Pla Kungです。

丘の上に建っているので、周囲の見晴らしも抜群。観音様の横に立つお寺は9階まであり、内部は円形になっていて上がれるようになっています。中心の空洞部分にはこちらも巨大な木製の観音様が。夜は観音様とお寺のどちらもライトアップされ、とても幻想的なんです。

Wat Huai Pla Kunghaチェンライ市街地から北へおよそ15分のリムコックエリアにあります。海外の観光客にはまだあまり有名ではありませんが、チェンライの新たな観光名所としておさえておきましょう!

18.メンラーイ王像

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クロックタワーと並ぶ、チェンライ市街地の二大シンボル、メンラーイ王像。ランナー王朝の創始者であるメンラーイ王が、チェンセーンからチェンライに遷都したのは1292年。非常に昔の話ですが、タイの人々にとっては未だに人気でブロンズ像のメンラーイ王へお供えに来るチェンライ人が後を絶ちません。

像の後方には観光のインフォメーションセンターがあります。市内を1周する観光バスもここから発着しているので、観光の拠点としても覚えておいてくださいね。市街地の北東に位置し、チェンライ市街地から北部へ行く際はよく通ることになりますよ。サタデーマーケットの東端からすぐ近くにあり、夜にライトアップされる姿もきれいなので、サタデーマーケットの帰りに寄ってみるのもいいコース。地元の人々に混じってタイの国民的ヒーローをお参りするのもいいですね。

19.サタデーマーケット

チェンライの街の中心を東西に延びるタナライ通りは、毎週土曜の夕方から通行止めとなり、歩行者天国に様変わりします。全長1kmに及ぶ道路上に軒を連ねるたくさんの露店。食材から雑貨、アクセサリーまで多様なお店が出店していて、ちょっとしたお祭りのようですよ。チェンライ観光のお土産探しの場所としても良いですね!

また、周辺の屋台で購入した料理を広場に設置されたフードコートで食べることもできますし、歩き疲れた際はフットマッサージを受けてみてはどうでしょうか?通りを練り歩くだけでチェンライの活気溢れる雰囲気を感じ取ることができる観光スポットといえるでしょう。土曜日にチェンライ観光するのなら、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

20.ワットチェディルアン

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チェディルアンとは「大きな仏塔」という意味。この寺院ワットチェディルアンにはその名の通り、高さ18m・幅24mという巨大な仏塔があるんです。

歴史は古く、ランナー王朝の初代王様であるメンラーイ王の孫セーンプー王が1332年に建立しました。台座は八角形で上に行くに連れ丸くなっていくと言う「チェンセーン様式」の原型になった、タイでは珍しい仏塔の形をしていますよ。本格的な修復はそれほど進んでおらず、それがまた時の流れを感じさせてくれる場所となってます。

周辺はチェンセーン博物館やその他の遺跡も密集しているエリアなので、ぜひ併せて観光してみてくださいね!チェンライからチェンセーンまではおよそ1時間半。ゴールデントライアングル観光の前後に訪れることも可能です。メコン川まで目と鼻の先なので、雄大な景色を前にリラックスした時間を楽しむのもいいですね。

21.Huai Mae Sai Waterfall

チェンライ市街地から北西へおよそ20km進んだところにある滝「Huai Mae Sai Waterfall」。駐車場から滝まではおよそ700mの遊歩道を登っていきますが、辺りは森に包まれていて街よりもずいぶんひんやりとしているので、軽いトレッキングとして最適のコースですよ。

滝は2層から成り、上部は苔で覆われていますが2層目は滝つぼで泳げるようになっています。暑い時期は地元の人でにぎわいますが、それ以外の時期はひっそりとしているので穴場の観光スポットとしておすすめです!ぜひ、水に入れる格好で行きましょう。

滝まで行く道の途中でアカ族の村を通り抜けるので、少数民族の暮らしを垣間見ることもできます。チェンライの街から気軽に行ける滝として、ぜひおすすめしたい穴場スポットです!

◎まとめ

タイの首都バンコクとチェンライを結ぶ飛行機は近年就航数も増加し、人気の観光地として注目を浴びています。山や滝へ出かけて自然満喫もよし、歴史や芸術に触れるのもよいでしょう。チェンライはタイの中では珍しく気温や季節の変化がある地域。いつ観光するかも迷うところですが、こちらで紹介したスポットを参考にしつつチェンライ観光を堪能してくださいね!

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