歴史と景勝地に恵まれた兵庫県でお花見しよう!兵庫・桜の名所5選

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歴史と景勝地に恵まれた兵庫県でお花見しよう!兵庫・桜の名所5選

近畿地方最大の面積を占める兵庫県は、北は日本海、南は瀬戸内海に面する歴史遺産と自然に恵まれた県です。日本初の世界遺産「姫路城」をはじめ、瀬戸内の眺望が美しい港町「神戸」、歴史ある風情を残す小京都「但馬」など、訪れてみたいスポットであふれています。

今回は、兵庫県でお花見におすすめしたい桜の名所を5つ選んでみました。歴史ある風情とともに、また、瀬戸内の眺望が美しい場所とともに見る桜は本当に素晴らしいですよ。食べ物も美味しい町、兵庫県。お花見とともに、グルメの旅も満喫してくださいね。毎年でも訪れたくなる、そんな桜スポットをご紹介します。

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歴史と景勝地に恵まれた兵庫県でお花見しよう!兵庫・桜の名所5選

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1.まばゆい白壁が美しい世界遺産、桜が似合う「姫路城」

出典: ja.wikipedia.org

兵庫県姫路市にある姫路城は「白鷺城」とも称される、白漆喰の壁が美しい城。江戸時代初期に建てられ、天守閣などの主要な建物は現在も当時の姿を残しています。外観の美しさと歴史的な価値から国宝に認定されており、姫路城は日本で最初に世界遺産に登録された文化遺産でもあります。まさに最も国内外に誇れる日本の城といえるでしょう。

まばゆい白壁の姫路城には、やはり桜が似合います。城の周囲には約1000本の桜の木があり、兵庫県では桜の名所として人気のスポットになっています。見頃は4月上旬。この時期には、通常入ることができない西の丸庭園が無料開放され、「夜桜会」を開催。ライトアップもあり、幻想的な雰囲気を楽しめます。西の丸庭園から見る姫路城は、普段見られない壮麗なる姿。できれば1日たっぷり時間を取って、昼も夜も美しいお城と桜を楽しみたいですね。

2.源平合戦ゆかりの景勝地、瀬戸内の景観と桜を楽しむ「須磨浦公園」

須磨浦公園のある場所は、源平合戦で有名な「一の谷の戦い」の舞台になった景勝地。昭和9年、昭和天皇の御成婚を記念して整備された公園です。須磨浦公園は鉢伏山と鉄拐山山麓から海岸にかけての広い公園で、山頂からは淡路島や神戸空港などを望めます。ロープウェイで山頂へ上がると明石海峡大橋などが見え、神戸の絶景を桜とともに楽しめますよ。

開園当時からソメイヨシノが植樹されて、クロマツとともに公園の主要な景観となっており、現在は約3200本の桜が咲き誇るお花見の名所としても知られています。花の見ごろは3月下旬~4月中旬。4月上旬にはライトアップされ、夜桜も綺麗ですよ。近年は平敦盛にちなんだイベント「敦盛桜」も開催され、イルミネーションによる幻想的な演出も。古戦場から見る瀬戸内の海と桜のコラボレーションをぜひ楽しんで!

3.兵庫を代表する桜の名所といえばやっぱりここ!「兵庫県立明石公園」

出典: commons.wikimedia.org

兵庫県立明石公園は、国の史跡である明石城跡を整備した公園です。徳川家康のひ孫である小笠原忠真が1617年に築いた明石城は、別の名を「喜春城」とも呼ばれ、現在は本丸跡に重要文化財の巽やぐらなどが残っています。

公園内には約1000本のソメイヨシノを中心とした桜の木があり、城跡の風情と桜との取り合わせの美しさから、全国「さくらの名所100選の地」にも選ばれているほど。例年の見ごろは3月下旬から4月上旬ですが、ほかより少し遅めに開花するといわれています。開花時期には「さくらまつり」が開催され、屋台も多く出店。敷地の中央にある「剛の池」周辺は最も桜の木が多く、満開の時期になると池を取り囲むピンクの花の豪華さに圧倒されます。

池の周りを散策するのがおすすめですが、ボートに乗って周遊してもまた違った楽しみがありますよ。市街地に近く、JR明石駅のすぐ北側にあってアクセス良好。お花見と歴史ある風情を気軽に楽しめます。

4.但馬の小京都と呼ばれる街並みを楽しむお花見スポット「出石城跡」

兵庫県豊岡市にある出石(いずし)は、碁盤の目に整備された町割により「但馬の小京都」と呼ばれる古い歴史を持つ城下町。伝統的建造群保存地区に指定されている街並みは、情趣溢れた美しさを残しています。その中心にある出石城は室町時代からの歴史を持ちますが、明治時代の廃城令に伴って取り壊されてしまいました。現在は残された石垣や堀などが公園として整備されています。

公園内は春になるとソメイヨシノや八重桜が咲き誇り、城跡や石垣を背景にした桜は風情ある趣で、見る者の心を惹きつけることでしょう。例年、桜が開花する4月上旬から1か月間に、桜まつりを開催しています。

出石は皿に入った「出石皿そば」でも有名な地。まつりの期間には、食べた皿そばの枚数を競い合う「出石そば喰い大会」が開催され、風物詩にもなっています。歴史ある風情の街並みを歩き、名物皿そばを食べて、のんびりお花見してくださいね。

5.桜の隠れた名所ならここ!兵庫を代表する歴史古い温泉「城崎温泉」

兵庫県豊岡市にある城崎温泉は、平安時代から続く歴史ある温泉です。大谿川(おおたにがわ)沿いに立ち並ぶように温泉街がつくられていて、7つの外湯めぐりと温泉街特有の雰囲気がある街並みで有名。川の下流には柳、川の上流は美しい桜並木が続き桜の名所としても知られています。桜は3月下旬から咲き始め、4月上旬までが見ごろとなっています。

特におすすめの桜スポットは、一の湯からまんだら湯までの「木屋町通り」と、「桜小路」と呼ばれる桜並木のある通り。灯された「ぼんぼり」が夜桜と古い街並みに情緒溢れる雰囲気を醸し出し、なんとも美しい眺めに。また、城崎温泉は「浴衣が似合う町」としても知られています。温泉宿や格安レンタルなどの色浴衣に身を包み、桜をゆっくり眺めながら外湯めぐりを楽しんでみてはいかがですか。

◎まとめ

兵庫県といえば港町神戸が有名で、お洒落で都会的な雰囲気をイメージします。しかしそれだけでなく、日本史上にかかせないゆかりの地も多く、歴史遺産が多く現存しています。また、海岸から丘陵地が広がる兵庫県南部は、山並みの美しさもさながら、山頂から見る瀬戸内海の眺望が有名。須磨浦公園は山麓に植樹された桜と海の眺望のコラボレーションが楽しめ、自然と都市が融合した美しさを楽しむのに最適な景勝地です。

そして、国宝かつ世界遺産の姫路城は、日本を代表する美しい城。知らない人はいない程の有名なお城ですが、桜の時期は特に美しさが際立ち、その情景に目を奪われます。出石の城下町や城崎温泉の古い街並み、そして明石城跡など、日本の伝統的な建造物と桜の取り合わせは、やはり日本人の心に沁みわたりますよね。

今回、兵庫県の歴史と自然を楽しめ、何度も訪れたくなるような桜の名所を5つ厳選してみました。ぜひ桜の時期に、兵庫県へ訪れてみてくださいね。

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