名称:パルテノン神殿
住所:Acropolis | Top of Dionyssiou Areopagitou, Athens 105 58, Greece
世界でも最も古い都市の1つギリシャの首都アテネ。ヨーロッパ文明の発祥地として知られるここには素晴らしい古代遺跡や芸術作品を見ることができる観光スポットが数多くあります。歴史的な文化遺跡はもちろんのこと、温暖な気候と穏やかなギリシャの人々の人柄は今もなお観光大国の名にふさわしいもの。
特にアテネにある古代遺跡や芸術作品はとても充実していて、訪れる人々を古代の世界へと連れて行ってくれるようです。そんなアテネをどっぷり満喫するために厳選した26ヶ所の観光地をご紹介します。
目次
ヨーロッパ文化の発祥地アテネを満喫するおすすめ観光地25選
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1.パルテノン神殿
アテネで最も重要な観光地といっても過言ではないパルテノン神殿。誰もが知るこの観光スポットは、アテナイのアクロポリスの上にそびえ立つアテネのシンボル。女神アテーナーを祀るために紀元前438年に建てられたこの神殿は、ドーリア式建造物の最高峰とも言われています。世界文化遺産でもあり、誰もが世界史の教科書で見たことがあるだろう言わずと知れた観光スポットですが、実際に間近で目の前にした際の存在感は圧倒的です!
また、小高い丘の上に立っているためアテネの街中からでも見ることができます。全て大理石で作られた珍しいこの神殿は朝焼け、昼間、夕焼け、夜のライトアップと時間によって異なった表情を見せてくれます。日陰が少ないので観光の際は特にサングラス、帽子、水を忘れずに。ここに来ずしてアテネに来たとは言えません!ぜひ足を運んでみてくださいね。
2.アクロポリス
2007年に世界遺産に登録されたアクロポリスも必見の観光地です。アクロポリスとはポリスの象徴である小高い丘の上に神殿や砦が築かれた場所。ギリシャには多くのアクロポリスがありますが、アテナイのアクロポリスは世界的に最も有名なアクロポリスと言えるでしょう。標高150mのところに位置し、3haの広大な敷地内には足場の悪いところもあるのでぜひ歩き慣れた靴で。
ハイシーズンは特にチケットを買うために行列に並ぶ必要があるので、観光の際にはアテネの他の観光地も含めた共通券を事前に買うことをおすすめします。チケット売り場のあるところから丘の上まで登るのに30分。敷地内もとても広いので時間に余裕をもって観光してくださいね。丘の上から眺めるアテネの景色も粋なもの。敷地内には見所がたくさんあるので事前に絞って観光するといいかもしれません。
名称:アクロポリス
住所:Dionysiou Areopagitou | Main entrance on the west side, Athens 10558, Greece
3.アクロポリス博物館
アクロポリス付近で発掘された文化財を見ることができる観光スポットがアクロポリス博物館。アクロポリスと合わせて訪れたいアテネの見所です。ここは青銅器時代から古代ギリシャ、ローマ帝国などの出土品が4,000点近く展示されているアテネきっての考古博物館。2009年に新しく建てられたので新アクロポリス博物館とも呼ばれています。ゆったりとした敷地内では迫力のある彫刻などを間近で見ることができますよ。2階にあるカフェは、観光中のランチ休憩にいいかもしれません。
金曜日は夜10時まで開いているので(最終入場は9:30まで)昼間とはまた違った雰囲気を楽しめるのではないでしょうか?夏場と冬場で若干オープン時間に違いがありますが、日曜を含め毎日開いているのでぜひアテネ観光の際には足を運んでみてくださいね。
名称:アクロポリス博物館
住所:Dionysiou Areopagitou 15, Athina 117 42, Greece
公式・関連サイトURL:http://www.theacropolismuseum.gr/
4.ヘファイストス神殿
アテナイのアゴラ内にあるヘファイストス神殿は、紀元前449から建て始められ約34年かけて完成したとされています。炎と鍛冶の神ヘファイストスを祀る神殿はかつての鍛冶屋や窯職人が住む地区に作られました。この神殿はギリシャ正教会の教会として使われていた時期もあることで知られているんですよ。
