世界遺産トゥウェイフルフォンテーンはサン人が残したメッセージ!

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世界遺産トゥウェイフルフォンテーンはサン人が残したメッセージ!

アフリカ大陸の南西部に位置するナミビア共和国は、面積が日本のおよそ2.2倍という大きな国ですが、そのほとんどを砂漠やサバンナに覆われています。世界最古の砂漠として知られる「ナミブ沙漠」があることでも有名ですよね。「何もない沙漠」というその名の通り、ナミブ沙漠周辺は人口密度が非常に低いため、野生動物以外の生き物とすれ違うことがほとんどないそうですよ。

今回ご紹介するのは、そんなナミビア共和国にある世界遺産のうち、サン族(ブッシュマン)が残した岩石線画で有名な「トゥウェイフルフォンテーン(Twyfelfontein)」。2007年にはナミビア初の世界遺産としてユネスコに登録され、世界中から注目を浴びました。
それでは、世界遺産「トゥウェイフルフォンテーン」についてご紹介していきましょう。

目次

世界遺産トゥウェイフルフォンテーンはサン人が残したメッセージ!

トゥウェイフルフォンテーンとは?

出典: GuilhermeMesquita/Shutterstock

世界遺産「トゥウェイフルフォンテーン(Twyfelfontein)」は、紀元前1000年頃から約2千年間にわたって描かれたという岩絵です。トゥウェイフルフォンテーンとは「不確かな泉」という意味で、この場所にあったはずの泉がある日突然消えてしまったり、再び現れたりすることから名付けられました。

サン族が描いた岩絵はアフリカ大陸のあちらこちらにで見ることができますが、このトゥウェイフルフォンテーンが最も広範囲にわたって描かれたものであり、その数はなんと2000以上にも及ぶのだとか。
また、その描き方も独特で、他の地域にある岩絵が赤土や血を塗料にして描かれているのに対し、このトゥウェイフルフォンテーンにある岩絵は、岩に直接彫られたものであることが特徴です。

狩りを行う人間とキリンやゾウなどの動物たち、安全な場所であることを表す足跡の絵に水場を示す円など、ここに描かれた岩絵たちは、地図や教科書代わりとしても利用されていたそうですよ。そのほかにも、複数の場所でサン族が作ったと思われるペンダントやビーズなど装飾品の数々が見つかっています。

遊牧民が移ってきたことにより、西暦1000年頃にはこの地を追いやられてしまったというサン族。それと同時に岩絵も途絶えてしまいましたが、彼らが描いた絵は当時の人々の生活や信仰について知る貴重な手がかりとなっているのです。その点が高く評価され、2007年にはナミビア初の世界遺産に登録されました。

トゥウェイフルフォンテーンへのアクセス

日本からナミビアまでの直行便はないので、まずは南アフリカのヨハネスブルクを目指しましょう。ただし、ヨハネスブルグも日本からの直行便は就航していないため、アジアや中東、ヨーロッパでの乗り継ぎが必要となります。ヨハネスブルグまでのフライト時間は最短で20時間弱。ヨハネスブルクからナミビアの首都ウイントフックまでは約2時間です。

世界遺産「トゥウェイフルフォンテーン」は、ウィントフックから砂漠道を6時間ほど走った場所に位置します。レンタカーを利用して個人で訪れることも可能ですが、舗装された道路しか運転したことがない方にはかなり危険です。砂漠道は行き交う車もほとんどいないため、万が一事故に遭った場合などを考えると、多少高額でも現地ツアーに参加することをおすすめします。

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