アイオワ州の経済・文化の中心!デモインの観光スポット10選

画像出典:Mark Hesseltine

アイオワ州の経済・文化の中心!デモインの観光スポット10選

「デモイン」はアメリカ・アイオワ州の中央部にある、同州最大の人口を誇る州都です。1843年に砦が造られたことで始まった古い歴史を持つ、経済と文化の中心都市でもあります。デモインの観光スポットと言えば、主要な高層ビルや駐車場などが繋がった約5Kmのスカイウォーク!雨の日でも快適に観光を楽しめますよ。それではデモインの観光スポットを見てみましょう。

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アイオワ州の経済・文化の中心!デモインの観光スポット10選

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1.アイオワ州議会議事堂

1871年から15年もの歳月をかけて完成した「アイオワ州議事堂」。5つのドームで形成され、中央にあるドームは23金の金箔で輝いてます。6本のコリント式の柱で支えられた破風を持つポルティコも見どころです。館内には数種類の大理石が使用され、議事堂内の真鍮製シャンデリアはガス灯として利用していました。

1階にはカフェテリア、2階には州知事室と州の最高裁判所などが設置され、上院・下院の本会議場なども荘厳な雰囲気が漂います。また、「全米で最も美しい図書館」言われている法律図書館も見ものです。そして、「World Food Pizza」の授賞式典は、ここアイオワ州議会議事堂で開催されていますよ。約1時間のガイドツアーにも参加できるので、19世紀の建築物代表する観光スポットを見学してみてはいかがでしょうか?

2.グレーター・デモイン・ボタニカルガーデン

「グレーター・デモイン・ボタニカルガーデン」は、観光客に人気あるデモインを代表する植物園です。14エーカーの敷地内には世界各地から集めた1,200種類の植物が生育しています。屋外には日本人も大好きなバラ園や約0.5エーカーのウォーターガーデンがありますよ。

インドアガーデンにはサボテンが育つ砂漠ガーデンや、南国の花々が咲き誇る熱帯温室もあって魅力満載。また、ガーデンを見下ろすカフェテラスもあるので、美しい植物園の雰囲気を楽しみながらティータイムもできます。ギフトショップもあるので、デモインのお土産探しにも良いでしょう。

3.ブランクパーク動物園

出典: Tyler S. Miller

「ブランパーク動物園」は、1963年に設立したアイオワ州唯一の公認動物園。デモインの南側にあります。手入れの行き届いた美しい園内には、アフリカライオンやキリン、レッサーパンダやペンギン、アムールトラなど、800以上の動物たちが生活をしています。

見どころは高台を歩きながら真近でアフリカの動物が見られるアフリカの遊歩道や、オーストラリアをモチーフにしたエリアです。また、モモイロバトやアカコククジャクなどがいるエリアや、アマゾン川の熱帯魚やサンゴ礁に住む魚がいる水族館もありますよ。動物たちの餌付けショーやラクダのライドなど動物たちと触れ合えるコーナーも人気です。広々とした動物園でのんびり楽しんでみてください。

4.デモインアートセンター

出典: Picture Des Moines

1948年設立した「デモインアートセンター」は、20世紀から21世紀における世界各国の作品が5000以上も展示されている施設です。ルネサンスや印象派、ポスト印象派の作品を鑑賞できます。クロード・モネやフランシス・ベーコン、そして日本人アーティスト、村上隆氏の作品も展示されているのが魅力的です。

初めの建物は1945~1948年に完成し、アールヌーボーやアールデコ式で作られました。1985年に完成したニューヨーク生まれの建築家、リチャード・マイヤー氏設計の白亜の建物もオススメです。ミュージアムショップもカラフルなものから絵葉書まで豊富に揃っているので、ぜひ一度足を運んでみましょう。

5.ダウンタウン・ファーマーズ・マーケット

出典: U.S. Department of Agriculture

約300の農家やパン屋、アーティストの露店が並ぶ「ダウンタウン・ファーマーズマーケット」。5月から10月までの土曜日の午前中に開催され、デモイン周辺で作られた新鮮な野菜やフルーツ、肉類など種類も豊富です。チーズやはちみつ、ワインや宝飾品なども販売しているので、お土産探しにもオススメですよ。

燻製のお肉やサンドウィッチ、グルテンフリーの料理やエスニック料理のお食事もあることから、早めに出かけて朝食を満喫するのもいいでしょう。さらに、マーケットには外せないライブ演奏もあります。ショッピングに朝食にイベント。陽気なデモインの朝を過ごしてみるのもステキです。

