京都には美しい桜の名所がいっぱい！春の観光で訪れたい桜の名所5選

春には欠かすことのできない花見！そんな花見を楽しむなら京都はいかがですか？寺院の多い京都の桜には魅力がたくさん詰まっています。有名な清水寺や醍醐寺、天龍寺など古来の建造物とそこに咲く桜の花はどこから眺めても絵になるほど美しく、素敵な思い出を作ることができるでしょう。また淀川河川公園の桜のトンネルも薄ピンクの可愛らしい桜に心がホッコリするほど満足できるスポットです。京都でおすすめの桜の名所を５つ紹介します。

1. 醍醐寺（伏見区） 3月下旬～4月上旬

豊臣秀吉が始めたと言われる醍醐寺の花見は「花の醍醐」と言われるほど有名な桜の名所で、京都でも人気のスポットです。約800本の桜が咲きほこり、カワヅザクラ、オオヤマザクラを中心とした数種類の桜が植えられていて、満開の季節が終わるまで約3週間思う存分楽しむことができます。

花見はもちろん、醍醐寺での見所は豊臣秀吉が行った豊太閤花見行列を再現するイベント！約1300人の秀吉やその家族、家来に扮した人たちが三宝院から金堂までを舞楽や花見踊りなどを観賞して歩く、約2時間のイベントですが、見ごたえがあり毎年鑑賞する客でいっぱいになります。見頃は3月下旬から4月上旬。樹齢100年の桜や桜のトンネルは訪れた人たちを魅了し、風に舞う桜吹雪が花見をより楽しいものにしてくれるでしょう。醍醐寺で秀吉気分を楽しみながら花見をしてみてはいかがでしょう？

2. 嵐山（右京区） 3月下旬～4月上旬

嵐山は大堰川（おおいがわ）にかかる渡月橋一帯のことを言います。紅葉で有名な場所ですが、実は桜の名所としても人気です。奈良の吉野山から移植された桜が根付いていて、満開の時期にはヤマザクラやソメイヨシノなど約1500本の桜が、緑と薄紅色の光景を演出します。中でもおすすめなのが、世界遺産に指定されている天龍寺のシダレザクラ。何時間でも見ていたくなるほど美しいです。その他、中之島公園のシダレザクラは夜間のライトアップもされるので、こちらも見逃せません。見頃は3月中旬から4月中旬。写真を撮るなら渡月橋が人気です

3. 平安神社神苑（左京区） 3月下旬～4月中旬

京都でも有名な桜の名所、平安神社の神苑には、ベニシダレザクラやソメイヨシノ、ヒカンザクラなど約20種類の桜が300本ほど植えられています。平安神社の境内は無料で桜鑑賞ができ、誰でも花見を楽しむことが可能です。神苑は大人600円こども300円の入苑料が必要です（2017年1月現在の金額です）。神苑の桜は京都でも一番美しいと言われるくらい見ごたえがあります。入苑料を払う価値は十分あって損はさせませんよ。夜はライトアップがあり、昼間とは違う景色が堪能できます。見頃は3月下旬から4月中旬です。

4. 清水寺（東山区） 3月下旬～4月上旬

京都で花見を楽しむなら清水寺もおすすめです。京都で最も有名な観光地ですが、桜の名所としても根強い人気があります。ソメイヨシノやヤマザクラなど約1000本の桜を楽しめますよ。見頃は3月下旬から4月上旬。清水の舞台からの景色はもちろん、放生池から桜を透して見る三重塔や徒歩で花見が楽しめる祇園白川桜コースを散歩するのもオススメです。夜間のライトアップも幻想的で、世界遺産に指定されている清水寺の良さをひと際感じることができるでしょう。

5. 淀川河川公園背割堤地区（八幡市） 4月上旬

淀川河川公園は京都と大阪にまたがる国立公園。園内の背割提の桜が有名です。約250本の桜はすべてソメイヨシノ。関西では行ってみたい桜の名所1位にも選ばれています。薄ピンクからアイボリーに変わっていくその姿は美しいものです。1.4kmも続く桜並木の道は映画の世界のように幻想的で、観光で訪れたらきっといい思い出になります。可能なら堤防の斜面にシートを広げてのんびり桜を眺めましょう。展望台からの眺めもてオススメです。見頃は4月上旬で八幡桜まつりが開催されます。軽食やビールなどの販売もされるので、時期を合わせて花見に出かけるといいでしょう。