名称:クルーガー国立公園/Kruger National Park
住所:Nelspruit 1350, South Africa
公式・関連サイトURL:http://www.krugerpark.co.za/
ネルスプロイトは、南アフリカ共和国ムブマランガ州に位置する都市です。市内には南アフリカ最大の都市ヨハネスブルクとのフライトに使われるクルーガー・ネルスプロイト国際空港もあり、その利便性からも多くの観光客が訪れています。2010年にはムボンベラ・スタジアムでサッカーFIFAワールドカップの試合が行われるなど、国際的にも知名度が上がっている南アフリカでも要注目の観光都市なんですよ。
クルーガー国立公園を初めとする観光スポットやサファリツアーなどの大自然を満喫できるアトラクションも豊富。そんなネルスプロイトでオススメしたい4つの観光スポットをご紹介します!
目次
ワイルドサイドを歩け!南アフリカ・ネルスプロイト観光スポット4選
1.クルーガー国立公園
ネルスプロイト観光でオススメのスポット「クルーガー国立公園」は、南アフリカ最大規模の動物自然公園です。南北360㎞、東西65㎞と細長い土地なので、変化に富んだ地形と植物が見られ、多種多様な動物が生息する世界的にも有名な公園の一つと言われています。その数は哺乳類147種、鳥類507種、爬虫類114種、両生類34種、魚類49種、樹木336種にも及びます。公園内には約2000㎞にわたり道路が整備されていて、自家用車・レンタカーでのセルフドライブが基本となります。
主要地点に12のキャンプが点在し、宿泊施設やレストラン、ショップ、ガソリンスタンド、レンタカーオフィス、ツアーデスクなどが併設されているので、それらを利用しながら安心して自然を満喫することができるのです。各キャンプの掲示板に張り出されているサイティング・マップを頼りに動物をさがせば、お目当ての動物と遭遇できるかもしれませんよ。
2.スドワラ洞窟
ネルスプルストを観光で訪れたなら、世界最古の洞窟であるスドワラ洞窟に行ってみて下さい。この洞窟は3億年かかって作られ、1960年代に一般公開されました。人間の祖先だといわれているホモ・ハビリスは、およそ180万年前に洞窟の一部に住んでいとことがわかっています。洞窟では、地球最初の酸素産生植物であるコラーニアの化石を見ることができますよ。
そして洞窟を進んで行くと直径70m、高さ37mの洞窟の中央部分に出ます。ここは500人収容のコンサート会場とほぼ同じ大きさで、その空間の広さに驚かされます。この洞窟最大の見どころは不思議で奇妙な形をした、たくさんの岩。まさに3億年をかけて自然がつくりあげた芸術作品といえる美しさは訪れる人々の心を捉えて離しません。ネルスプルスト観光で地球の息吹を感じてみてくださいね。
名称:スドワラ洞窟/Sudwara Cave
住所:R539, Nelspruit, South Africa
公式・関連サイトURL:http://www.sudwalacaves.com/
3.ローべード国立植物園
ネルスプルストの観光スポット、ローべード国立植物園は園内にクロコダイル川とネルス川という二つの川が流れていて、さらにそこに大きな滝まであるという、アフリカらしいワイルドな植物園なんです。クロコダイル川の水嵩が低い時には珍しい地層を見ることができます。クロコダイル川には吊り橋もかかっていて、そこを渡るスリリングな体験もでき観光にピッタリ。この植物園は希少種や絶滅危惧種の保護に力を入れていることで知られています。
日本でも有名なバオバブの木や、その独特の形と薬効で有名なイチジクの木などの収集でもこの植物園は有名です。また南アフリカ沿岸や、中部アフリカや西アフリカで急激に減少している希少価値植物のコレクションもあり、ネルスプルストでも観光し甲斐のあるスポットといえるでしょう。雄大でなかなか見ることができない希少植物の宝庫を、ぜひ訪れて観光してみてはいかがでしょうか。
名称:ローべード国立植物園/Lowveld National Botanical Garden
住所:off White River Rd, Nelspruit, South Africa
公式・関連サイトURL:https://www.sanbi.org/gardens/lowveld/overview
4.チンプ・エデン
「チンプ・エデン」はネルスプリストの15㎞先に位置し、約1000ヘクタールのウロムチ自然保護区の中にあるネルスプルトの観光地。ここは2006年に設立された、南アフリカで最初かつ唯一のチンパンジー保護区です。このチンパンジー保護区では、チンパンジーを教育し人と交わることを目的としてその保護活動を行っています。チンパンジーは、その知能などから、人に最も近い存在として考えられてきました。しかし現状が改善されない限り、今後10年から20年の間に絶滅するのではないかといわれています。
チンパンジーが違法な取引などで売買されたり、乱獲されたりすることから保護することも重要な目的の一環となっています。傷ついたチンパンジーをこの保護区で心身ともに良い状態に回復させるため、手厚いケアがなされているのです。チンプ・エデンはチンパンジーの行動研究の一人者であったジェーン・グドール博士によって1977年に設立され、今もチンパンジーの研究とその保護に尽力しています。
チンプ・エデンでは訪れる観光客にチンパンジーに対する理解を深めてもらうため、様々なプログラムを行っているます。ぜひこの機会にチンパンジーの現状や生態をより深く知り、楽しみながら理解を深めてみるのはどうでしょうか。
名称:チンプ・エデン/Chimp Eden
住所:47 R40, Nelspruit, 1201, South Africa
公式・関連サイトURL:http://www.chimpeden.com/
◎まとめ
アフリカならではの雄大な自然と動植物を堪能できるネルスプロイト、いかがでしたでしょうか。地球のエネルギーとダイレクトに感じ、自然の大切さを再確認できるネルスプロイトのワイルドな観光スポット、あなたの人生をさらに豊かにしてくれる旅になると思います。南アフリカ観光なら、ぜひネルスプロイトを訪れてみてくださいね!