富山県砺波観光でチューリップと水と風景を満喫!厳選スポット5選!

画像出典:Anesthesia / PIXTA(ピクスタ)

富山県砺波観光でチューリップと水と風景を満喫!厳選スポット5選!

砺波(となみ)は富山県西部に位置する町です。砺波平野の中心部にあたり、田園の中に農家が点在する散居村の美しい風景と水に親しむ観光施設があることで知られています。

また、砺波はチューリップの球根の産地としても有名で、チューリップにちなんだ公園や大きなイベントが行われ、全国から多くの人々が観光に訪れます。

砺波の冬は豪雪地帯ですが、四季を問わず観光の魅力に溢れた町なので真冬に訪れてみるのもおすすめ。北陸自動車道の砺波ICやJRを使えば交通アクセスも良いので、ここでご紹介する観光スポットを中心に砺波の旅を楽しみましょう!

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富山県砺波観光でチューリップと水と風景を満喫!厳選スポット5選!

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1.砺波チューリップ公園

出典: Hiroko / PIXTA(ピクスタ)

チューリップは砺波の特産品であり、町を象徴する花。そんな砺波の市民に愛されるチューリップをテーマとした四季折々の花を観光で楽しむ事ができるのが砺波チューリップ公園です。

公園は7ヘクタールもの広さがあり、春には650種、250万本の色鮮やかなチューリップが観光客を迎えてくれます。公園のシンボル・チューリップタワーから見おろす大花壇の眺めは最高で、「絶景」といっても大袈裟ではないくらい素晴らしいので、春の温かい陽気と相まって砺波の観光を満喫できます。

また、夏の「カンナフェスティバル」では1万株のカンナの花が咲き誇り、冬の「チューリップ公園KIRAKIRAミッション」では約10万球のLED電球を使用したチューリップをかたどったイルミネーションやライトアップが美しく、季節を問わず、市民をはじめ多くの人々が観光に訪れます。

公園内や周辺には「五連水車」や一年中チューリップの花が楽しめる「チューリップ四季彩館」「砺波市美術館」「郷土資料館」など見応えのある施設も多いので、たっぷり時間をとって観光するのがおすすめです。

2.夢の平散居村展望台

「散居村(さんきょそん)」とは聞き慣れない言葉ですが、広い耕地の中に民家が散らばって点在することをいいます。ここ砺波ではその散居村の風景がとても美しく、人気の観光スポットになっています。集落の形態を眺めるには高い所が良いので、展望台が設置されていますよ。

散居村は、家の周囲が水田なので農作業には都合が良いですが、冬には厳しい風雪が直に吹き付けてきます。そのため砺波では家屋の周囲に「かいにょ」と呼ばれる個人専用の屋敷林を作りました。防風効果と燃料・建築材、あるいは柿などの実がなる樹木が植えられ、砺波の人々にとって大切なものだったのです。ちょっとヨーロッパの風景にも似た砺波の自然と文化が融合した観光ポイントです。

美しい風景に感動して散居村に興味が湧いたら「となみ散居村ミュージアム」や「かいにょ苑」に行ってみましょう。「情報館」や「伝統館」「交流館」そして「民具館」があり、散居の景観や伝統文化の魅力をたっぷり観光で楽しめます!

3.庄川水記念公園

庄川水記念公園は砺波を流れる庄川沿いに位置し、高さ36mの大噴水がシンボルの砺波でもユニークな観光の公園です。自然の景観を生かした遊歩道が心地よく、水と緑に癒やされながらゆったりした観光の時間が過ごせます。

園内には、古来からの砺波と水との関わりがよく分かる「庄川水資料館(アクアなないろ館)」や地元出身の彫刻家・松村外次郎の作品を展示した「庄川美術館」などの観光見学施設、特産の柚や木工品を扱った「庄川ウッドプラザ」や柚足湯などもあり、友人同士やカップルで訪れるのに最適です。

