ファッションブランドH&M発祥の地!ヴェステロースでの観光スポット6選

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ファッションブランドH&M発祥の地!ヴェステロースでの観光スポット6選

スウェーデンの首都ストックホルムから西へ100kmに位置するメーラレン湖岸の都市ヴェステロース。周辺地域を合わせると人口およそ14万2千人の街です。もともとこの街は紀元1000年以前のバイキング時代に入植が始まった、スウェーデンの中でもかなり古い街なんです。18,19世紀ごろはきゅうりがよく採れたことから「きゅうりの町」なんてユニークな名前で呼ばれていたそうですよ。現在はスウェーデン有数の工業と小売業の街として栄えています。

日本でも大人気のスウェーデンのファッションブランド「H&M」第1号店はこのヴェステロースでオープンしたんですよ。見どころいっぱいなヴェステロースのおすすめ観光スポットをご紹介します。

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ファッションブランドH&M発祥の地!ヴェステロースでの観光スポット6選

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1.ヴェステロース大聖堂

ヴェステロース大聖堂は、ヴェステロースの都心部の北側にあるヴェステロースの司教座聖堂教区とカトリック教会の教区教会です。13世紀に建てられ、その後幾度も改築されていますが、エーリク・ルンドベリィ教授の指導の下1958年から1961年に大幅に大改修され今の姿になりました。特徴的な91.8mのトンガリ屋根が目印の教会です。

この教会の中には163体のお墓が収められてあり、カララ大理石の棺に収められたスウェーデン国王エリック14世をはじめ、その他スウェーデンの著名な人物のお墓も収められています。教会の中にタイプの違う4つのパイプオルガンが設置されているのも珍しいポイントですね。ヴェステロース中央駅から徒歩圏内でアクセスしやすい大聖堂は、ヴェステロース観光のお勧めスポットです。ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

2.Växhuset

出典: commons.wikimedia.org

Växhusetは学校跡地に1996年オープンした文化・教育センター。ローカルビジネス・非営利団体・教育協会がアクティビティを企画しています。施設には260人の従業員、1日2000人のビジター、週175本のアクティビティ、年間310本のイベントの実績をもつVäxhuset。会議室・コンサートホール・イベント・アートコーナー・カフェを持つ多角的利用施設です。観光客にも楽しめるようなイベントも行われていますよ。

中核となる部分はお互い知識や経験を交換したり、アイデアを形にしたいと考えている人々などが集う場所となっています。年齢・バックグラウンド・興味などもそれぞれ、普段の生活でなかなか接触のないような人々が、団体やビジネスの境界を越えて出会うことができるという北欧らしいクリエイティブなスペース。
垣根なく人との出会いを与えてくれる場所は、観光客にとっても嬉しいですよね、よりヴェステロースを深く知れる機会になりそうです。ぜひ観光してみてくださいね。

3.Vallby Friluftsmuseum

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ヴェステロースの観光スポット、Vallby Friluftsmuseumはヴェステロース中心地から北へ約2km行ったところにあります。行き方はヴェステロース・シティセンターからバスに乗り、ミュージアム近くのバス停 "Brandstation"で下車します。

ここはヴェステロースが属しているヴェストマンランド県の1921年ごろの暮らしを何から何までそっくりそのまま再現していて、当時の人々の暮らしをリアルに垣間見ることができます。街での暮らし・農場の生活・人と生活する動物・自然草森林の牧草地や田園風景など、まるで自分がその時代にタイムスリップしてきた感覚になってしまいます。小腹が空いたらダイニングレストランでお茶やランチも楽しめます。観光お土産にアート・クラフトショップで、ここならではの陶器・シルバージュエリー・ガラス製品を探してみませんか?すてきなお気に入りの逸品が見つかるかもしれませんよ。

4.Anundshög

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ヴェステロースにあるAnundshögは、高さ9m、直径64mあるスウェーデンで一番大きい埋葬古墳です。ここの古墳は紀元前900年ごろつくられ、当時の国王Bröt-Anundが埋められていると考えられています。紀元前500年から中世まで、ここは神に生け贄を捧げる祭事の場所として人々が集まったところでした。ここはヴェステロースを代表する遺跡といえるでしょう。しかし中世のはじめごろ何らかの権力争いが起こったと思われ、遺跡には王家の名前も無く、そびえ立っていたと思われる石柱も倒され荒らされてしまったようです。

この場所は年中24時間オープンしています。ヴェステロース観光で太古の時代に思いをはせるには最高の場所なのではないでしょうか。夏の白夜の季節の頃の観光には夜、冬の季節は明るい日中に行かれることをお勧めします。

5.Bondtorget

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Bondtorgetはヴェステロース・スクエアの西側の部分です。丸石畳の広場はもともとは11世紀頃のキリスト教埋葬地で、13世紀頃は墓地として使用されていました。この辺りには可愛らしいヴェステロースの古き良きカラフルな町並みが並んでいます。その中のあるピンクの家屋が1972年に火事になり、なんと16000枚以上の重さ18kgのシルバーコインが屋根と壁の間から発見されたんですよ!古いもので1412年、新しいもので1518年のものです。コインの多くはヴェステロースで造られたもので未使用。恐らくその当時に隠されたものであろうと考えられています。

そんなレトロで可愛い町並みが魅力のBondtorget周辺には、お洒落なカフェ・バー・レストランなどが沢山ありますので、ヴェステロース観光の合間にぜひ立ち寄ってみてくださいね。

6.Frösåkers Museum

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ヴァイキング船・中世時代の船・伝統を継ぐボート・北方ボート・チャーチボート等々あらゆる木製のボートがある船上史博物館「Frösåkers Museum」。ここは通年してオープンしている水上博物館でもあります。ボートのレプリカ・修復船・ヴァイキング時代のオリジナル船が25隻あります。博物館にある「フラッグシップ」は、スウェーデンのスコーネ海岸沖で見つけた最大の1300歯車のあるレプリカ船です。

ヴァイキングたちの暮らしを再現した小さなヴァイキング村もあって、醸造所・ワークショップ・夏のカフェ・バーベキューとサウナなどが楽しめますよ。古代の北欧の人々の様子が肌で感じられ、ヴァイキング時代を知る勉強にもなりますそうですね。ここにあるカフェでは、手作りのケーキとペイストリーが食べられます。ヴァイキング船を眺めながら、コーヒーと一緒に甘いものはいかがでしょう!

◎まとめ

ヴェステロースはストックホルムから列車で1時間ほどの距離。少し足を延ばして行けるのも嬉しいポイントですね。散策するのにも程よい大きさで、観光スポットも程良くあるヴェステロース観光の旅に出かけてみませんか?この街に今も残るいろんな歴史の顔は、日々発展し続ける現代社会に左右されることなくありのままで残されています。一方で若者に人気のマラレン湖畔のように、どんどんと新しいものが建築されているホットなスポットもあるんですよ。

古いものと新しいものがクロスするヴェステロースの街の発展をぜひ実感ください。日本のガイドブックにまだあまり載っていない街ヴェステロース、オススメですよ!

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