現在、観光客が目にする神殿は復元のものではありますが、一部を除いてペンテリ産の大理石を使った豪華な造りを楽しむことができます。パルテノン神殿同様ドーリア式の建築物で、その中ではヘラクレスの難行とテーセウスの英雄伝の彫刻をみることができます。アテネでのんびり観光するのにとてもいい場所です。
名称:ヘファイストス神殿
住所:Ancient Agora of Athens, Athens, Greece
5.アテネ国立考古学博物館
アテネ市内の中心に位置するアテネ国立考古学博物館もぜひ訪れたい観光地の1つ。ここはその充実したコレクションから世界で最も重要な考古学博物館とも言われているのです。黄金のマスクと呼ばれる有名な「アガメムノンのマスク」や哲学者の頭像などはぜひ間近で見てみてください。
夏季、冬季で開館時間と入場料が変わるのでご注意を。ただ日曜日を含む毎日開いているので観光しやすいスポットと言えそうです。館内に2つあるカフェも充実していると人気なんですよ。特別展示も定期的に行われていますが、常設展だけでも十分見ごたえ抜群です!
名称:アテネ国立考古学博物館
住所:28is Oktovriou 44, Athina 106 82, Greece
公式・関連サイトURL:http://www.namuseum.gr/
6.エレクティオン神殿
エレクティオン神殿はアテナイのアクロポリスの中にあり、パルテノン神殿の北側に位置します。6人の少女像を柱としたカリアティッドの玄関柱がとても有名な神殿です。紀元前5世紀末に建設されたこのエレクティオン神殿はドーリア式よりも細かく優雅なイオニア式建築物の代表。3mの高低差がある土地に建てられたため複雑な作りをしています。
少女像のオリジナルはアクロポリス博物館とイギリスの大英博物館にありますが、青空をバックに見る6人の少女像は圧巻。パルテノン神殿と比べると小ぶりではありますが、アテネで目にしておきたい観光スポットです。
名称:エレクティオン神殿
住所:Akropolis, Athens 105 58, Greece
7.リカヴィトス山
リカヴィトス山はアテネで最も標高が高い観光地です。標高277mの丘は松の木で覆われいて、頂上にはゲオルギオス聖堂、リカヴィトス劇場やレストランなどが。ここはアクロポリスを含めたアテネを一望することのできる観光スポットなのです。観光の際は麓から頂上までは30分おきに動くケーブルカーが便利。麓から最寄りの地下鉄の駅(エヴァンゲリスモス駅)までは徒歩で約10分です。
頂上からみる夕焼けとアテネの夜景は息をのむ美しさ!特に冬場の頂上は寒いので、夜景を見たい方は防寒対策もしてくださいね。頂上付近には景色を眺めながら食事ができるレストランがあるので、利用してみてはいかがでしょう?
名称:リカヴィトス山(Mount Lycabettus)
住所:Athens 99920, Greece
8.キクラデス博物館
名前の通りキクラデス文明の彫刻を中心に展示されているのがキクラデス博物館。アテネ市内の中心で、他の博物館とも近いためとても観光しやすい場所にあります。特に白亜像については他に追随を許さない充実度で、その分野で世界一の博物館との呼び声も高いのです。1985年にギリシャ人の建築家Ioannis Vikelasによってデザインされた建物はまるで豪邸のよう。中は数多くのキクラデス文明の大理石でできた彫像が、ショーケースの中に並びおしゃれな雰囲気を楽しめます。
素晴らしい展示内容にもかかわらずアテネの観光地としてあまり知られていないため、ゆっくり鑑賞することができるのもキクラデス博物館の良いところ。特別展示はもちろんのこと、子供のための催しや週末のワークショップなどイベントが多いのもこの博物館の特徴。おしゃれなカフェや観光のお土産が見つかりそうなショップも含めてぜひチェックしてみてくださいね。
名称:キクラデス博物館
住所:Neofitou Douka 4, Athina 106 74, Greece
公式・関連サイトURL:https://www.cycladic.gr/
9.ヘロディス・アッティコス音楽堂
アクロポリス内にあるヘロディス・アッティコス音楽堂。ここは161年にギリシャ人貴族ヘロディス・アッティコスが妻を偲んで建設された野外音楽堂で、アクロポリスの南西の斜傾を利用して作られました。アテネを代表する有名な観光地の1つで、日本でもCMなどで利用されているので見たことがある方も多いのではないでしょうか?
