カナダ東岸の情緒漂う港町!ハリファックスのオススメ観光スポット6選

画像出典:Darryl Brooks/Shutterstock

カナダ東岸の情緒漂う港町!ハリファックスのオススメ観光スポット6選

カナダの南東端近くに位置するハリファックスは、同国の大西洋岸地域で最大の都市です。バスコシア植民地の総督府として古くから栄え、観光客も多く訪れる港町として知られています。カナダ東岸の文化と経済の中心都市であるハリファックスには、観光の見どころもたくさんあるんですよ!今回は、風情ある港町のハリファックスで、絶対に訪れたいおすすめ観光スポット6選をご紹介します。

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カナダ東岸の情緒漂う港町!ハリファックスのオススメ観光スポット6選

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1.ウォーターフロント

出典: Inazuma/PIXTA(ピクスタ)

港町ハリファックスの「ウォーターフロント」は、町の顔ともいうべき観光エリア。イギリスの影響を大きく受けているハリファックスの港周辺には、英国風パブが軒を連ねています。なかにはビール工場もあるので、ハリファックスの美しい港をバックにぜひ地ビールを頂きましょう。

周辺には水揚げされたばかりの新鮮なシーフードを提供するレストランも多く、いつも観光客や地元の人々で賑わっています。観光客向けのインフォメーションセンターもあり情報収集にも便利。ほかに、国定史跡に指定されている観光スポット「移民博物館ピア21」もあります。

天気が良ければ、遊覧船で海上散策を楽しむのもおすすめ。港の周りをホバー船で軽く巡るツアーもありますよ。ウォーターフロントには趣ある建物も多く、船から眺める港の景色も見応え充分です。

2.ハリファックス・シタデル国定史跡

出典: shaunl

港の背後にそびえる「ハリファックス要塞(シタデル)」は、8つの稜堡をもつ星型要塞。同じく星型要塞のある都市ということで、五稜郭をもつ函館とハリファックスは姉妹都市になっています。ハリファックス要塞は18世紀にイギリスによって築かれ、徐々に今日の姿へと強化されました。

シタデルの入口へ向かう途中には、1803年に建てられた時計台もあります。要塞の上からは街が一望できるほか、衛兵の交代式が見られたり、ケルト民族の衣装をまとった楽隊によるバグパイプの演奏を聴けたりと面白い観光イベントが目白押しです。運が良ければ、衛兵さんと一緒に写真撮影も可能。要塞の建物は博物館となっており、館内では軍事関係の資料も展示されています。

3.フィッシャーマンズ・コーブ

出典: RnDmS

「漁師の入り江」を意味する「フィッシャーマンズ・コーブ」は、ハリファックス中心地から車で約20分程度の場所にあります。小さな半島状に突き出たこのエリアには、ハリファックスの民芸品を扱うショップやアートギャラリー、レストランなどが並び、どこからともなく観光客が集まります。

フィッシャーマンズ・コーブは、獲れたてのシーフードが食べられるグルメスポットとしても人気。ここでは特にロブスターやアトランティックサーモン、イギリス名物のフィッシュ&チップスなどが評判です。
日本では見かけないような大きなロブスターに、きっと驚くでしょう。美しいサンセットもお見逃しなく!

4.大西洋海洋博物館

出典: Kelly Mercer/Flickr

ハリファックスは、歴史上2つの大事故に関連しています。1つは有名な「タイタニック号事件」。1912年に、当時世界最大の旅客船だったタイタニック号はイギリスを出港し、ニューヨークに向かう途中に大西洋で沈没しました。その沈没地点から最も近い港湾都市だったハリファックスの船が、乗客の救助に当たることになったのです。

もう1つの大きな事故は、あまり日本では知られていませんが「ハリファックス大爆発」と呼ばれています。1917年にハリファックスで火薬を積んだ船が衝突・爆発した事故で、飛び火により町の大部分も焼失してしまったのです。

「太平洋海洋博物館」には、この2つの大きな事故に関する資料や遺品、写真等が展示されています。ハリファックスの歴史を知るうえで重要な観光スポットですので、ぜひ足を運んでみてください。場所はウォーターフロントのすぐ近くです。

5.ペギーズ・コーブ

出典: aprott

ハリファックスの中心部から車で約40分のところに、小さな漁村「ペギーズ・コーブ」があります。人口たったの60人ほどにもかかわらず、日本でも広く知られているこの場所。実は、2010年に公開された日本映画『ハナミズキ』のロケ地なんです。

この村の名物といえば、岩畳にそびえる白い灯台。海岸には灯台と海を一望できるポイントがあり、ここから眺める夕日は特に美しいと評判です。村内にはギフトショップや宿泊施設、美術館など小さい村ながら見どころがたくさんあります。ハリファックス市街からは少し離れていますが、時間がある方はぜひ。

6.ハリファックス・パブリック・ガーデン

出典: brytta

「ハリファックス・パブリック・ガーデン」は、1836年に開園したハリファックス市民の憩いの場です。
園内にはカフェがあり、のんびりコーヒーを飲んだりランチをする市民や観光客の姿がちらほら。ゆっくり散歩しても30分かからない程の広さなので、ハリファックス観光の息抜きや朝の散策におすすめですよ。

◎まとめ

歴史的な建造物や国定史跡があり、魅力たっぷりのハリファックス。情緒漂う港町ハリファックスでは、観光スポットだけでなく水揚げされたばかりの新鮮なシーフード、さらには夕日や夜景まで楽しめます。飛行機ならトロントから約2時間半、モントリオールからは1時間半ほどでアクセス可能。バスや鉄道、フェリーなどもあるので、カナダ東部を訪れる際はぜひハリファックスの観光も検討してみてください。

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