ミャンマーの首都ネピドーの観光スポット7選!急成長する都市を見に行こう

ミャンマーの首都ネピドーの観光スポット7選!急成長する都市を見に行こう

2006年に首都がヤンゴンから移転したミャンマー。その移転先が、今回取り上げるネピドーです。

ミャンマーのほぼ中心、旧首都のヤンゴンからは北に約320キロメートルのところに位置するネピドーは、近年観光客の受け入れに向けてホテルやインフラの整備が進められています。政府庁舎の建ち並ぶ行政地区は一般の立ち入りが禁止されていますが、商業地区は一般人も自由に見て回ることができ、観光客も増えつつあります。

観光に力を入れ始めたミャンマーの首都ネピドーの、おすすめ観光スポット7選をご紹介いたします。

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ミャンマーの首都ネピドーの観光スポット7選!急成長する都市を見に行こう

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1.ウッパタサンティ・パゴダ

ネピドーを訪れる観光客でここに来ない人はいないと言ってもよい、ナンバーワンの観光スポットが「ウッパタサンティ・パゴダ」です。

金色に輝く円錐型の印象的な建築物は、パゴダと呼ばれるミャンマー式の仏塔で、そのインパクトは一度見たら忘れられないほどです。ネピドーのパゴダはヤンゴンにあるシュエダゴン・バゴダの実物大レプリカなのですが、ヤンゴンのものとの大きな違いは、パゴダの内部を見学できること。彫刻や装飾などの様子を見れば、ミャンマーでの信仰の様子を垣間見ることができ、他ではできない体験が可能です。高台に建っているため、ネピドーの街を一望できるのも観光のポイントで、特に夕暮れ時の景色は格別といわれていますよ。

ネピドー観光に訪れたら、まずチェックしておきたい観光スポットです。

2.宝石博物館

出典: commons.wikimedia.org

実はミャンマーは、世界でも類を見ないほどの宝石の産出国として知られています。そんなジュエリー産出国らしい一面を楽しむことができるネピドーの観光スポットが、ここ宝石博物館です。

とても大きく立派な建物の中は、一階がショップ、二階が博物館となっています。ショップでは、ちょっとしたお土産によさそうなものから高級ジュエリーまで各種そろっていて、自分に合わせてショッピングを楽しむことができますよ。二階ではヒスイや真珠などの貴重な宝石が展示されていて、ミャンマーの秘められた魅力をより深く知ることができるでしょう。

3.軍事博物館

ミャンマーといえば軍事政権が続いていたことで有名ですが、軍が力を持っているだけにそれは見事な軍事博物館があって、ネピドーの観光スポットとなっています。

特徴的なのは、そのスケールの大きさ。一つの敷地にまとまっているものの、陸・海・空軍がそれぞれに展示館を持っていて、それぞれが半日では回り切れないほどの規模を誇っています。日本と関連した展示もあり、かつて第二次世界大戦中に日本がミャンマーの独立に協力した際の資料があります。さらには戦闘機の操縦席に座れたりといった体験型の展示もあるなど、充実の展示内容となっていますよ。

屋外にも実物の戦車があったりと、軍事力を示す展示には労力を惜しんでいません。観光には少し広すぎるかもしれませんが、時間をうまく使って楽しみましょう。

4.ネピドー・ズーロジカル・ガーデン&ネピドー・サファリパーク

動物好きの人なら、ネピドーを観光するならネピドー・ズーロジカル・ガーデンとネピドー・サファリパークに行ってみましょう。

それぞれ独立した別の施設ではありますが、隣り合った場所にあり、動物を観察したり触れ合うのにうってつけです。ズーロジカル・ガーデンはいわゆる動物園ですが、見学方法が独特で、ゴルフ場にあるようなカートで園内を見て回ります。エサやり体験など、他の動物園にない体験ができますよ。

一方サファリパークでは、ライオンをはじめとした大型動物の生の暮らしぶりを見ることができます。2011年に完成したばかりで、比較的きれいな観光施設です。

どちらも非常に広大で、時間をかけてじっくり観光することをオススメしますよ。

5.ネピドー噴水ガーデン

出典: commons.wikimedia.org

ネピドー観光の途中のちょっとした遊びや休憩にオススメなのが、「ネピドー噴水ガーデン」です。

こちらも川に沿って広大な敷地を持つ公園で、中心部には芸術性の高い噴水が設置されています。噴水は夜になるとライトアップされ、美しい景観を演出してくれますよ。また、ウォータースライダーやスワンボートなどのアクティビティも用意されているので、体を動かして楽しむこともできますね。ミャンマーの地元のカップルなども訪れる憩いの場所となっていて、観光に疲れた際には休憩場所として寄ってみてもよさそうです。

街の中心部にあるためアクセスも良く、ネピドーの人たちの空気も感じながらゆったりできる観光スポットですよ。

6.国立東洋医学薬草園

出典: commons.wikimedia.org

ネピドーの自然、そしてそれと結びつく伝統を体感できる観光スポットとして押さえておきたいのが、次にご紹介する「国立東洋医学薬草園」です。

ミャンマーは人口の80%が伝統的な自然医薬を使用しているといわれ、現在でも薬草が重宝されています。この国立東洋医学薬草園では、ミャンマー中の貴重な薬草を栽培していて、観光客も目にすることができます。薬草園では官民が協力して新しい伝統医薬品を開発しており、将来的には博物館や図書館、研究室も作られる予定があるそうです。

日本では見られないミャンマーの貴重な薬草を見学しに、訪れてみてはいかがでしょうか。

7.ミョマ市場

出典: commons.wikimedia.org

新しい街を観光するなら、チェックしておきたいのが地元のマーケット。ネピドーのマーケットを訪ねるなら、このミョマ市場がおすすめです。

ネピドーの地元の住民が日常的に買い物をするローカル・マーケット。朝早くから開いていて、魚介に野菜から衣類・工具、さらには床屋まで、ありとあらゆる生活必需品がそろっています。ネピドーの人々の暮らしを見ることができる貴重な観光スポットですね。中央の建物を中心に、周囲には露店もたくさん開かれていて、活気に満ちています。

やはりネピドーのローカルな人々の暮らしを感じられるのは、ローカルなマーケットですね。

◎まとめ

日本ではどうしても偏った情報で見てしまいがちなミャンマーですが、首都ネピドーにもアッパタサンティ・パヤーをはじめとして、たくさんの魅力的な観光スポットがあることがおわかりいただけたと思います。

近年は、ミャンマー政府がネピドーへの観光客誘致にも力を入れているので、これからさらに魅力的になっていくことでしょう。周辺には観光地として有名な国も多いですが、ぜひネピドーを観光してミャンマーのことを知ってくださいね。

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