名称:High Level Bridge(ハイレベルブリッジ)
住所:Lethbridge, Alberta, Canada
カナダのアルバータ州南部にあるレスブリッジは、州内で4番目に人口が多い都市です。第二次世界大戦時に日系人が強制収容されていた歴史から、カナダの中で日系人の多い街としても知られています。
昔ウイスキー交易が盛んだったレスブリッジは、北アメリカの先住民族の暮らしや文化を知ることができる貴重な都市のひとつでもあります。
そんなレスブリッジには、名物ともいえる巨大鉄橋や自然あふれる公園、歴史や文化を学べる観光スポットなど見どころが満載!特に観光客から人気なのが、先住民族インディアンの暮らしぶりが分かるスポットです。そこで今回はレスブリッジのおすすめ観光スポットを、厳選して6ヵ所ご紹介いたします。
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大自然を味わいながらレスブリッジの歴史を学ぶ!おすすめ観光スポット6選
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1.ハイレベルブリッジ
レスブリッジに訪れたら見逃せないのが巨大な鉄橋、ハイレベルブリッジ。レスブリッジと言えば、この巨大鉄橋がとても有名!観光客が写真を撮らずにはいられないほどの存在感を放っています。
オールドマン川の上を渡っているハイレベルブリッジは、1909年に完成しました。長さ1,624メートル、高さ96メートルもある世界最大の鉄道鉄橋です。この巨大な鉄橋が、100年以上も前に造られたいうから驚きです。この鉄橋を通るのはほとんどが貨物列車。列車に乗って橋の上を渡る体験は、一部の豪華列車の乗客になるか列車をチャーターしないとできないのです。
レスブリッジを観光していると、何度となくハイレベルブリッジが目に入ってきます。運が良ければ、100両もの長い貨物列車が巨大鉄橋を渡る姿が見られますよ!その姿はまさに壮観。橋の近くに行ったり、遠くから眺めてみたりして鉄橋の大きさを実感してみてくださいね。
2.日加友好日本庭園
実はレスブリッジには歴史的に日本と深い繋がりがあります。第二次世界大戦時に、日系人が強制収容された場所が、ここレスブリッジでした。そのためレスブリッジには現在も多くの日系人が住んでいます。
そんなレスブリッジにあるのが、日加友好日本庭園。日本文化に興味がある観光客が立ち寄る、有名観光スポットです。日本とカナダの友好のために造られた日本庭園はとっても本格的!2ヘクタールの広さの敷地に一歩足を踏み入れれば、そこはもう日本。木造の日本家屋に枯山水の庭園、立派な庭園には鐘もあり、カナダにいることを忘れてしまうほどです。庭園内では茶室でお茶会をしたり、日本文化を紹介するイベントも頻繁に行われています。
園内は浴衣を着たスタッフが案内してくれますよ!「レスブリッジ観光に来てまで日本庭園?」なんて言わずに一度覗いてみて下さい。面白い発見があるかもしれませんよ!
名称:Nikka Yuko Japanese Garden(日加友好日本庭園)
住所:Mayor McGrath Drive & 7th Avenue South, Lethbridge, Alberta, Canada
公式・関連サイトURL:http://www.nikkayuko.com/
3.ヘンダーソン・レイク・パーク/Henderson Lake Park
ヘンダーソン・レイク・パークは日加友好日本庭園の東側にある、レスブリッジで一番人気のある公園です。美しい緑あふれる公園内には、ピクニックエリアや遊び場、散策やジョギングができる遊歩道もあり、地元レスブリッジの人の憩いの場になっています。公園周辺にはゴルフコースやプール、スケートリンクといった施設もあり、観光客がよく訪れる観光スポットのひとつなんですよ。
24ヘクタールもある大きなヘンダーソン湖は人工的に造られた湖で、水質の管理がきちんとされています。湖の周りには2.5キロメートルの遊歩道があるので、のんびりを散策してみましょう。もっと歩きたい方には、公園周辺に4.3キロメートルと長めの遊歩道もありますよ!
公園の緑豊かな自然を満喫したり、本を読んだり、体を動かして遊んだりと、年齢を問わず家族みんなで過ごせる絶好の観光スポットです。天気の良い日に公園で、1日のんびりと過ごしてみてはいかがですか?
