ブラジルの世界遺産!サン・クリストヴァンの町のサン・フランシスコ広場

画像出典:Anderson José Raimundo (CC BY-SA 4.0)

ブラジルの世界遺産!サン・クリストヴァンの町のサン・フランシスコ広場

ブラジルの中でも古い都市として知られているサン・クリストヴァンは、ブラジル北東部セルジペ州の旧州都。16世紀末頃から建設された都市には、歴のある建築物が並び、中心部のサン・フランシスコ広場と隣接する歴史的建造物群は、世界遺産に登録されました。

スペインによって植民地化された時代で、コロニアル様式の建物が造られ、教会や修道院、住宅街など都市計画が進められます。そんな丘の上に造られた世界遺産サン・クリストヴァンの町のサン・フランシスコ広場についてご紹介します。

目次

ブラジルの世界遺産!サン・クリストヴァンの町のサン・フランシスコ広場

サンクリストヴァンの町のサンフランシスコ広場とは?

出典: Ministério da Cultura (CC BY 2.0)

サン・フランシスコ広場は、2つの川沿いの丘の上に造られたサン・クリストヴァンの町の高台にあります。長方形の広場になっており、フランシスコ会の修道院や聖堂、州知事公邸に囲まれた世界遺産。

ポルトガルがスペイン支配下の時、ブラジルの東北海岸に造られ、植民地時代に政治や宗教のが中心となっていたので教会や修道院、聖堂などコロニアル様式の建物が建てられました。また広場は石畳でできており、現在では市民の憩いの場。眺めもいいので休憩にもおすすめです。

サンクリストヴァンの町のサンフランシスコ広場へのアクセス

日本からサルバドール国際空港までの直行便はなので、アメリカ経由などで行きます。サルバドール・バスターミナルからアラジカジュ行きのバスに乗って約5時間。アラカジュから路線バス、タクシーで約40分で着きます。バスは、本数が少ないので時間にご注意下さい。

サンクリストヴァンの町のサンフランシスコ広場のおすすめポイント2

教会

出典: Paul R. Burley (CC BY-SA 4.0)

サンクリスヴァンの町には教会が多く、キリスト教布教の拠点として役割を果たしていました。建物の造りは、ポルトガルとスペインの影響を受けたもので、内部の装飾も繊細な造りで美しいです。

中でも広場のシンボル的なサンフランシスコ教会は見逃せません。17世紀後半に建てられましたが、現在の建物は20世紀初頭に再建されたもの。回廊には、バロック様式の装飾が施され、ブラジルらしいモチーフの彫刻もあります。

サンクリストヴァンの町

出典: Paul R. Burley (CC BY-SA 4.0)

サンフランシスコ広場は、山の手にあるので高台からは街が一望できます。街の中には、州都だった時代の公邸や私邸もあり、街歩きが楽しいところ。白い壁にオレンジ色の屋根、カラフルな窓枠やドアの色はアクセントになっていて、美しい景観を作り出しています。

また、広場の南側に建つ州知事の公邸は、現在は歴史博物館になっているので、ぜひ見学してみてください。

◎まとめ

ブラジルの世界遺産サン・クリストヴァンの町のサン・フランシスコ広場をご紹介しました。スペインの都市計画による街並みは、美しくコロニアル様式やバロック様式の建築物は必見です。またブラジルらしい文化も垣間見られる独特な街並みなので、ぜひ散策してみてくださいね。

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