名称:ニュージーランド国立博物館 テ・パパ・トンガレワ
住所:55 Cable St, Wellington 6011, New Zealand
公式・関連サイトURL:https://www.tepapa.govt.nz/
ニュージーランドの首都、ウェリントンを知っていますか?日本人からすると観光先としては少し耳慣れないかもしれません。しかし、ウェリントンは2015年、BBCによる『世界で一番ホットな都市ランキング』で1位に選ばれ、世界的に注目されている都市なんです。ウェリントンは、ビルが立ち並ぶ都会的な雰囲気でありながら海や自然に恵まれています。
ウェリントンはカフェ文化が盛んで、おしゃれなカフェが街のいたるところに点在しています。アーティスティックな建造物が街と融合していて、素敵な雰囲気を醸し出しているんです。そんな魅力たっぷりのウェリントンの特選観光スポットを9ヶ所ご紹介致します!
目次
世界一ホットな街?!ウェリントンの訪れたい観光スポット9選
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1.ニュージーランド国立博物館「テ・パパ・トンガレワ」
1988年にオープンしたニュージーランドの国立の博物館「テ・パパ・トンガレワ」は、ニュージーランドの文化や歴史を伝える観光客に人気の博物館です。テ・パパ・トンガレワという一風変わった名前がついていますが、「テ・パパ・トンガレワ」とはニュージーランドの先住民マオリ族の使うマオリ語で「宝のある場所」という意味です。
その名の通り、展示品は2万5,000点にものぼり、人々を楽しませています。巨大なタッチスクリーンなどのデジタル技術を多用し、わかりやすく、楽しく学べる工夫が随所に盛り込まれています。
展示フロアは6つあり、テーマごとに理解を深めることができます。屋外のブッシュシティエリアには、絶滅した3mの高さの巨大な鳥「モア」の骨も展示されています。体長21mのピグミーシロナガスクジラやニュージーランドに生きる昆虫たちの展示もあります。子供だけではなく大人も目一杯楽しめます。
2.ウェリントン・アンダーグラウンド・マーケット
出典: Kristina D.C. Hoeppner (CC BY-SA 2.0)
毎週土曜日に開催される、観光客に人気のマーケットです。ウェリントンの美しい景色が広がるウォーターフロント「ジャーボイスキー」で朝10~16時まで開かれます。
ぱっと見た感じは普通ですが、階段をおりると一面が広々としたバザールになっています。地元ウェリントンのデザイナー、職人、アーティストたちが作った可愛らしいアクセサリーやキャンドル、小物や洋服などが並びます。
ウェリントンのアーティストたちと直接会話をしながら品物を買うことができるため、愛着も湧きます。小物だけではなく、手作りのオーガニックのクリームやパフューム、虫除けスプレーなども取り扱っているので、肌にやさしいコスメを探している方にはぴったりです。ひとつひとつ手作りなので、世界で一つだけの一品を探している方はウェリントン・アンダーグラウンド・マーケットを訪れてみましょう。観光のお土産にも喜ばれますよ。
名称:2.ウェリントン・アンダーグラウンド・マーケット
住所:Jervois Quay, Wellington 6011, New Zealand
公式・関連サイトURL:http://www.undergroundmarket.co.nz/
3.国会議事堂
出典: Michal Klajban (CC BY-SA 4.0)
ウェリントンのなかでもひときわ目立つ特徴的な建物は、一見美術館のように見えますが、実は国会議事堂です。ニュージーランドの首都・ウェリントンはニュージランドの政治の中心地なのです。
政治を行う上で重要な立ち位置を占める国会議事堂ですが、こちらの国会議事堂は政治的な場所というだけではなく、各国の観光ガイドブックにも掲載されている定番の観光スポットです。この蜂の巣のような見た目から、人々には「ビーハイブ」という名で親しまれています。
国会議事堂では毎日無料のツアーが行われていて、普段なかなか立ち入ることのできない部屋も見学できます。写真撮影はできませんが、内部は荘厳な作りになっていて、歴代の首相の肖像画もみることができます。
名称:国会議事堂
住所:Molesworth Street, Wellington 6160, New Zealand
公式・関連サイトURL:https://www.parliament.nz/en/
4.ヴィクトリア山
ニュージーランドの首都・ウェリントンにドーンとそびえ立つ山「ヴィクトリア山」は標高196m。アクセスは容易で、市内中心地から徒歩で登ることもできますし、バスを利用することもできます。気が向いた時にふらっと行くことができる気軽な散歩道としても、地元ウェリントンの人々に愛されている山です。
ヴィクトリア山は観光客がウェリントンを訪れた際に登る定番の観光スポットですが、その人気の秘密は頂上の見晴らしの良さ。ヴィクトリア山の頂上からはそれらのすべてを眺めることができます。また、夜景が美しいことでも知られていて、夜になるとロマンチックなデートスポットに変身!昼夜違った顔を持つヴィクトリア山は、土日は多くの観光客や地元の人たちで賑わいます。
名称:ヴィクトリア山
住所:Alexandra Lookout Rd, Wellington 6001, New Zealand
5.ウェリントン植物園
ウェリントン市街ではケーブルカーが走っていて、そのケーブルカーの終点・ケルバーン駅にあるのがウェリントン植物園です。ケーブルカー以外にも徒歩でアクセスできます。
25ヘクタールの広大な園内は、たくさんの緑であふれています。特に11~5月にかけて300種類以上のバラが咲き乱れる「レディ・ノーウッド・バラ園」は絶対に見逃せない観光スポットです。園内には遊具もあり、子供たちも退屈せずにいられます。
夏の間には園内の広場にてほぼ毎日、地元ウェリントンのアーティストが演奏をしたりする催し物があるので要チェック!大人から子供まで、わくわくするような音楽に合わせて、ステージの前でダンスを楽しんでいます。これだけ充実している園内を無料で楽しめるのでお得ですね!