名称:Henderson Lake Park
住所:2710 Parkside Drive South, Lethbridge, Alberta, Canada
公式・関連サイトURL:http://www.lethbridge.ca/Things-To-Do/Parks/Pages/default.aspx
4.ガルト博物館
レスブリッジや南アルバーター州の歴史を学べるガルト博物館は、毎年5万人以上が訪れる、人気の観光スポット。南カルガリー地方で最大といわれる博物館は、レスブリッジの市街地から少し離れたオールドマン川近くに位置します。1910年にガルト病院として建てられた建物が改装され、現在は博物館として使用されています。
小さな博物館の中には、17,000点以上の工芸品や60万点以上の文献が展示されています。数多くの写真も展示されており、レスブリッジの昔の様子が良く分かるでしょう。観光客から評判の良いギフトショップもありますので、帰りに覗いてみて下さいね!
駐車場からはハイレベルブリッジが望め、観光客の写真スポットになっています。博物館から望む素晴らしい景色もお見逃しなく!
名称:Galt Museum & Archives(ガルト博物館)
住所:502 - 1st Street South, Lethbridge, Alberta, Canada
公式・関連サイトURL:http://galtmuseum.com/
5.Fort Whoop-Up
レスブリッジはかつてウイスキーの交易が盛んな街でした。白人入植者と先住民族であるインディアンがウイスキーや銃を毛皮と交易した場所が、ここFrot Whoop-upだったのです。 「大騒ぎの砦」という意味を持つFrot Whoop-upでは、その交易場所を再現しています。先住民の歴史を学べる施設として、レスブリッジを訪れる観光客からも人気の高いスポットです。
復元されたFrot Whoop-upは木造の要塞のような建物で、施設内ではインディアンのワイルドな生活の様子が分かりやすく展示されています。また当時の様子を再現した劇を見ることもでき、楽しく歴史を学べるのがFrot Whoop-upの魅力。観光客からも興味深く、面白い施設だと評判も高いのです!
Frot Whoop-upはオールドマン川沿いにあるインディアンバトルパーク内にあります。インディアンのワイルドな世界を覗いてみましょう!レスブリッジを観光する際にはぜひ足を運んでみてくださいね。
名称:Fort Whoop-Up
住所:200 Indian Battle Park Rd, Lethbridge, Alberta, Canada
6.ヘッド・スマッシュト・イン・バッファロー・ジャンプ
ヘッド・スマッシュト・イン・バッファロー・ジャンプとは、大平原の中にある大きな崖のこと。先住民ブラックフット族がバッファローをこの崖に追い込み、狩りをしていた遺跡です。北アメリカで最も古いバッファロー猟の遺跡として、世界遺産にも登録されています。レスブリッジから大平原の中を車で約35分走らせた場所にあり、たくさんの観光客が訪れています。
崖の近くにある資料館は、人気の観光スポット!6000年以上もの間行われてきたバッファロー狩りの様子が、映像や展示品を通して分かりやすく説明されています。実際に狩りが行われていた崖もしっかりと見学することができますよ!ブラックフット族の末裔から直接話を聞くこともでき、新たな発見があるはすです。
崖の上から壮大な景色を望み、大迫力の狩りの様子を想像してみませんか?レスブリッジ市内の観光だけでなく、少し足を延ばして立ち寄ってみて下さいね!
名称:Head-Smashed-In Buffalo Jump
住所:Fort Macleod, Alberta, Canada
公式・関連サイトURL:http://jp-keepexploring.canada.travel/things-to-do/exp/head-smashed-buffalo-jump-interpretive-centre
◎まとめ 日本にはない歴史と文化を堪能しよう!
いかがでしたか?レスブリッジは日本では味わえないスケールの大きな自然や、歴史、文化が学べる興味深い街。日本との関係も深い街なので、外から見た日本を見てみるのも面白いのではないでしょうか?
ロッキー山脈に近いレスブリッジは夏は涼しく過ごしやすいため、観光には夏に訪れるのがおすすめです。毎年8月に行われるお祭り、フープ・アップ・デイズに合わせて訪れると、より楽しい旅になること間違いなしですよ!ぜひ今回紹介したレスブリッジの観光スポットに足を運んでみてください。