桜並木や紅葉も美しく、人気のイベント「水まつり」での盛り上がりなど、訪れる時季によっていろいろな楽しみかたができる砺波の観光スポットです。

4.庄川峡

庄川峡は砺波を流れる庄川に作られた小牧ダムの上流約15kmにわたる峡谷です。観光で訪れるなら観光遊覧船を利用するのがおすすめ。四季を通じて素晴らしい自然の風景が見られる、砺波の観光では欠かせないポイントです。春には桜、秋には紅葉が見事。25分ほどの短時間遊覧コースと70分ほどの大牧温泉遊覧コースとがあり、旅の日程に合わせて選べます。どちらも庄川峡の魅力が堪能できます。

大牧温泉は全国でも珍しい船でしか行くことができない秘境の一軒宿です。宿泊はもちろん日帰りコースもあるので、温泉につかって庄川峡の旅を思い切り楽しみましょう!通年観光できるので雪のあるシーズンに訪れるのもおすすめです。

5.砺波のイベント・祭り

砺波では年間を通じて多くの祭りや観光イベントが開催されます。花の祭典から勇壮なけんか祭り、一本勝負が人気の水祭り、気球によるバルーンフェスタとジャンルも様々で変化に富んでいます。私たちが砺波を訪れて気軽に観光できるイベントをここでご紹介します。

◆となみチューリップフェア

毎年4月から5月にかけて、砺波チューリップ公園をメイン会場として開催されるチューリップの祭典です。毎年デザインが変わる大花壇や会場から無料のシャトルバスで行かれる生産農家のチューリップ畑の絶景などが見どころ!これだけ数多くのチューリップに囲まれた時間をすごすことができるのはこのチューリップフェアならではの体験です。

◆となみ夜高祭り

となみ夜高まつりは砺波で毎年6月に行われる祭りです。大小合わせて約20の行燈が絢爛豪華を競うコンクールと、「突き合わせ」といって行燈と行燈を激しくぶつけ合うけんか祭りの部分とに分かれます。夜高祭りは砺波地方各地で行われ、行燈の大きさやぶつけ合いのやり方がそれぞれ異なりますが、豊年満作を祈る春の風物詩です。春に砺波を観光で訪れたらぜひこの祭を体験しましょう!

◆庄川水まつり

砺波の庄川水まつりは毎年8月に行われ、「水」で遊ぶことを楽しむ全国でも珍しいイベントです。水祭りの観光でイチオシなのは「流木乗り選手権大会」。この祭りのメインイベントになっています。

この選手権は砺波の庄川流域で行われていた流木作業を再現したもの。水に浮かべた太い丸太の上でバランスをとりながら、相手を先に水に落とした方が勝ちというシンプルなゲームですが、見ていて面白いのと優勝賞金がもらえることで地元ではたいへんな盛り上がりを見せます。観光イベントとしても絶対外せない見応えたっぷりの祭りですよ。砺波を訪れたらぜひ観覧を!

◆スカイフェスとなみ

砺波の秋の空を彩るのは「スカイフェスとなみ」のバルーンです。10月に散居の里で開かれるスカイスポーツの祭典で、この時期に砺波を観光で訪れたらぜひスカイフェス会場へ行ってみましょう。実際のバルーンの迫力とカラフルで優美な姿を間近で目にすることができますよ。

スカイフェスタとなみでは競技が行われる他に、バルーンの体験試乗もできるので、チャンスがあったら参加も可能です。空からの眺望が楽しめますよ。

◎まとめ

砺波にはとてもユニークな観光スポットがたくさんあることをご紹介しました。

チューリップが織りなす色鮮やかな花壇や、散居村、庄川峡の緑あふれる自然の風景など、砺波を観光で訪れて目にするものはどれも個性的で思い出に残るものばかり。年間を通して楽しめる施設やイベントがたくさんあります。

また、観戦すると思わず熱くなって声援を送りたくなるイベントも楽しいですね。富山へ旅行に行くなら、ぜひ砺波を訪れてみてください!

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