名称:カルマル城
住所: 1 Kungsgatan, Kalmar 392 33, Sweden
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カルマルは、スウェーデンの南東に位置するバルト海に面した町で、スウェーデンで最も古い港町。スモーランド地方の中心都市で、19世紀より産業の盛んな町として栄えました。
カルマルは、産業都市として近代化が進んでいますが、歴史的な建物や旧市街もあり、そこも観光の魅力。北欧らしい景色や、壮大な建築物を見ることができますよ。カルマルの代表的な観光スポットを3箇所ご紹介します。
1.カルマル城
カルマルの南部には、広大で緑豊かな市民公園があり、その奥の小さな島にカルマル城があります。12世紀に建てられた歴史の深い建物で、屋根の青銅板と外壁のオレンジ色のコントラストが特徴的。
周囲を海で囲まれた姿はとても壮大で美しく、観光客にも人気です。写真を撮る際は、市民公園から撮るのがおすすめ。一眼レフを持った観光客が沢山撮っていますよ。
またカルマル城は、1398年にスウェーデン、デンマーク、ノルウェーの三国によって結ばれたカルマル同盟が締結された場所としても有名。ぜひ歴史のあるカルマル城を観光してみてくださいね。
2.エーランド橋
エーランド橋は、スウェーデン本土のカルマルから東にあるエーランド島を結んでいる道路橋。スウェーデンでは最長で全長は6kmほどあり、人気の観光スポットになっています。
この橋は車しか通ることができないため、自転車や徒歩の人はフェリーを使用。フェリーから見る橋は、圧巻で美しいですよ。
特徴は、カルマル側にある船の渡航を妨げないように桁の高さを最大41mまで急激にあげているところ。最も低いところが6mほどのため、山形のような珍しい形状をしています。車で通っていても楽しいですよ。カルマルの近代化を象徴するような観光名所と言えますね。
名称:エーランド橋
住所:Kalmarsund | Route 137, Kalmar, Sweden
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3.カルマル大聖堂
カルマルの中心は、Kvarnholmenという島に集まっており、駅や案内所、観光名所も沢山あります。北欧らしいカラフルな家々が立ち並び、散歩するのがとても楽しいエリア。ホテルやレストラン、ショップなども沢山あるので、観光の中心になる場所です。
その中で、人気の観光スポットがカルマル大聖堂。広場に面して建つ大聖堂は、カルマル城と同様に青銅の屋根とオレンジの外壁を持つバロック様式建築物です。1660年から1703年にかけて建設された歴史ある大聖堂で、2008年から2013年にかけて保存保護のため手が加えられました。
内部は、真っ白の壁に金の装飾が施された、北欧のプロテスタントらしいさっぱりとした雰囲気。ミサも参加可能なので、おすすめです。
名称:カルマル大聖堂
住所:Stortorget, Kalmar, Sweden
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◎まとめ
カルマルの観光地をご紹介しましたが、いかがでしたか?3ヶ所ともカルマルを代表する、見逃せない観光スポットです。
スウェーデンの厳しい自然の中で見る、これらの観光地は素晴らしいですよ。また、バルト海で取れたシーフードも旅の楽しみの一つですね。港から上がったばかりの新鮮な魚介類を堪能してください。
スウェーデンの首都ストックホルムからカルマルまでは、電車では約4時間半、飛行機で1時間ほどで到着します。スウェーデン周遊の旅で、カルマルを訪れてはいかがでしょうか。