フランス大西洋岸の高級リゾート!ビアリッツのおすすめ観光スポット

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フランス大西洋岸の高級リゾート!ビアリッツのおすすめ観光スポット

フランス大西洋岸でスペイン国境近くに位置するビアリッツは、王侯貴族たちが保養地として訪れた歴史を持つ観光地。特に夏になるとフランス内外から多くの観光客が訪れます。お城のような建物やカジノ、高級ブティックなどがビーチ沿いに立ち並び、高級リゾート地の雰囲気が溢れています。ビアリッツがあるフランス領バスク地方はには衣食住で独特な文化が残っています。近郊にある街バイヨンヌと共に観光するのもおすすめです。またビアリッツは良質の波がくることで有名で、サーフィン目的の観光客もよく見かけます。そんな魅力いっぱいのビアリッツのおすすめ観光スポットをご紹介しましょう。

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フランス大西洋岸の高級リゾート!ビアリッツのおすすめ観光スポット

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1.聖母の岩

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ビアリッツを代表する観光スポットの1つが聖母の岩です。聖母の岩は漁港(port des pêcheurs)から突き出た岩で、聖母マリア像が佇みビアリッツの漁師たちを海難事故から守ってきたと言われています。

この聖母の岩は海岸沿いの岩場をしばらく進み、橋を渡ったところにあり、聖母像の周りを一周できるようになっています。この聖母の岩への橋は、パリ観光には欠かせないエッフェル塔を設計したギュスターブ・エッフェルが手がけたもの。聖母像とともに橋の美しさも必見ですよ。

この聖母の岩からは、ビアリッツの海岸グラン・プラージュと、その後ろに並ぶカジノのホテル・デュ・パレ(かつてのウジェニー妃の別荘)など、美しい景色が見られます。また大西洋の真っ青な海を眺めるにも最高で、天気が良いとピレネー山脈もよく見えますよ。さらに夕方には海に沈んでいく夕陽を眺められます。時刻によって違う眺望を楽しめるおすすめのスポットです。

2.グラン・プラージュ

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ビアリッツの中心街の前に広がる、白く美しい砂浜がグラン・プラージュです。ビアリッツを紹介する景色として、観光ガイドなどにはよくこの弓形のグラン・プラージュと、その後ろに並ぶ宮殿のようなホテルやカジノの景色が登場します。グラン・プラージュ全体を見渡すには、ベルヴューと呼ばれる高台へ行くのがおすすめですよ。

約450mにおよぶグラン・プラージュは、夏はライフガードが監視する遊泳場となり、レンタル可能なビーチテントや子供用の遊び場、サーフィンスクールの参加者や多くのバカンス客などで賑わいます。夏以外は良質な波を求めビアリッツにやってきたサーファーたちや、温暖な気候の中を散歩する観光客の姿を多く見かけます。

グラン・プラージュはサーフィン大会の会場としてよく使用されるんですよ。海岸の裏手は散策道となっているので、海水浴客で混み合う夏には、散策する観光もおすすめです。

3.ビアリッツ水族館

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ビアリッツ水族館は1933年に建てられた歴史ある水族館。ビアリッツ最大の観光スポット・聖母の岩のほぼ目の前に建っています。外観はアールデコ調のレトロで趣ある建物ですが、館内は2011年に改装されとてもモダンです。

館内に入ると、フランス最大級の水槽で泳ぐ魚たち。観光の合間に心和むひとときを過ごせることでしょう。サンゴ礁や色鮮やかな魚たちが泳ぐカリブ海の水槽、大西洋の魚たちの水槽、またサメやウミガメ、タコなど種類も豊富で見応えたっぷりです。

屋外のプールではあざらしが泳ぎ、餌付けを見たり、生態についての説明を聞くことができます。その他、クジラやイルカの標本や、昔ながらの漁法の説明などもありますよ。また、テラスからは聖母の岩ごしに大西洋が広がる大パノラマが!きっと目を奪われてしまうことでしょう。

4.海洋博物館

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ビアリッツ水族館と姉妹館である海洋博物館は、2011年に完成したビアリッツの新しい観光スポットです。博物館の中は自然光がいっぱいで、白い壁とフローリングでとても明るい空間となっています。

航海技術や深海、潮流や海の生物など、海についてのあらゆることを学べます。タッチパネルや3Dフィルム、模型やヘッドフォンなど展示方も様々。まるでダイビングしているかのような3D画像や、海の秘密と題された映画の鑑賞があります。バーチャルサーフィンはぜひ体験してみてくださいね。

