名称:Wat Phai Lom(ワットパイローム)
住所:Bang Phra, Mueang Trat, Trat
公式・関連サイトURL:https://www.thailandtravel.or.jp/wat-phai-lom/
トラートはバンコクから約300km、タイ東部のカンボジア国境付近にある町です。カンボジア国境に近い事から、古くから貿易の町として栄えてきました。陸路でカンボジア国境を越えようとする人や、人気のチャン島への観光に行きたい方は、どちらも拠点となるので是非ともチェックしたい町。トラートの南側はタイ湾に接しており、市内の市場にはタイ湾でとれた魚が並びます。国境が近いので宿泊施設も充実しており、ホテル周辺の広場では早朝の朝市、昼には安くて美味い屋台、夜になると賑やかなナイトマーケットと、1日中観光客を楽しませてくれますよ。そんなタイ・トラートの観光スポットを紹介します。
目次
カンボジア国境やチャーン島への拠点となる街、トラートの観光名所5選!
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1. ワットパイローム
ワットパイロームは約150年ほど前に、トラート最初の学校として建てられたお寺です。綺麗に整備された境内は公園のようになっており、モダンで近代的なデザインの仏塔の裏にある池も景観がよく、地元民たちの憩いの場となっているんですよ。トラートの人々に親しまれているお寺なので、ワットパイロームを観光すれば地元の人々の気取らない普段の生活を垣間見る事ができます。普段は地元民の葬儀などが執り行われていますが、境内には幼稚園と修行僧の為の宿泊施設も併設。
境内を散歩していると、すれちがう修行僧達が観光客にも気さくに挨拶をしてくれるでしょう。また、朝になるとワットパイロームの入口には名物の屋台が出店し、地元トラートの人たちが朝食をとっています。20バーツ程で満腹にさせてくれる、観光客のお財布にも嬉しい場所ですよ。
2. チャーン島(バーンバオ)
カンボジアとの国境付近に浮かぶ、タイ最大の島プーケットに次ぐ大きさのチャーン島。島の約70パーセントは熱帯雨林で覆われており、島内の道路は山のまわりを縫うように配置されております。
観光客が手付かずの自然に触れることができる場所は、タイ広しと言えど貴重な存在かもしれません。また、日本人観光客にはあまり馴染みの無い島なので、穴場とも言えるおすすめ観光スポットです。トラートの港からフェリーでアクセスする事ができます。
チャーン島の最南端にある村バーンバオは、チャーン島の小さな漁村です。この村ではダイビングを楽しむ事ができ、高床式の水上コテージなども見どころです。村には地元の民芸品などを売る店もひしめき合うように出店されていて、歩くだけでも楽しい村。さらに水槽に入った地元でとれた魚介類を、その場で調理して食べさてくれるレストランもあります。ビーチ・ダイビング・お土産・グルメと揃ったチャーン島のバーンバオは、訪れてみれば必ず満足できる観光地ですね。
名称:Amphoe Ko Chang(チャーン島)
住所:Bang Bao(バーンバオ村)Koh Chang, Trat
公式・関連サイトURL:https://iamkohchang.com/guide/bangbao-village-koh-chang.html
3. チャーン島のホワイトサンドビーチ
トラート県に属するチャーン島は東西で全く異なった顔を持っています。西側では観光客向けのリゾート施設やホテルが立ち並ぶ一方、東側は島の病院や学校などがあり、地元の人々が生活を営む素朴なエリアです。
島の北東にあるホワイトサンドビーチは、チャーン島の代表的なリゾート地。名前の通り白く美しい砂浜が続くエリアに、レストランやパブ、ホテルなどが並び、多くの観光客が集まるスポットです。特に地元で捕れた魚を使ったレストランの中には、驚くほど素晴らしい味の料理を出す店もあります。トラートへ観光に訪れたら、チャーン島は是非とも寄ってほしい場所です!
名称:White sands beach(ホワイトサンドビーチ)
住所:White Sand Beach, Koh Chang Trat
4. マーク島
トラートから約60キロメートルの場所にあり、チャーン島とクート島の間に浮かぶ小さな島、トラート県マーク島。マーク島へはトラートの港やチャーン島から出航しているフェリーで訪れる事ができます。観光におすすめの季節は11月から5月くらい。雨も少なく、最も過ごしやすい温度といえます。
この島の魅力は何と言っても、澄んだ海です。海が澄み渡っている為、なんとビーチからそのままシュノーケリングする事もできるんですよ。島の南側にはバンガロータイプのリゾートが並んでおり、宿泊施設も充実しています。また、マーク島の離島であるカーム島への船も出ているので、離島でのシュノーケリングや島内観光がリーズナブルと評判です。観光だけではなく、シュノーケリングを楽しむには最高の島と言えますね。
名称:Ko Mak(マーク島)
住所:Ko Mak, Trat
公式・関連サイトURL:https://www.thailandtravel.or.jp/ko-mak/
5. クート島
トラートの南西約18キロメートルの所に浮かぶ島、トラート県クート島。この島へは、トラートから一日に1便から2便ほどスピードボートが出ています。このクート島は、先に紹介したチャーン島やマーク島よりもさらにマイナーで、秘密の観光スポットと言ってもいいのかもしれません。観光の為の開発はあまりされていないため、ワイルドな大自然をそのまま堪能するには最高の島です。
おすすめの観光スポットとしてはクローンチャオ滝があります。険しい悪路を通らなければ辿り着くことのできない秘境のような場所ですが、辿りついて見ることが出来た時の感動は、何ものにも代えがたいものがあるでしょう。整備された観光地だけでは少し物足りないと感じている方に、是非とも挑戦して頂きたい観光スポットです!
名称:Ko Kut(クート島)
住所:Ko Kut, Trat
◎まとめ
トラートはチャーン島などの離島でリゾートを楽しむ人や、カンボジアへ向かうバックパッカーなどが多くいます。しかし、リゾートなどを除けばあまり観光地化していない町なので、気取らない地元タイの人々の生活が垣間見える場所でもあるんですよ。余裕を持って何日か滞在して、街中の観光から離島のビーチまでのんびりと過ごすのもいいでしょう。そして地元の人たちとの交流をすれば、観光旅行では味わえない体験になります。有名どころの観光地に飽きてしまった人は、是非タイ・トラートに訪れてみませんか?