和歌山県広川町の観光名所を一挙ご紹介!おすすめ観光スポット7選

画像出典:Daisuke Shibuya / PIXTA(ピクスタ)

和歌山県広川町の観光名所を一挙ご紹介!おすすめ観光スポット7選

和歌山県広川町。和歌山県の中央に位置するこの地域は温暖な気候に恵まれていて、古くから様々な食物が栽培されてきました。そんな豊かな自然に恵まれているので、シーズンになると蛍が見られたりもします。温泉に浸かりながら蛍を見ることもできます。

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和歌山県広川町の観光名所を一挙ご紹介!おすすめ観光スポット7選

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1.滝原温泉 ほたるの湯

蛍が見られる観光地と言うと日本では減ってきていますが、ここではそんな貴重な体験ができるので行ってみる価値ありです。大自然の中で浸る温泉というのはそれだけでも観光に来た人の身体に染み入るものですが、そこに蛍の飛び交う美しい風景が加わればもう言うことなしです。

蛍が飛び交う季節は5月の下旬くらいがベストらしいので、シーズンを逃すと蛍は見られません。ですが、露天風呂から眺める絶景や美しい宿の中庭など、蛍抜きでも十分に楽しめる観光地でもあります。ロケーションは抜群ですが、山奥にあるのでアクセスにはやや不便。とはいえ、人里離れた場所にあるために物静かな雰囲気の中でゆったりでき、日ごろの疲れを癒したいという観光客の方には人気があります。

2.稲むらの火の館

広川出身の実業家・濱口梧陵。広川のみならず全国的に著名な明治時代の偉人です。その彼の偉業をたたえるために作られたのが稲むらの火の館。稲村の火とは、広川の地に伝わる伝説的な出来事のこと。津波に襲われた広川の町から人々を救助するために、稲に火をつけて避難経路の道しるべとしたと言います。

この手法は当時としては斬新かつわかりやすいものであったらしく、結果的に犠牲者を最小限にとどめたと言います。この伝説は「稲むらの火」として知られ、小説の題材にもなったほど。この偉業をなしとげ、さらに災害の後に巨大な堤防を私財を投じてまで作ったのが濱口です。

まさに広川のヒーローと言ったところでしょうか。そんな彼の功績を残しているのがこの館。広川の歴史を知る上では観光に訪れておきたい名所です。

3.広村堤防

広川町の伝説、稲村の火の逸話とともに残されているのがこの広村堤防です。史実として聞いたことのある人はいても、実物を見たことがあるという観光客は中々いないのではないでしょうか。普段広川に住んでいる人ならまだしも、時々に観光に訪れたという人にとってはその姿は悠然と映るはずです。

驚愕なのは、これがすべて私財を投じて作られたということ。広川の伝説的な実業家・濱口梧陵と言えども、これを建造するだけの資産はそう簡単には工面できなかったはずです。それでも広川の地のためにやり遂げたと言うところに、この人の偉大さがあるように思います。

アクセスとしては、稲むらの火の館のすぐそばにありますから、館に訪れた時には一緒に見に行くのがオススメ。歴史的な観光名所として、古くから多くの人々が訪れている、文字通りの「史跡」です。

4.浅井農園

いちご狩りができるところなら探せばありそうですが、ここでは珍しいブルーベリー狩りが体験できます。果物狩りを楽しみに観光をする人は多いと思いますが、そんな方にオススメです。

元々、広川町が属する和歌山県の有田郡は、一年中温暖な気候であり、豊かな自然に囲まれています。果樹栽培にはもってこいの広川の地で育てられたブルーベリーは、特産品としての地元の人々にも愛されています。

農園内では、13品種、2000株を超すブルーベリーの木々を栽培、シーズンは6月から7月の下旬程で、この時期に広川に訪れれば、新鮮なブルーベリーを味わえます。ブルーベリーと言えば、目の疲労や美容などに効果のある国民的な果実。園内は老若男女誰でも歩きやすいように整備され、観光地としては比較的訪れやすい農園だと言えます。

5.白木海岸

近くにある西広海岸と比べるとこぢんまりとしている小さな海岸です。海の家やシャワー室などはな、海水浴を楽しむには少し広さが足りないかもしれません。ですが、物静かで美しいロケーションは、たまの観光でゆったりと日光浴をしたり、砂浜を散歩したりとリラックスするのには最適です。

晴れた日にちょっとドライブに行って、海岸線を散歩したり、ちょっとした気分転換をするのにはいい場所です。歩いてアクセスするのは大変で、駅から徒歩で50分。ただし、レンタルサイクルも貸し出しているということなので、運動がてら遠くの景色を見に行きたいと言う人にはオススメかも。

アクセスしやすさだけを求めるなら、広川のICから車で訪れる方が便利です。ちなみに、隠れた釣りスポットとしても知られており、アオリイカやシーバスなどが釣れるとのこと。コアな釣り好きの人なら、観光に訪れる価値はあるかもしれません。

6.西広海岸

海水浴場としては少し物足りない白木海岸と比べると、こちらは海水浴場として観光客、広川の地元の人々に愛されています。砂浜は遠浅で、カニや小魚などが間近で目にできますから、子ども連れでも安心して訪れることができ、子どもを遊ばせるにはもってこいの観光地です。シーズンには多くの観光客が訪れているということからも、その魅力がわかるかと思います。

ここの夕日は和歌山県の朝日・夕陽100選にも選ばれる美しいもの。日中は海水浴を楽しみに、夕陽を拝みながらゆっくりと海岸をお散歩。家族連れだけでなく、デートスポットとしてもオススメできる観光地です。アクセスも、JR広川ビーチ駅から徒歩で20分で通いやすい場所ではあるため、シーズンに広川を訪れた時にはぜひ観光に行ってみてください。駅では自転車もレンタルできるため、海岸沿いを風に当たりながらサイクリングというのも良いですね。

7.耐久社

創設された江戸時代末期は、広川の人々に剣術や漢学を教える私塾でした。現在は耐久中学校として残されています。お世辞にも華やかとは言えないかもしれませんが、JR広川ビーチ駅から徒歩で行けるというアクセスの良さと、歴史的著名人たちの手によって作られた建物と言うだけあって、歴史好きな観光客が訪れたり広川の地元民の人々にも大切にされている場所です。

当時の著名人、特に濱口梧陵に関する当時の資料も多く残されていますから、その歴史に興味のある人にとっては訪れる価値ありの観光地です。周囲の物静かな風情も相まって、散歩して回るのにはうってつけのスポットでもあります。

◎まとめ

全体的に、ゆったりとくつろいで楽しむことができる観光地が多く、リラックスして観光地を巡りたいという方にはお勧めしたい観光地です。

歴史的な名所を見たりと言った観光はもちろんですが、足湯に浸かってのんびりしたり、蛍を見ながら温泉に浸かったり、新鮮な野菜や果物を楽しんだりと、広川特有の癒しスポットが満載です。アクセスしやすい場所が多いのも特徴ですから、車で訪れた観光客でも電車で訪れた観光客でも、問題なく観光地を巡れるかと思います。


観光に訪れるにもベストな季節というものがあるかと思いますが、広川町に訪れる時は春から夏ごろに訪れるのがオススメ。海水浴や蛍を見たり、新鮮な野菜や果物を食べたりと言った見どころが楽しめるのはやはりこの時期でしょう。特に、5月から6月は蛍が飛び交いますから、最もオススメの時期だと言えます。

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