ニュージーランド・ダニーデンの観光地5選!スコットランド調の町

画像出典:Dmitry Naumov

ニュージーランド・ダニーデンの観光地5選!スコットランド調の町

南のエジンバラと呼ばれるダニーデンは、スコットランドからの移民によって開拓された町です。町のあちこちにスコットランド風の建物を見かけ、とても落ち着いた雰囲気を醸し出しています。ニュージーランドでは5番目の規模で、人口約12万人のうち15%が学生と言う学園都市です。

この町の最大の魅力はオタゴ半島の自然、野生動物。オットセイやアルバトロス、ペンギンなどを間近で見られるんですよ!また、学生が多いのでお洒落なショップやカフェ、レストランなども多く、街歩きも楽しいんです。ダニーデンでぜひ見て頂きたい観光スポットを5ヵ所お届けします!

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ニュージーランド・ダニーデンの観光地5選!スコットランド調の町

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1:オタゴ博物館

出典: Szilas

オタゴ地方の歴史や先住民族マオリ族の伝統文化に関する展示、ニュージーランド固有の動植物に関する展示、クジラの骨の標本や絶滅したモアイの標本など興味深い物がたくさんあるダニーデンで人気の博物館です。トロピカルフォレストコーナーでは熱帯雨林を体感でき、蝶や小鳥が飛び回っています。冬場はお天気が崩れやすいダニーデンで、雨の日にピッタリな観光場所とも言えます。

入館料は無料ですが、ディスカバリーワールドトロピカルフォレストとプラネタリウムは別途料金が必要(2017年3月現在)。オタゴ大学のすぐそばなので、ダニーデン滞在中に一度のぞいてみて下さいね。大人も子供も楽しめる博物館です。

2:ロイヤルアルバトロスセンター

出典: Diego Delso (CC BY-SA 3.0)

ダニーデンの最大の見どころは、オタゴ半島の自然です!オタゴ半島の先端タイアロア岬には、人が住む本土としては世界唯一のロイヤルアルバトロス(大型のアホウドリ)の営巣地があり、保護地区に指定。ツアーに参加するとレンジャーから、ロイヤルアルバトロスの生態について説明やビデオを見た後、観察小屋から野生のロイヤルアルバトロスを観察します。

9月になるとタイアロア岬に成鳥が集まり、求愛行動の時期を経て営巣が開始。産卵は11月から12月にかけてで、1月から2月に雛が誕生します。親鳥は交替で海へ餌を探しに行き、巣に残った方が雛を守ります。

雛が成長し羽が生え揃うのは9月頃。3年後に成鳥になると生まれた場所に戻ってきます。つまりはこの場所にいるアルバトロスは、みなここが故郷なんですよね!大きな物で3m近い野生のアルバトロスに会いにいきませんか?

3:ペンギンプレイス

出典: Steve (CC BY-SA 2.0)

ニュージーランドにあるペンギン営巣地の中でも、最も間近に観測できるのがペンギンプレイス。ダニーデンの観光スポットとして人気です。ペンギンプレイスは絶滅危惧種のイエロー・アイド・ペンギンの私営保護区で、ツアー参加料がペンギン保護活動費に充てられています。

ツアーは初めにガイドからレクチャーを受け、ペンギンコロニーへと移動します。海から戻ってくるペンギンに会いたいなら夕方がベスト。イエローアイドペンギンは群れではなく単独で行動するので、夕暮れになると、一匹、二匹と海からあがり巣へ向かう姿を見る事ができます。

ペンギンに刺激を与えないように、見学小屋は草に覆われていてペンギンからは見えないような作りになっています。ペンギンプレイスの活動の成果は徐々に出ていて、個体数が少しずつ回復しているそうです。ヨチヨチ歩くペンギンを間近に見たい方、是非お出かけ下さい!

4:ボールドウィンストリート

出典: Rob Young (CC BY 2.0)

「世界一傾斜が急な坂道」としてギネスブックに載っている、と聞いたら自分の目で確かめて見たくなりますよね?全長350mその最大勾配は35%。と聞いてもピンときませんが、実際坂の下に立つとその傾斜に驚きますよ。

キャドベリーチョコレートカンパニーが毎年7月に開催するチョコレートカーニバルでは、そのメインイベントとしてこの坂の上から丸いチョコ菓子を2万5千個転がして順位を競うんですよ。

普通の住宅街なので誰でも歩く事が出来るので頑張って登ってみましょう!坂の登り口にはツーリストポイントがあり、有料で証明書を発行してくれます。自転車やローラースケートでチャレンジするツワモノもいるそうです。

5:ダニーデン駅

出典: Velela

1906年にルネッサンス様式で建てられたレンガ作りのダニーデン駅は、その装飾の素晴らしさが人気の撮影スポットになっています。チケット予約カウンターの床は、英国王室御用達のロイヤルドルトン製の磁器タイルが75万枚!その豪華さが想像できますよね。この駅にぜひ行って頂きたい理由はその美しい姿だけではありません!

1879年から1990年まで活躍していた路線を利用した、タイエリ渓谷鉄道は、ダニーデンからプケランギ駅までの便と、その先のミドルマーチ駅まで運行する便があります。切り立った渓谷を抜けて走るダイナミックな景観が人気で、途中の撮影スポットでは停車してくれるんですよ。「世界の車窓から」でも取り上げられたタイエリ渓谷鉄道に是非乗車して見て下さい。

現在このダニーデン駅の発着はタイエリ渓谷鉄道のみ。一階のほとんどはカフェ、レストランとして使用され、二階はギャラリーとして使われています。

◎まとめ

ダニーデンへは日本からの直行便はないのでオークランドかクライストチャーチからの乗り継ぎになります。南島の観光はクィーンズタウンどまりでなかなかダニーデンへ足を延ばす方は少ないですが、オタゴ半島の自然をはじめ、キャドベリーチョコレート工場見学、ラーナック城、トンネルビーチ、まだまだ魅力いっぱいの観光スポットがダニーデンにはたくさんあります。日本とは季節が逆のニュージーランド、日本の真夏を抜け出して冬の大自然を楽しむのもいいですね。

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