珍獣が住むコンゴの世界遺産!アフリカ第2の規模を誇るサロンガ国立公園

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サロンガ国立公園は、アフリカ中央部に広がるアフリカ最大の熱帯雨林地域。コンゴ川が大きく蛇行する内側にある、高温多湿のジャングルが広がるエリアです。ここには、世界四大珍獣のオカピやボンゴのほか、チンパンジーに似たボノボなど、珍しい動物が多く生息しています。

保護が必要な自然遺産ですから、一般の旅行者が訪れるのはたいへん困難。ここではそんなサロンガ国立公園で見られる珍しい生き物をご紹介したいと思います。

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珍獣が住むコンゴの世界遺産!アフリカ第2の規模を誇るサロンガ国立公園:目次

サロンガ国立公園とは?

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サロンガ国立公園は、コンゴ民主共和国で最大の国立公園。コンゴ川支流のサロンガ川とロメラ川流域一帯を占め、約 3万6000平方キロメートルの面積があります。1984年に世界遺産に登録されました。

世界遺産サロンガ国立公園は、熱帯雨林を中心に乾燥地帯やサバンナなどさまざまな環境が見られる地域です。近年は付近の人口増加などにともなう環境の悪化が懸念されていて、1999年には危機遺産のリストに加えられました。

サロンガ国立公園へのアクセス

世界遺産サロンガ国立公園はコンゴ中央部、首都キンシャサの北東500kmほどのところにあります。コンゴは交通網が発達しておらず、内陸部へは一般道路がほとんど作られていません。旅行者には物資輸送のトラック、ローリーに乗せてもらい移動する手段が一般的。但し現在は政情不安の影響もあり治安が悪く、注意が必要です。

そもそも、現在サロンガ国立公園に観光客は立ち入ることができません。

サロンガ国立公園のおすすめポイント① : ボノボ

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世界遺産サロンガ国立公園に住むボノボは、チンパンジーの一種。以前はピグミーチンパンジーとも呼ばれていました。体長は70~80cm、体重40kgくらいの霊長類で、チンパンジーより上半身が小さいのが特徴です。

ボノボは野生ではコンゴ民主共和国でしか見られず、サロンガ国立公園にはおよそ2万頭が生息しているといわれています。熱帯雨林を住処とし、植物の葉や芽、蜂蜜、昆虫、ミミズなどを食料としています。

ボノボは霊長類のなかでもとくに高い知能をもっているといわれ、争いを避ける本能があり、仲間を傷つけることはないのだとか。また道具を使うことができ、飼育下では言葉や簡単なゲームの仕組みを覚えることもできるとされています。

サロンガ国立公園のおすすめポイント② : ボンゴとオカビ

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世界遺産のサロンガ国立公園には、世界四大珍獣と呼ばれる珍しい動物のうち、なんと2種類が生息しています。

そのうちの1つボンゴは、白い縞々模様が特徴的なヤギのような動物。体は赤みを帯びた栗色で、体には10本から12本程度の白い帯が入っています。

またボンゴは白いツノと大きな耳をもっています。頭部の前面には黒い斑紋があり、目の下の明るい縞も印象的。森の中で5~8頭程度の少数の群れで生活し、主に木の葉や木の根、樹皮、果実などを食べます。

サロンガ国立公園のおすすめポイント③:オカピ

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もう1つの珍獣オカピも、脚に白く美しい縞模様をもつ動物で、「森の貴婦人」とも呼ばれています。一見するとシマウマのなかまのようですが、実はキリンに近い動物で、キリンと同じく青っぽくて長い舌をもっているのが特徴です。

オカピは1000万年前からその姿や生態を変えていないとされ、生きた化石ともいわれているんですよ。かつてはウガンダにも生息していましが、今では野生ではコンゴ民主共和国内にしかいません。とても臆病な動物で、野生で生態を観察するのが難しく、生態についてまだあまり詳しいことは分かっていません。

◎まとめ

現在、世界遺産サロンガ国立公園には観光客は立ち入ることができません。

また、サロンガ国立公園には2018年現在で外務省の海外危険情報レベル4が発令されているカサイ州が含まれています。レベル4はいかなる理由であれ渡航および滞在をしないよう求める退避勧告です。

今回ご紹介した3種の動物のうち、オカピは横浜や上野の動物園で見ることができますよ。

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