香川のパワースポット！琴平町の金刀比羅宮周辺の観光スポット4選

香川県琴平町を代表する観光スポットといえば「金刀比羅宮」。四国随一のパワースポットとしても知られており、年間約300万人とたくさんの観光客が訪れます。今回は、その金刀比羅宮の魅力と合わせて周辺観光スポットをご紹介していきます。ぜひ参考に香川旅行を楽しみましょう。

1.香川で有名なパワースポット！参道が長い「金刀比羅宮」

「金刀比羅宮」には、「さぬきのこんぴらさん」と地元から親しまれている海の神が祀られています。象頭山の中腹に鎮座していて、商売繁盛や五穀豊穣、大漁祈願とたくさんのご利益があります。

本宮への参道は785段にもおよぶ石段でできていて、奥社までは1368段もある長い石段です。石段沿いには大門や五人百姓があり、さらには国の重要文化財に指定され、かつては客殿として使われていた書院や旭社などが点在。また境内には宝物館があり、多くの美術品や文化財も展示しています。

裏参道には自然が広がり、四季によって変化する光景もお楽しみのポイントです。本宮でしか売られていない黄色い袋が特徴の「幸福の黄色いお守り」や可愛い「ミニこんぴら狗」などのお守りを買って、良いご利益を得ましょう。

2.歌舞伎ファン必見！日本最古の芝居小屋「金丸座」

旧金毘羅大芝居「金丸座」は、天保6年(1835年)に建造された芝居小屋です。江戸時代には、現在で言う宝くじのようなものであった富くじの開札場を兼ねていた定小屋。日本最古のものとして有名で、大阪三座の浪花座と同じ形で建てられました。

金丸座という名前は明治33年に付けられ、昭和45年には国の重要文化座に指定。昭和47年から4年間の間に移築復元され、映画の舞台ロケ地としても起用されたことでも有名。春になるよ人気歌舞伎役者による歌舞伎大芝居も行われており、歌舞伎ファンにも人気の高いスポットです。平成15年には耐震工事が行われ、そこで調査中に発見されたブドウ棚とかけすじを復元したことで、より江戸情緒を感じることができます。

3.試飲も可能！日本酒の歴史や文化が学べる「金陵の郷」

「金陵の郷(きんりょうのさと)」は参道口にある日本酒の歴史館。江戸時代に使われていた白壁の酒蔵を復元し、醸造の歴史や文化などを学ぶことができます。

館内は歴史館と文化館に分かれており、歴史館では酒づくりで使われている道具が実物大の模型で展示。作業風景から面白いネーミングの道具などたくさんの展示物を公開しています。一方、文化館では日本酒が作られた文化や生活などに関する資料を、テレビ映像など通して知ることが可能。他にも日本酒やリキュールなど金陵の試飲もできますよ。

館内の中心には巨大な楠木があり、樹齢800年に及ぶ木々は神秘的で迫力があります。その周辺には休憩できる場所もあるので、歴史を感じる建物をじっくり眺めるのもおすすめです。

4.こんぴらさんのお膝元！癒し旅にピッタリな「こんぴら温泉郷」

平成9年に源泉が湧出。温泉街としての歴史は浅いですが、日本の温泉100選にも選ばれています。現在は18軒の旅館やホテルで形成され、12件の宿泊施設で温泉に入ることができますよ。日帰り温泉が楽しめる施設もあり、お得に湯めぐりができる券もあるので、金刀比羅宮巡り後に汗を流すこともできます。

◎まとめ

たくさんのご利益がある金刀比羅宮は香川を代表するパワースポットです。そして、その周辺にはたくさんの歴史と自然を感じるスポットが盛りだくさん！さらに旅疲れを癒せる温泉街や本場の讃岐うどん、美味しい料理が食べられるグルメスポットも充実しています。金刀比羅宮へ参拝した後は、ぜひ周辺の観光スポットも巡り、充実した香川旅行にしましょう。

香川のパワースポット！琴平町の金刀比羅宮周辺の観光スポット4選