アクロポリスから見下ろすことができますが、その大きさに圧倒されるはず。加えてこの古代劇場遺跡は現在も音楽堂として利用されることがあるというから驚きです。観光のためだけに入場することはできませんが、タイミングがあればこの特別な場所で観劇を見てみてはいかがでしょうか?月明かりに照らされた音楽堂でみる観劇は特別なアテネ観光の思い出になること請け合いですよ。
名称:ヘロディス・アッティコス音楽堂
住所:Areopagitou Dionisiou, Athina 105 55, Greece
10.ベナキ博物館
アテネの繁華街コロナキ広場のすぐ近くにあるベナキ博物館はかつての豪族ベナキ家の邸宅を利用した博物館です。アテネでも高級住宅街の中にあるベナキ博物館ではギリシャの出土品はもちろんのことアジアやイスラムの彫刻、絵画、陶器やイコン、民族衣装など紀元前のものから現在に至るまで幅広い期間の素晴らしい展示をみることができます。
水曜日、金曜日は9:00から17:00、木曜日、土曜日は9:00から24:00まで開いているので夕食後にふらっと立ち寄ることもできますね。ちなみに木曜日は常設展を無料でみることができるのも観光客に嬉しいところ。上の階にあるカフェは観光地にもかかわらずお手頃な値段で美味しいと評判。観光客だけでなく地元の人が集う場所でもあり、カフェの利用だけなら入場料を払う必要はありません。アテネを散策中にひと休みするのにどうでしょう?
名称:ベナキ博物館
住所:Koumpari 1, Athina 106 74, Greece
公式・関連サイトURL:http://www.benaki.gr/
11.アッタロスの柱廊
アテナイのアゴラ内で注目したい観光スポットがアッタロスの柱廊です。
この柱廊は長さ115m、奥行き20mとギリシャで見られる通常の柱廊よりも規模が大きく、実際に見るととても迫力があります。高価なペンテリ産の大理石と石灰岩で作られた柱からは、複数の建築様式をみることができるのも重要なポイント。この建築手法は古代ギリシャやヘレニズム時代に一般的だったようです。観光の際にじっくり注目して見てみてくださいね。アッタロス柱廊は後に紹介する古代アゴラ博物館の展示室の前でみることができるので、併せて観光することをおすすめします。
名称:アッタロスの柱廊
住所:Adrian 24 24, Athina 105 55, Greece
12.古代アゴラ博物館
アッタロスの柱廊からアクセスできるのが古代アゴラ博物館。アテネには数多くの古代遺跡がありますが、遺跡巡りが目的の旅行ならここも欠かせない観光地です。
古代アゴラからの出土品を中心とした比較的こじんまりとした博物館ですが、5世紀から7世紀にかけての陶器や青銅、ガラス細工や彫刻、貨幣など幅広い展示をみることができます。中にはかの昔議員を決めるためのくじ引きの機械など数多くの興味深い展示もあるのです。アゴラ全体を見渡すこともできるため必見の観光スポットですよ。
名称:古代アゴラ博物館
住所:Adrianou 24, Athens 105 55, Greece
13.フィロパポスの丘
コンマゲネ王国の王子、フィロパポスのために造られた霊廟があるのがフィロパポスの丘。ここはアテネの中でも絶景が見られる観光スポットとして人気の場所です。看板などはないので見落としがちなところではありますが、アクロポリスの南西側、アゴラとの間に2つある出入り口のうちの1つがあります。頂上までは徒歩で15分から20分弱。気軽に立ち寄ることができるのが嬉しいスポットです。夏季限定ですが、麓付近にある野外劇場で民族舞踊の伝統的なパフォーマンスなども行われ、多くの観光客で賑わいます。
上からはアクロポリスやアテネ市内全体を望むことが。特に夕陽に照らされる姿や夜ライトアップされた姿などはアテネに観光に来たならぜひ見ておきたいところです。
名称:フィロパポスの丘