お得に観光したい場合には、ビアリッツ水族館とのペアチケットも販売されていますよ。

5.カジノ バリエール ビアリッツ

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高級リゾートと言えば、欠かせないのがカジノ!ビアリッツのカジノはメインのビーチであるグランプラージュに面した場所にあります。フランスで多くの高級ホテルやカジノを所有するバリエールグループの経営だけに、豪華な雰囲気は保証付き。カジノでの運試しに興味がない方でも、アールデコ調の美しい外観はビアリッツ観光見において必見スポットです。

スロットマシーンは午前中から、ポーカーやルーレットなどのテーブルゲームは夜から楽しめます。ビアリッツ観光の記念にカジノで楽しんでみたい方は、まずスロットマシーンからお試ししてみてはいかがでしょう。

それ以外にもレストランやバー、コンサートにマジックショー、さらにはクラシックコンサートなども楽しめる劇場を併設しています。ビアリッツのラグジュアリーな面をたっぷり観光してみたい方は、ぜひ足を運んでみてくださいね。

6.漁港 (port des pêcheurs)

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ビアリッツの中心街と聖母の岩の間にある漁港。ビアリッツ市街のラグジュアリーな雰囲気と、多くの観光客で賑わう喧騒がまるで嘘のような場所です。のどかでゆったりとした時間が楽しめますよ。

高台にひっそりと佇む小さな漁港では、大西洋の新鮮な魚介類を楽しめる素朴なレストランに行くのがおすすめ!バスク地方独特の白い壁に、赤や緑の木組みがかわいらしいレストランは、観光気分を盛り上げてくれることでしょう。高級避暑地として発達する前は、のどかな漁港町であったビアリッツの姿を見ることができる場所ですよ。

テラス席の前に広がる漁港に出入りする船をながめながら、ビアリッツ観光の合間にのんびりとしたひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。また干潮時の船が砂浜に打ち上げられている景色は、趣ある漁港の雰囲気がいっぱい!カジノやホテルの高級スパとは全く違うビアリッツの雰囲気を楽しみましょう。

7.サント=ウジェニー教会

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サント=ウジェニー教会は1856年にローマビサンチン様式で建てられた小さな教会が、1898年から5年の歳月をかけてネオゴシック形式に改築されたものです。避暑に訪れていたナポレオン3世の妃であったウジェニー妃の名に由来しています。また、ビアリッツ市民に親しまれている鐘の音を鳴らす鐘楼は、1931年に増築されたものです。

教会の中はシンプルではありますが、薄いグレーの石で作られたドーム型の屋根とステンドグラスや、大きなオルガンがの美しさが観光客の目を惹きます。天井からは船のオブジェも吊るされていて、海岸沿いの町ビアリッツらしさを感じられるでしょう。

ビアリッツの歴史的建造物を観光するためにも、ぜひ見ておきたい美しい教会です。観光客よりは礼拝に訪れるビアリッツ市民が多いので、礼拝の邪魔にならないようにしましょうね。

8.アイノア村

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ビアリッツ周辺にはバスク地方ならではのかわいらしい村がたくさんあります。その中でもぜひ訪れてほしいのがアイノア村です。ビアリッツから車で約30分、公共交通機関でも1時間半ほどでアクセスできます。フランスの美しい村としても登録されていて、この地方特有の民家がずらりと並んでいます。白い壁に、コロンバージュと呼ばれる赤や緑の木組みがかわいらしく、村そのものが観光スポットですよ。

メインストリートが1本のみ、1周するのに15分もかからないくらいの小さな村ですが、その絵本の中のような景色を眺めていると、歩いているだけで楽しくなりますよ。

建物の1階は観光客相手のお土産屋さんになっている家も家も多く、ベレー帽やエスパドリューと呼ばれるバスク布地で作られた靴などが売られています。また、この地方で取れる唐辛子ピーマンエスプレットや唐辛子を使用した料理の瓶詰め、チーズやハムなどもおいしく好評です。簡単にバスク地方の特産品を見れるのも嬉しいですね。観光時間が限られている人には、お買い物スポットとしてもおすすめです。

◎まとめ

ビアリッツのおすすめ観光スポットをまとめてみました。ビアリッツと言うと、ビーチ沿いにカジノや高級ホテルが並ぶラグジュアリーなイメージですが、漁港があったり、近くにバスク地方の素朴な村があったりと、複数の異なる雰囲気の観光を楽しめる素敵な街です。パリからビアリッツへは国内線で気軽に観光に出かけられますよ。ぜひ、フランスのビーチリゾート地ビアリッツを観光してみてください。

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