6.パッパジョン彫刻公園

出典: Carol VanHook

「パッパジョン彫刻公園」はダウンタウンの中心に佇む彫刻美術館です。現代アートをメインに、草間彌生氏やキース・ヘリングなど22人の有名なアーティストの作品が展示されています。個性豊かな作品の数々に驚きの連続です。考えるうさぎの『Thinker on a Rock, by Barry Flanagan』や、白い線の組み合わせで造られた巨大なアート『Nomade, by Jaume Plensa』はアルファベットが羅列したもの。

「スヌーピーみたいで可愛い!」と思わず叫んでしまいそうな作品は、日本人アーティストの奈良美智氏による『White Ghost』です。青空の下のアートはどれも素晴らしく見ごたえありますよ。入園無料かつ撮影自由なので、気軽に立ち寄れるのもお得です。

7.アイオワ・サイエンス・センター

出典: Carl Wycoff

「アイオワ・サイエンス・センター」は、ダウンタウンの旧市街地にある科学館。6つのダイナミックなプログラムがあり、ドライアイスや液体窒素を使ったDeep Freezeやハンズオンプログラムでは、紙のヘリコプターを使った科学実験などを体験できます。参加型プログラムなので子供たちも大喜びです。

レゴグループと連携したレゴの展示ルームは見ごたえ抜群。NASAによるプログラムで構成されたスターシアターショーでは、7つの世界の不思議から、宇宙の脅威など楽しく学べる工夫もされています。プラネタリウムのショーも見られるのでカップルにもオススメです。科学に触れてみたい方はぜひ足を運びましょう。

8.プリンシパル・パーク

出典: Scott McLeod

「プリンシパル・パーク」は、700万人のファンが訪れた人気の野球場です。本拠地の「アイオワ・カブス」は「シカゴ・カブス」の傘下AAA級チームで、日本人選手の川崎宗則が活躍してることで有名。1947年にパイオニアパークという名前で今の場所に建てられました。

スコアボードや外野のフェンスは、建て替え前の球場から引き継がれてます。レンガを使った外観や以前の球場から受け継いだスコアボードなど、マイナーリーグならではのアットホームな雰囲気を感じられる球場です。ホームプレートからの眺めは、美しい芝生のグラウンドを真正面から見られます。

9.アイオワ・ステート・フェア

出典: Carol VanHook

「アイオワ・ステート・フェア」は、農業や専業博覧会の一つとされるアイオワ州最大のお祭り。8月に11日間にわたって開催されている、米国内最古で国際的にも有名なイベントです。ニューヨークタイムズの「死ぬ前に見るべき1000の場所」にも選ばれました。毎年世界中から100万人以上の観光客が訪れています。家畜や農産物、一芸を持つ地元の人たちの出し物を品評し順位の決定など、行われるイベントも様々。

羊の毛狩りショーやヒヨコが生まれる瞬間なども披露され、豚肉や七面鳥、ホットドッグなどの出店に、オレオを揚げたようなスイーツやグルテンフリーの食品もありますよ。そして最終日にはアイオワポーク女王を決めたり、花火が打ちあがるなど毎年大盛り上がりです。

10.アイオワ州立歴史博物館

出典: Lee Wright

「アイオワ州立歴史博物館」は、モダンな花崗岩とガラスの外観が印象的な博物館。館内は5つのコーナーに分かれ、常設展と企画展で構成しています。1830年代以前の人々の暮らしに関する展示から、大統領選のための党員集会についてなどアイオワを象徴する展示があるので、アイオワ州やデモインの歴史を知りたい方はオススメです。

熱気が伝わるアメリカ大統領選挙の展示は、いかにもアイオワらしい展示と言えるでしょう。アイオワに住む動物たちの剥製なども展示されるので、家族連れの方にもオススメですよ。マニアックな展示では軍事アイテムやアメリカンインディアン、開拓者の成果物なども見学できます。

◎まとめ

日本人にはあまり馴染みのないデモインですが、実は様々な魅力を持つ観光に最適な街です。1843年に建てられたデモイン砦からなる旧市街地など、見どころもたくさんあり、ユニークな観光も楽しめます。再開発され成長中のデモイン。アメリカ大統領選挙を牛耳ると言われているアイオワ州の州都・デモインの魅力にぜひ触れてみてください!

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