クライストチャーチの観光名所10選!美しいブリティッシュテイストな街を観光

クライストチャーチの観光名所10選!美しいブリティッシュテイストな街を観光

ニュージーランドの南島にある「クライストチャーチ」は、美しいブリティッシュテイストの街並みが広がる注目の観光地です。2011年には、クライストチャーチ大地震に見舞われ、大きな被害を受けましたが、少しずつ復興が進んでいます。

カラフルな色で塗られたコンテナーを並べて新しくショッピングモールにしたり、日本人の建築家による紙で造り上げた教会など、悲惨な震災にあったものの、それでも負けずに街に活気を取り戻そうとする人々の工夫を随所に感じることができる観光スポットもあります。そんなクライストチャーチのおすすめ観光スポットを10か所ご紹介します。

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クライストチャーチの観光名所10選!美しいブリティッシュテイストな街を観光

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1. ハグレー公園

ハグレー公園

クライストチャーチの中心部の西側にある「ハグレー公園」は、世界3位の広さを誇ります。なんと東京にある日比谷公園の15倍もの面積があるんですよ!手入れのよく行き届いた木々と、美しい花壇が点在しているため、ぶらぶらと散歩をするにもぴったりです。

暑い日でも園内には、湖やゴージャスな噴水があったりと涼しげなので、観光もしやすいですね。クライストチャーチの中心部を流れるエイボン川でのカヤックや、気持ちのよいサイクリングコースがあったりと、アクティビティも充実しています。子供向けの遊具もあるので、子供たちも大満足ですね!

ハグレー公園は広すぎるため、回りきるには大変かもしれないですが、クライストチャーチの観光の際には訪れておきたい公園です。ベンチやカフェもあるので、疲れたら気軽に一休みすることも可能ですよ。

2. カンタベリー博物館

カンタベリー博物館

「カンタベリー博物館」はクライストチャーチの定番観光スポット。ネオ・ゴシック建築の建物が印象的な博物館です。その特徴的な外観は、まるで絵本の中の世界から現実に飛び出してきたかのよう。主な展示内容は、ニュージーランド・カンタベリー地区の開拓の歴史や、先住民のマオリ族の日々の暮らしの歴史や文化の紹介、ヨーロッパからの移民の歴史などです。

さらに、かつてニュージーランドに生息した巨大な鳥・モアや国鳥キーウィなど希少な鳥類の剥製の展示もされています。この博物館を訪れた後には、ニュージーランドの知識が備わっていることでしょう。入館は無料なので、気軽に観光に訪れることができますね!最上階にはカフェも営業しているので、歩き疲れたらほっと一休みもできますよ!

3. クライストチャーチ植物園

ハグレー公園内にある「クライストチャーチ植物園」は、1863年から続く歴史のある植物園です。アルバート・エドワード王子とアレキサンドラ王女との婚礼を祝い、イングリッシュ・オーク(ヨーロッパナラ)を植樹したのがきっかけと言われています。

もともとクライストチャーチ植物園がある場所は、湿地帯で砂丘がありました。その後土地を整備し、今では30ヘクタールにもわたる広大な植物園になっています。先ほど紹介したハグレー公園に隣接し、園内にはクライストチャーチの中心部を流れるエイヴォン川も流れていますよ。

クライストチャーチ植物園で楽しめる植物は、ニュージーランド固有の植物だけではありません。世界各国から集めた1万種を超える美しい植物を観ることができます。特にバラが250種類以上も集められたバラ園は必見!他にもハーブ園や庭園、温室など様々な展示があります。観光客の数多くが絶賛するクライストチャーチ植物園。行かなきゃ損な観光スポットですよ。

4. クライストチャーチ大聖堂

クライストチャーチ大聖堂

「クライストチャーチ大聖堂」は、英国からの移民たちの手によって作られた大聖堂で、金銭的な理由から1864年の教会建設開始から40年後の1904年にようやく完成したといわれています。また、着工から完成までに3度の巨大地震に見舞われ、その度に尖塔の頂上が落下するなど破損を乗り越えてきました。

大聖堂内部は多くの美しいステンドグラスや彫刻品など美術的価値が高い装飾品で飾られ、クライストチャーチ交響楽団などによりコンサートホールとしても利用されていました。

しかし、2011年のクライストチャーチ大地震で半壊したため、後述する「カードボードカセドラル」が仮の大聖堂として建設されました。

クライストチャーチ大聖堂は現在も、再建が進められています。

5. カードボードカセドラル

カードボードカセドラル

クライストチャーチの新たなシンボルとして有名な「カードボードカセドラル」。2011年に起こったクライストチャーチ大地震の影響で、クライストチャーチ大聖堂が大きく損傷し、修復が困難を極めたことから仮の大聖堂として建設されました。

設計はなんと日本人。被災した各国で仮の建物を設計することを専門にしている坂茂氏が担当しました。カードボードカセドラルという名前の通りに、この聖堂の材料は驚くことに紙を使用しています。特殊な加工により、50年は使用に耐えうるのだとか。紙製の建物は地震で壊れることはなく耐火性もあり、コストが安いうえにリサイクルもできるというメリットがあるんですよ。