ケルバーン駅周辺には、熟練した香水ソムリエが客に合わせてオーダーメイドする香水ショップもあるので、世界で一つだけの香水をお土産に買ってみるのもよいですね。
名称:ウェリントン植物園
住所: 101 Glenmore St, Kelburn, Wellington 6012 ニュージーランド
公式・関連サイトURL:wellington.govt.nz/recreation/gardens/botanic-garden
6.オリエンタルベイ
出典: Donaldytong (CC BY-SA 3.0)
ウェリントンの中心部の東南ウォーターフロントにあるオリエンタルベイは、ダウンタウンから徒歩で行けるアクセスの良い観光スポットです。
質の良い人工的につくられたビーチがあり、観光客だけではなくウェリントンの地元の人たちの憩いの場にもなっています。ダウンタウンからすぐの場所にあるにもかかわらず、海の透明度は高く、大きなマンタが悠々と泳いでいる様子も見ることができ、観光客を驚かせています。
家族連れにも人気のスポットで、子供たちが高台から海へジャンプをしたりしてはしゃいでいます。ジョギングや散歩、サイクリングにも最適なスポットなので、さわやかな潮風をあびながら運動するのもオススメです。松の並木が続いており、木陰でリラックスしながら海を眺めていたら日頃のストレスも忘れてしまいそう!周辺には雰囲気の良いレストランやお洒落なカフェもあるので、お腹も満たすことができます。
名称:オリエンタルベイ
住所:Oriental Parade, Oriental Bay, Wellington
7.キューバ・ストリート
ウェリントンを満喫したいなら、キューバ・ストリートは外せません。この通りには、ウェリントンのおしゃれなカフェや雰囲気の良いバー、美味しいレストランが軒を連ねます。
時間帯によっては、ストリートミュージシャンや大道芸人のパフォーマンスも楽しむことができます。毎週金曜日にはナイトマーケットが開催され、国際色豊かな屋台が勢ぞろいします。たこ焼きの屋台やラーメンの屋台もあり、旅の途中に日本食が恋しくなったという日本人観光客の支持も得ています。ほかにもウェリントンのアーティストによる似顔絵屋さんもあるので、試してみてはいかがでしょうか。
通りの建物は独特な作りになっていて、見るだけでも楽しめます。ウェリントンはカフェ文化が盛んなのでカフェ巡りも楽しいですよ。中にはハリウッドスターが訪れたことのあるカフェもあるんだとか。観光のお土産やさんもあるので旅の記念に立ち寄ってみましょう。
名称:キューバ・ストリート
住所:Cuba St, Te Aro, Wellington 6011 ニュージーランド
公式・関連サイトURL:http://www.cubadupa.co.nz/?post_type=marcato_artist
8.Wellington City Library
おしゃれな建物のウェリントン州立図書館は、ウェリントンのダウンタウンにあるアクセスの良い大きな図書館です。個性的な外観で、内側はモダンな作りになっています。
蔵書の中には日本語の本もあるので、日本の活字が恋しくなった時にはぴったりですね。併設のカフェも人気で、借りた本を読みながらコーヒーでリラックスしたり、落ち着いて勉強したい地元ウェリントンの人たちの憩いの場にもなっています。無料のWIFIも整備されているのでとっても便利です。子供用のコーナーもあるので、大人だけではなく子供も楽しむことができます。
図書館の周囲は美しく整備されていて、ひなたぼっこをする人たちもちらほら。芸術性の高いモニュメントもあるほか、隣りには無料で入れる美術館もあるので、息抜きも可能です。観光案内所もすぐそばにあるので、ウェリントンのガイドブックを片手にプランを練るのもよいですね。
名称:ウェリントン市立図書館
住所:65 Victoria Street, Wellington 6011, New Zealand
公式・関連サイトURL:http://www.wcl.govt.nz/
9.ウェタ・ケーブ
出典: Kristina D. C. Hoeppner (CC BY-SA 2.0)
かの有名な『ロード・オブ・ザ・リング』や『アバター』など、世界的な大ヒット映画を生み出す映画制作会社「ウェタ」はウェリントンにあります。そのウェタのワークショップがウェリントンのミラマー地区にあり、世界中のウェタの映画ファンたちが訪れる観光スポットになっています。
まるで洞窟のような構造になっていて、作られた映画の紹介やその制作の舞台裏など、ファンならたまらない資料が勢ぞろいしています。また「ウィンドウ・イントゥ・ワークショップ」という見学ツアーも行われていて、スタッフが色々と映画について語ってくれます。ここでしか買えないグッズの販売もあるので、映画ファンは是非訪れてみましょう!
名称:ウェタ・ケーブ
住所:Camperdown Road, Miramar , Wellington Central, Wellington, 6022, New Zealand
公式・関連サイトURL:http://wetaworkshop.com/visit-us/workshop-tours/tour/there-and-back-again-guided-transfer
◎まとめ
いかがでしたか?ウェリントンは都市なのに自然豊かで、芸術と街並みが融合しているオシャレな街なんです。年間を通した風速が世界で一番強い街であり「風の街」とも言われています。そんな日には街のいたるところにあるカフェに立ち寄って、おいしいコーヒーでほっこりリラックスしたいですね。そんな世界で一番ホットな街、魅力たっぷりなウェリントンを思う存分楽しんでください!