住所:Filopappos Hill, Thisseio, Athens, Athens 104 38, Greece
14.ビザンチン博物館
1914年にアテネに建てられたビザンチン博物館は25,000以上の展示物をもつ観光地。特にキリスト教、ビザンチン美術においては世界でも最も重要な博物館の1つと言えるでしょう。館内に入ったらその荘厳な展示物に圧倒されるはず。その中でもキリスト教の発展と、それに伴う建築様式についても詳しく展示がされており、陶器や壁画からは当時のアテネ近郊の人々の暮らしを垣間見ることができますよ。
カフェも併設されているので観光中の休憩場所にもいいかもしれません。ヨーロッパ史を語る上で絶対に欠かせないキリスト教とビザンチン美術をじっくり学ぶことができるアテネの観光スポットです。
名称:ビザンチン博物館
住所:Leoforos Vassilissis Sofias 22, Athens 106 75, Greece
公式・関連サイトURL:http://www.byzantinemuseum.gr/en/museum/
15.カプニカレア教会
アテネで最も古い教会の1つ、カプニカレア教会はアテネの中心街モナスティラキからシンタグマの通りの途中にあります。周辺が近代的な造りのためその古めかしい建物が目立つのでアテネ散策の際の目印になるでしょう。かなり小さな造りの11世紀に建てられた初期のキリスト教会です。アテネの都市計画の際に取り壊しの話も出たのですが、時の王オットーの父の提案によって保護されることになり、今もその姿を望むことができます。
派手な観光地ではありませんが、通りかかったら是非建物も見てみてください。古い趣のある建物には所々大理石が使われているのがわかるはずです。また教会外壁のレンガで造られた模様はタロワゾネという手法でアラビア文字を模したもの。内部には当時のフラスコ画も残っており、時代を感じることができる観光スポットです。
名称:カプニカレア教会
住所:Ermou & Kapnikareas, Athens 105 56, Greece
16.聖コンスタンティン・ヘレンメトロポリタン正教会の教会
1862年に完成したアテネで一番大きな大聖堂が聖コンスタンティン・ヘレンメトロポリタン正教会の教会。アテネの生神女福音大聖堂とも呼ばれます。ここは1842年の降誕祭に向けて造られた大聖堂で、その巨大な壁は72の聖堂を取り壊し、集められた大理石で造られたそうです。3人の建築家が携わり、完成までに20年を要したその姿はアテネのランドマークとして、観光スポットとして街の中心地ミトロポリス広場で望むことができます。
長さ40m、幅20m、高さ24mの大聖堂はドームを備えたバジリカ様式の建物で、国家の需要な式典や行事が行われる以外は観光客にも自由に解放されています。その荘厳な姿は一見の価値ありです。すぐ北側には小ミトロポリスとも呼ばれる聖エレフセリオス聖堂もあるのぜひそちらも訪れてみてください。
名称:聖コンスタンティン・ヘレンメトロポリタン正教会の教会
住所:Mitropoleos Square, Athens 999 20, Greece
17.アテネ戦争博物館
歴史的な遺産が多いアテネにおいて少し変わり種の観光地がアテネ戦争博物館。ギリシャ軍が運営しているここでは古代兵器から近代兵器やギリシャ軍の戦法などをみることができる興味深い観光地です。入り口では迷彩服の軍人が出迎えてくれます。荷物を入り口に預けてから館内へ。子供は無料、大人は有料ですが、アトラクションも含めて大人から子供まで楽しめる観光スポットなのです。
アテネ市街から比較的アクセスしやすい場所にあるのも観光客には嬉しいところ。館内にあるカフェやギフトショップなども好評なので訪れた際にはぜひ覗いてみてください。
名称:アテネ戦争博物館
住所:Rizari 2, Athens, Greece