入り口は美しいステンドグラスが飾られています。中はシンプルで、奥行きの感じられる造り。紙で出来ているため、なんとも言えない温かみを感じることができるでしょう。入場は無料ですが、入り口に募金箱があるので任意で募金ができます。このカードボードカセドラルは、あくまでも新しい教会ができるまでの臨時の建物です。観光をするなら取り壊される前に立ち寄りましょう。

6. ニュー・リージェント・ストリート

ニュー・リージェント・ストリート

2011年のクライストチャーチ大地震によって数多くの建物が倒壊してしまったため、クライストチャーチの街は、いまでも立ち入り禁止ゾーンが設けられています。しかし、建物の修復工事が進み、立ち入り禁止ゾーンは縮小されました。「ニューリージェントストリート」も、立ち入り禁止ゾーンから解放された地域のひとつです。

ニュージーランドで一番美しい通りとも言われ、建物はきれいに修復されています。見ているだけでもウキウキしてしまうような、カラフルな色彩で塗られていますよ。おしゃれなカフェやファッション関係、かわいい小物のお店など数多くの商店が立ち並んでいるので、クライストチャーチの観光のお土産を買うのにもぴったりです。

クリスマスの時期になると、ニューリージェントストリートは美しいライトでデコレーションされ、ロマンティックなデートスポットに早変わり。そんな素敵なシーズンに訪れるのもいいかもしれませんね。

7. クライストチャーチ・トラム

クライストチャーチ・トラム

「トラム」はイギリス風の美しい街並みにマッチする、レトロでポップな車体が特徴的な路面電車です。2011年のクライストチャーチ大地震により、長らく営業を中止していましたが、現在では復興が進み見事営業再開にいたりました。

トラムの運行はニューリージェントストリートから、カンタベリー博物館までの区間。停車駅は全部で7つです。その交通の便利さやかわいらしい見た目から、クライストチャーチ観光に訪れる観光客に人気の乗り物となっています。

レトロな見た目をしているトラムの車体は全7車両。一番古い物だと1800年代半ばに造られた歴史ある乗り物なんですよ。乗り心地が良く、クライストチャーチの美しい街並みを存分に味わえるので、訪れた際はぜひ乗車してみましょう。

8. クライストチャーチ・ゴンドラ

クライストチャーチ・ゴンドラ

標高450mのマウント・キャベンディッシュの麓と山頂を結ぶ「クライストチャーチ・ゴンドラ」。麓から山頂までを10分間で結ぶ利便性から、観光客だけではなく地元の人々もよく利用しています。ゴンドラからは365度の大パノラマを眺めることが可能!丘の上には羊も解放されているので、ニュージーランドらしい悠々とした光景を楽しむことができますよ。

風景を楽しむ上でベストなのは冬の朝!雲がなくスッキリ晴れるので、より美しい光景を楽しめるのです。また、山頂の駅には売店があるので、ここで観光の記念にお土産を買うのもアリ。「タイムトンネル」というクライストチャーチの歴史を学ぶことができる無料の展示もあるので、クライスト・チャーチゴンドラ観光の際にはぜひ、立ち寄ってみてくださいね。

9. 国際南極センター

クライストチャーチ国際南極センター

わざわざ南極に行かなくとも、クライストチャーチで南極探検ができるのが「国際南極センター」です。南極とはどういうところなのかを実際に体験できるため、観光客に大人気の施設なんですよ!

最新科学技術を多く取り入れたニュージーランド初の4Dエクストリーム・シアターでは、南極の氷の海のクルーズを見ながらの本格的なバーチャル体験が味わえます。南極探検時代を忠実に再現したコーナーでは、実際に可愛いペンギンたちに会うことができ、餌やり体験もできるので子供たちも大喜び間違いです。

さらに体験していただきたいのはスノー&アイス・エクスペリエンス!実際に防寒具を着て、マイナス20度の寒さを体験できます。氷の上を滑ったり、雪で出来たかまくらに入ったり、南極の嵐も忠実に再現されているため、本当に南極にいるかのような感覚になるでしょう。

10. ウィローバンク野生動物公園

ウィローバンク野生動物公園

クライストチャーチの中心部から車で20分の場所にある「ウィローバンク野生動物公園」。ニュージーランドの大自然の中に生息する動物たちの生き生きとした姿を観察することができ、観光客に人気の観光スポットになっています。恐竜の生き残りと言われるトゥアタラなど、ニュージーランドならではのレアな動物の展示も豊富です。

なんと、夏の間はニュージーランドの国鳥である飛べない鳥・キーウィが、自然の環境そのままのオープンな飼育場で飼われている様子を見学できます。名前の由来となった「キーウィ」というかわいらしい鳴き声を聞いたらもう虜になってしまうでしょう。キーウィの展示は珍しいので必見のスポットですよ。

また、ニュージーランドの先住民マオリたちの文化をわかりやすく紹介したショーも定期的に行われています。伝統芸能のハカやポイダンスをみることもできるため、観光客に人気です。

◎クライストチャーチの観光名所まとめ

ゴシック調の荘厳な建物と、手入れの行き届いた美しい花々が咲き乱れるクライストチャーチの街は、絵本の世界のようなロマンティックな風景が広がっていますね。ここでの楽しみ方は人それぞれ!のんびりとお散歩するも良し、ショッピングを楽しむも良し、歴史を学ぶなんてこともアリですよね。そんな魅力的な観光都市・クライストチャーチをあなたも旅してみませんか?

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