名称:ディアマンティーナ歴史地区
住所:Historic Centre of the Town of Diamantina
公式・関連サイトURL:http://whc.unesco.org/en/list/890/
ブラジルのミナスジェイラス州にひっそりたたずむ小さな街「ディアマンティーナ」は、どこか懐かしい落ち着いた雰囲気。ここを訪れる人たちはレトロな街の雰囲気に引きつけられること間違いなしですよ。また自然環境も豊かで、かつてダイアモンドが採掘された場所であったり、神秘的な絶景があったりと見る場所の多い世界遺産ですよ。
ここではブラジルを代表する世界遺産の1つ「ディアマンティーナ歴史地区」の魅力をたっぷりご紹介していきます!
目次
レトロな街並!ブラジルの世界遺産「ディアマンティーナ歴史地区」の魅力
ディアマンティーナ歴史地区とは?
ブラジルの南東部の標高約1100メートルの高原に世界遺産の街「ディアマンティーナ」があります。人口約5万人の小さな街はかつて、ダイアモンドが豊富にある鉱山の中心地としてとても繁栄していました。18世紀にポルトガルの侵略を受けて植民地となると、街中にはバロック建築の建物が増え、現在に至ります。ヨーロッパ文化が入り混じったその珍しい景観が綺麗な状態で残っているのが世界遺産に選ばれた理由の一つともなっていますよ。
また建築物だけではなく、音楽や芸術などにおいてもヨーロッパとブラジルの文化が混合されており、独特で貴重なものを生み出しました。そのことも世界から高く評価され、1999年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。
ディアマンティーナ歴史地区へのアクセス
日本からブラジルへの直行便はないので、ヨーロッパの主要都市やアメリカを経由してリオデジャネイロかサンパウロへ向かいましょう。トランジットしてベロ・オリゾンテにあるタンクレド・ネヴェス国際空港へ到着すると、そこから陸路となります。長距離バスがありますが約5時間かかります。
世界遺産「ディアマンティーナ歴史地区」のおすすめポイント①:歴史感じるバロック建築の街並み!
レトロで静かな街「ディアマンティーナ」は、石畳とパステルカラーのお店や住宅が広がっています。カラフルなのにレトロ、どこか懐かしさを感じるような街並みですよ。ブラジルっぽくない雰囲気も魅力的で観光客をひきつける要素となっています。異空間な場所を見ようとブラジル国内からも人気がありますよ。
最近ではインスタグラムでもディアマンティーナの街なみがたくさん投稿され、人気高騰中!豊かな緑あふれる環境と街のコントラストがまるでおとぎ話の世界にいるかのような感覚になりますよ。ちなみにブラジルの夏は11月から4月で、30度を超えます、涼しい気候で観光したい方は5月から7月にかけて訪れるのがベストですよ。
世界遺産「ディアマンティーナ歴史地区」のおすすめポイント②:吸い込まれそうな美しい「青い洞窟」
世界遺産「ディアマンティーナ」は建築物だけではなく、美しい自然にも恵まれています。「チャパダ・ディアマンティーナ国立公園」というブラジルにある国立公園があり、大自然にあふれていますよ。
中でも大人気なのが「青の洞窟」!!洞窟の中にはいると、目を奪われるような鮮やかなブルーが私達を迎えてくれます。そして洞窟の隙間から降り注ぐ一筋の日差しが、より一層神秘さを生みだしてくれますよ。さらに贅沢なことに、シュノーケリングをすることも可能。透明度が非常に高いので体が浮いてるように見えるのも面白いですよ!また天候によっては、エメラルドグリーンに見えることもあります。どんな表情をみせてくれるか、楽しみですね。
◎まとめ
ブラジルの世界遺産「ディアマンティーナ歴史地区」を紹介してきましたが、いかがでしたか?古き良い石畳とレトロな家屋が並ぶ街並みは魅力的でしたね。また青の洞窟も必見ですよ。ブラジル観光に行くことがあれば世界遺産「ディアマンティーナ歴史地区」は外せないですよ。