公式・関連サイトURL:http://www.warmuseum.gr/
18.フリスボス・マリーナ
出典: Elpidoforos Papanikolopoulos
フリスボス・マリーナは地中海に面したアテネの美しい波止場。2002年に再開発されたこのエリアは多くのシーサイドレストランやバー、博物館や、野外シアターなどがひしめくアテネの中でも有数の観光スポットなのです。ヨット保有者や観光客のための高級なエリアとして造られただけあり、アテネの街中とはまた違った雰囲気を楽しむことができますよ。ボートと地中海の青い海を眺めながらの散歩は格別ですし、アテネ観光中のランチやディナーに最適なレストランがたくさんあります。
子供も楽しめる公園や小さな植物園もあるので家族連れでもゆっくり楽しめそうですね。またここ周辺の夜景は特に素晴らしいので夜に訪れるのもおすすめです。
名称:フリスボス・マリーナ
住所:Paleo Faliro, Athens 17561, Greece
19.イリアス・ララウニス・ジュエリー博物館
アクロポリス駅からほど近くにあるイリアス・ララウニス・ジュエリー博物館は名前の通りジュエリーの博物館。アテネでも観光地が多くある場所にあるこの博物館はまずその建物自体が美しく、一見の価値ありです。ギリシャ人ジュエリーデザイナーのイリアス・ララウニスが所有する博物館で、50のコレクション、4,000点以上のジュエリーや小さなオーナメントなどとともに宝石製造過程のビデオやジュエリー制作の歴史を学ぶことができます。
常設展では1940から1992年にかけての3,000点以上のジュエリーが展示されています。毎週土曜日には無料開放されているのも観光客にはうれしいところ。併設されているジュエリーショップの品揃えはジュエリー博物館ならではです。アテネ観光地の王道ではありませんが、特にジュエリー好きの方はチェックしてみてくださいね。
名称:イリアス・ララウニス・ジュエリー博物館
住所:Kallisperi 12, Athina 117 42, Greece
20.ゴーラドリス自然史博物館
アテネの北側にあるゴーラドリス自然史博物館は自然科学への興味や見識を高めることを目的として建てられた観光スポットです。アテネにある他の博物館と比べると小さめですが、恐竜、鳥類、昆虫や貝類、岩石などギリシャ近郊を中心とした様々な生態系が所狭しと並びとても見応えがあります。20,000以上にわたる植物のコレクションや環境学、地理学まで展示の内容は盛りだくさん。
カフェやギリシャ料理を出すレストランも手頃な価格だと人気。ギリシャの歴史、文化を別の視点からみることのできる興味深い博物館です。天気の良い日には庭でゆっくり過ごすこともできますよ。
名称:ゴーラドリス自然史博物館
住所:Levidou 13, Kifisia 145 62, Greece
公式・関連サイトURL:http://www.gnhm.gr/
21.ブリアグメニ湖
アテネ市街から車で約40分、昔は洞窟であったブリアグメニ湖はギリシャの天然温泉のような場所。ここの水温は年間を通して26度程度のため、冬でも泳ぐことができるのです。入場料はかかりますが、湖と言ってもサンベッドやパラソルその他の施設が整っているため1日中のんびり過ごすことも可能。湖の中にはドクターフィッシュがいて角質を取り除いてくれますよ。
観光施設ではありますが、大自然に囲まれていて秘境のような雰囲気。観光客だけではなく地元の人にも人気の隠れ家的な場所。家族連れ、カップルでも楽しめるのもいいところ。夜のライトアップも美しいので、ぜひアテネから足を伸ばして夜までゆっくり過ごしてみてくださいね。
名称:ブリアグメニ湖
住所:Vouliagmeni 166 72, Greece
22.アテーナー・ニーケー神殿
アテーナー・ニーケー神殿はアテネのアクロポリスにあるアテーナーを祀った神殿。アクロポリスの入り口、プロピュライア門の右側にある観光スポットです。ニーケーはギリシャ語で勝利を意味し、世界的に有名なスポーツブランドNIKEの名前はここから着想を得たという話も。スパルタとの長きにわたる戦争で勝利と、アテネがギリシャの主要なポリスになる願いを込めて勝利の女神を祀ったそうです。
4柱式のイオニア式のアテーナー・ニーケー神殿は建築家カリクラテスによる小ぶりながら美しい造り。ニーケーは翼のある女神ですが、アテーナー・ニーケーは翼がなかったため、「翼のないニーケー」とアテナイ人から崇められていたようです。残念ながらアテーナー・ニーケー像は現存していませんが、一部をアクロポリス博物館でみることができます。観光の際にはアクロポリス博物館にあるフリーズの一部も含めてチェックしてみてくださいね。
名称:アテーナー・ニーケー神殿
住所:Acropolis, Dionysiou Areopagitou, Athina 105 58, Greece
23.無名戦士の墓
アテネの中心地シンタグマ広場横の国会議事堂の前に無名戦士の墓はあります。ここには数々の戦争で犠牲になった兵隊のお墓が。普段はひっそりしているのですが、衛兵交代式が行われることもありアテネでも人気の観光スポットなのです。交代式は1時間ごとに行われて、特に日曜の午前中には大規模なものを見ることができます。交代式のない時間帯は国会議事堂の前にいる2人の衛兵と一緒に記念写真を撮ることも可能です。
ギリシャ兵の典型的なイメージとして観光客に人気の場所。アテネ市内観光の際に交代式とあわせてチェックしてみてくださいね。
名称:無名戦士の墓
住所:Leoforos Vasilissis Amalias | Syntagma Square, Athens 100 28, Greece
24.セントラル・マーケット
アテネ市内の中心地、モナスティラキ広場とオモニア広場のちょうど真ん中にあるセントラル・マーケット。ここは、観光客だけではなくアテネに暮らす主婦やシェフが通うとても活気のあるアテネの台所。生鮮食品はもちろんのこと、ギリシャの名物オリーブ製品、チーズなど眺めているだけでも楽しい観光地です。早朝6時頃から店が開き始め、15時ごろには店じまいが始まります。中には夕方まで開いている店もありますが、マーケットらしい活気ある姿をみるのであれば早い時間にいくことをおすすめします。
名称:セントラル・マーケット
住所:Athinas 42, Athens 999-20, Greece
25.パナシナイコスタジアム
ギリシャの首都アテネと言えば近代オリンピックが初めて開かれた場所としても有名ですよね。紀元前329年にパナテイア祭りの競技場として建設されたパナシナイコスタジアムは紀元前250年の改築、紀元前131年には大理石をともなって再建されました。
現在パナシナイコスタジアムは観光スポットとして見学できるようになっています。改修は行われているものの大理石で造られた壮大なスタジアムは圧巻。トラックの直線部が330mと他よりも長いのは古代オリンピックにならったからだそうです。4万から5万人を収容できる観な造りは一見の価値あり!表彰台に上がったり、歴代のオリンピックのポスターなども見ることができますよ。アテネならではの観光地、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
名称:パナシナイコスタズアム
住所:Leof. Vasileos Konstantinou, Athina 116 35, Greece
◎まとめ
いかがでしたでしょうか?ギリシャの中でも特にアテネには古代遺跡をはじめとした多くの観光資源があるのです。温暖な気候や博物館の数々は季節を問わず訪れることができるのも魅力の1つ。観光大国でありながら他のヨーロッパの都市に比べ、リーズナブルに旅行ができるのも嬉しいところ。定番から番外編まで新しいアテネの魅力を探してみてくださいね!